アパートに雨戸がない!台風で窓ガラスが割れないようにするには?

台風シーズンになると窓ガラスが割れないかが心配という人は多いと思います。

シャッターや雨戸がある家であれば、台風の時には閉めてしまえば安心です。

でも、マンションやアパートによっては、雨戸やシャッターがないこともありますよね。

そこで今回は、雨戸がない賃貸物件で、台風で窓が割れないようにする方法と
それでも窓が割れてしまった時の対処法についてまとめました。

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アパートに雨戸がない!台風の時どうする?

アパートやマンションを借りる際、台風が多い地域でない限り、
窓にシャッターや雨戸があるのか確認している人はあまりいないと思います。

私も賃貸物件に住んでいますが、
部屋を決める際の決め手になる条件にしたことは一度もありません^_^;

でも、近年ではどこの地域でも台風が直撃する可能性があるようになってきましたよね。

台風シーズンになると、窓に雨戸やシャッターがないことで
『うちの窓ガラス、割れないだろうか・・・』
と心配になる人も多いのではないでしょうか。

それに、窓に打ち付ける雨の激しい音や、
風でガタガタと窓が動く音がうるさくて気になって仕方ない
ということもありますよね。

まあ、シャッターでも風でうるさいのは変わりないですが(-_-)

また、大きな窓には雨戸があるけど、小窓にはないからどうしよう?と思うことも。

で、窓ガラスを割れないようにする方法をいろいろと探してみたんですが、
割れた時の飛散防止の紹介が多いなぁ~といった感じ。

確かに割れた時に被害を最小限にする為の方法としてはありがたい情報だけど、
いや、私が知りたいのは割れない方法なんだよな~と。

賃貸物件だから、雨戸やシャッターを勝手につけることはできないし、
難しいことなんだろうなと思いつつ、
私なりに窓ガラスが台風で割れないようにする方法を考えてみましたよ。

台風で窓が割れないようにする方法は?

まず、台風で窓が割れないようにするには、窓をしっかりと守る必要があります。

でも、賃貸だからシャッターや雨戸は取り付けられない…。

そのため、これからご紹介する方法も「絶対に窓ガラスが割れない方法」ではないことは
理解してくださいね。

あくまで「窓ガラスをできるだけ割れないようにする方法」です。

 台風で窓が割れる原因を排除する

台風の時には強い風と激しい雨が降りますよね。

台風の大きさにもよりますが、
台風の時の風は、太い木をなぎ倒したり、車が横転するくらいの強さがあります。

ということは、普段大丈夫と思っているような重いものでも
簡単に飛ばされてしまうということです。

台風が来る前にベランダの荷物は室内へ

ベランダに置いている物が、台風の風によって飛んだり倒れたりして
窓ガラスを傷つける可能性があります。

鉢植えや、ベランダ用のスリッパなどは
台風がやってくる前に室内へ移動させておくと安心です。

またよしずなども外しておく方がいいですね。

これらのものは、自分の部屋の窓を割る可能性だけでなく、
風に飛ばされて隣りの部屋の窓や近隣のお宅の窓を傷つけてしまうこともあります。

ご近所トラブルを避けるためにも片づけておくといいですよ。

台風対策として、物干し竿も外しておく

物干し竿は窓と並行になってるし、風で窓に当たるイメージがないかもしれませんが、
台風の強い風によって少しずつ竿がずれて、
竿をひっかけている台から外れてしまう可能性があるそうです。

その外れた竿の先端が風の勢いで窓ガラスに当たれば、割れてしまいますよね。

物干し竿も台風が来る前に台から外しておくと良いですよ。

伸縮性の竿なら、短く縮めてしまえば室内に入れておくこともできますよね。

もし室内に置くのが難しい場合には、
ベランダに置いておくだけでも危険度はグッと減ります。

 台風で窓が割れないようにする方法

台風で窓が割れないようにするには、
先ほども言いましたが『窓ガラスを守る』ことです。

窓ガラスを台風から守るためには、シャッターや雨戸のように窓を外から覆います。

窓ガラスを外からダンボールで覆う

最も簡単なのは、段ボールを使うことです。

ダンボールを窓枠に合わせて隙間なくしっかりとテープで固定します。

ダンボールなら、台風が去った後は細かくして燃えるごみで簡単に処分できます。

ダンボールがずぶ濡れになると強度が弱まってくるので、
テープはダンボール全体に使うと強度が増しますよ。

大きな窓には、大量のテープが必要になってきそうですが(^_^;)

