独身女性や若者も終活はしておくべき!エンディングノートに残すこと

「終活」という言葉を聞いても、高齢者がしておくことというイメージがあり、
若い人の中には、まだまだ私には必要ないでしょ?
と思っている人が多いのではないかと思います。

でも、突然事故に遭い命を落としてしまう可能性は
ゼロではありませんよね。

そんな時、両親や親せきなど身近にいる人が、

あなたの友人達に連絡することができるでしょうか。
あなたの身の回りの整理ができるでしょうか。

そう考えると、年齢に関係なく終活ってしておくべきではないかと思いませんか?

そこで今回は、終活の中でも、最低限残しておきたい情報を
どのように整理しておくと良いのかについてご紹介します。

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独身女性でも終活は必要?

終活は、高齢になった方が、自分が亡くなった後に子ども達が困らないように
葬儀に関する希望や、預金情報などを書き記しておくものというイメージが強いです。

でも、自分が亡くなった後、
荷物の整理や手続等を誰かにしてもらわなければいけないのは、
高齢者に限ったことではありませんよね。

一人暮らしの独身女性の場合、
両親や友人も知らないことがたくさんあると思います。

例えば、交友関係。

自分が亡くなったら、そのことを知らせて欲しい相手のことを
両親は知っていますか?

名前は知っていても、連絡先を知らなかったりしませんか?

他にも、パソコンやスマホで契約しているアプリ。

これも、伝えておかないと
あなたが亡くなった後も料金を支払い続けなければいけなくなる可能性がありますよね。

つまり、高齢者に限らず、
すべての人に終活は必要なことなんです。

では、最低限どんな情報を残しておけば良いのか、
見ていきましょう。

 友人など交友関係の情報

まずは、スマホの電話帳やSNSなどを頼りに、
自分の友人、知り合い全員を思い浮かべてみましょう。

その中で、両親も知っている人や仕事関係の人は除外していきます。

次に、亡くなったことは、すぐに知らせてもらわなくても
それとなく伝わればいいかなと思える人を除外していきましょう。

例えば、高校や大学の同級生だけど、同窓会などでしか会わないような友人や
趣味仲間なんだけど、友人を介してしか交流がない人、
SNSでしか繋がっていない人などが該当しそうですね。

そして、残った友人や恋人が、
自分が亡くなったときに知らせて欲しい人達となります。

その友人や恋人の名前や連絡先を、
エンディングノートに残しておきましょう。

 口座情報

最近はネット銀行なども普及しており、通帳が存在しない口座がありますよね。

そのような口座を持っている場合は特に、
口座情報を残しておく必要があります。

キャッシュカードの保管場所のほか、
銀行のホームページのURLや連絡先も残しておくと良いです。

両親がパソコンがあまり得意でない場合、
キャッシュカードの場所が分かっても、どう手続きしたら良いのか分からないからです。

ただし、パスワードは絶対に書き残さないでください。

パスワードは再発行してもらうようにし、再発行手順も残しておくと良いですね。

 スマホのアプリ課金情報

スマホで、月額料金が発生するアプリを利用している場合は、
その情報も残しておきましょう。

放置してしまうと、自分が亡くなった後も料金が請求されてしまいます。

スマホからの解約方法も残しておくと親切ですね。

 副収入があればその情報も

フリマアプリやインターネットで販売している、売り手側の立場だったり、
インターネットビジネスで収入を得ているなどの場合、
先に口座を解約してしまうと、せっかくの収入が入らなくなってしまいます。

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このような情報も分かりやすく残しておき、
収入が途切れてからそれらの解除手続きと口座解約をするように書き残しておきましょう。

 見られたくない情報にはロックを

自分がいなくなった後でも、
この画像は見られたくない!とか、この情報は知られたくない!
というものがあるかもしれませんね。

まずは、スマホやパソコンに残っている画像や情報を整理してみましょう。

見直してみて、いらないと思うものは捨ててしまい、
残しておきたいけど、見られたくないものはロックを設定しておきます。

ロックされていれば、
よほどのことがない限りロック解除してまで見ようとはしないでしょう。

ロックの方法は、スマホやパソコンによって違いますので、
「スマホ 画像 ロック」「パソコン ファイル ロック」などで検索してみてください。

終活で使うエンディングノートはダウンロードがおすすめ

ここまでご紹介した内容は、最低限残しておきたいことになります。

そのため、他にも、葬儀に希望があれば残したり、
荷物の処分方法について希望があれば残していくことになります。

終活用に「エンディングノート」という名前で、
本屋さんにもたくさんの種類のノートが並んでいますが、書く内容はどれもほぼ同じです。

それに、やはり高齢者向けに作られているものが多く、
自分には必要ない項目もいくつかあったりします。

そのため、エンディングノートのおすすめはダウンロードです。

Wordでダウンロードできるサイトであれば、
不要な項目を消したり、ない項目を追加したりと
自分だけのオリジナルエンディングノートをつくることができます。

また、面倒な手書きをする必要もなく、
パソコンで打ち込んでから印刷することもできるのでラクですよ。

更に、情報を更新したり修正したい時も、
元データを保存しておけば、更新や修正後に再印刷すれば良いので、
使い勝手も良いですね。

このように利便性が高いので、
私はWord版のエンディングノートをダウンロードして利用しています。

サイトによっては、PDF版でしか提供していない場合もありますので、
いくつかのサイトを見て、自分に合ったものを選ぶと良いですよ。

エンディングノートを作成したら、
両親などに保管場所を知らせておきましょう。

飼っている動物のための終活

終活というと、自分のことばかりになってしまいがちですが、
動物を飼っているなら、その動物のことも考えてあげる必要があります。

もし自