また、台風の雨と風で剥がれてしまっては、
段ボールが風に飛ばされて逆に凶器となってしまいますので、
隙間なくしっかりととめるようにしましょう。

窓ガラスを外からアクリル板で覆う

ダンボールだと心許無いという人は、
アクリル板やプラスチック板を使う方法もあります。

雨に濡れて強度が落ちることがないのでダンボールより安心できるかも。

ただ、段ボールよりもしなりがあるので、
その点はダンボールよりもマイナス点にはなります。

窓ガラスの外に木の板をつける

最も安心な方法は、木の板で窓ガラスを覆うことです。

あまり分厚いものではなく、薄めの板を用意しましょう。

本来なら釘で打ち付けたいところですが、賃貸物件なのでできません。

板をダンボールなどと同じようにテープで固定していきます。

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テープは粘着性の強いものを使う

ご紹介した『どれで窓ガラスを覆う』としても、
この際に使うテープはできるだけ粘着性の強いものを使うことがおすすめです。

雨風で簡単に剥がれてしまっては、何の意味もないですからね。

ただ、粘着性の強いテープだと跡が残ってしまうのが心配になると思います。

そこで、私がテープ跡を残さないために良くやるのは、
先に養生テープを貼っておき、その上から粘着の強いテープを貼る方法です。

養生テープは跡が残らないテープですので、剥がした後もきれいなままです。

養生テープを貼る前に、貼る部分の汚れを取っておくと剥がれにくくなり安全ですよ。

台風で窓ガラスが割れないように守るには、
基本的には外から窓を覆うしか方法はありません。

ですので、その覆うものに何を使うのか、どんなテープを使えばいいのか
を決めるだけということになります。

 窓ガラスが割れることも想定しておこう

窓ガラスが100%割れない方法は残念ながらありません。

ですので、やはり台風で窓ガラスが割れることも想定して
飛散防止の対策も取っておく方が良いと思います。

窓ガラスに養生テープを貼る

窓ガラスにバツ印になるように養生テープを貼ると、
窓の補強にもなり、割れた時に飛散するのを防ぐこともできるそうです。

縦や横に貼るのではなく、バツ印のように斜めに貼るのがポイントですよ。

飛散防止フィルムを貼る

飛散防止用のフィルムを貼っておけば、
養生テープのように、台風のたびに貼ってまた剥がしてということをしなくてすみます。

飛散防止フィルムはホームセンターや100均などにも売っていますので、
手軽に手に入れることができますよ。

ただ、シワなく綺麗に貼るのは窓が大きくなるほど難しくなるので、
専門の業者に貼るのをお願いするのもひとつの手です。

一度貼れば半永久的にそのままでいいので、業者に頼むのもいいかなと思います。

カーテンは閉めておく

ダンボールや板などで窓を塞いでしまえば、外からは見えなくなるので
カーテンは不要だと思ってしまいがちですが、台風の時は必ずカーテンを閉めておきましょう。

万が一窓ガラスが割れてしまった時、
カーテンを閉めておけばガラスの破片が飛び散るのを防いでくれますよ。

台風で窓が割れてしまった。賃貸はどうなる?

さて、台風で窓が割れないようにダンボールや板を外側から貼ったとしても
窓ガラスが割れてしまうことはあります。

そして、飛散防止の対策を取って被害は最小限に抑えることができたとしても
窓ガラスが割れてしまったことには変わりがないですよね。

賃貸のアパートやマンションの窓ガラスが、
台風で割れてしまった場合どうしたらいいのでしょうか。

割れてしまってから慌てて調べなくてもいいように、
確認しておくといいですよね。

 台風で窓ガラスが割れた時、賃貸の場合はどうする?

すぐに管理会社に連絡をする

賃貸物件の窓ガラスが割れた場合には、
速やかに物件の管理会社に連絡をしましょう。

大きな台風だった場合には、管理会社の人がすぐに来れない場合があります。

割れたガラスなどを片付けたいと思いますので、
念のため被害の状況を写真に納めて、証拠を残しておくようにすると良いですね。

台風で割れた窓ガラス、修理代は誰が負担する?

賃貸の窓ガラスが割れた場合、その修理代は誰が負担するのか。

それは割れた理由によって変わるようです。

台風で割れたといっても、
どのように割れたのか、その原因が重要になってくるそうです。

先ほどご紹介したように、
ベランダなど窓ガラスの近くに飛んでしまうものを置いていなかったかがポイント。

もしベランダに物を置いていて、その物が原因で窓ガラスが割れてしまった場合には
あなたに非があるとして、
住居者であるあなたが修理費を負担することになる可能性が高いそうです。

思いもよらない場所から台風によって物が飛んできて窓ガラスが割れてしまった場合には、
あなたには全く非がないため、大家さんが修理費を負担してくれます。

一般的な物件の契約では、
ご紹介したように、住居者に非があるかどうかで負担する側が決まってきます。

このような『その損害について誰が負担するのか』については、
物件の契約書などに必ず書いてありますので、
念のため確認しておくと、いざというとき安心だと思いますよ。

雨戸がないアパートでの台風対策 まとめ

雨戸がない賃貸のアパートやマンションは多くあると思います。

台風の時、割れないようにダンボールや板などで窓ガラスを衝撃から守ると良いですね。

さらに、万が一割れた場合の為に、
ガラス自体にも飛散防止の対策を取っておくとさらに安心。

ちなみに、古い賃貸物件ほど窓ガラスが薄いらしいので、
築年数が古いアパートやマンションにお住いの方ほど
しっかりとガラスが割れない対策を検討してみたほうがいいと思いますよ。

台風で被害がでないことを祈ってます。

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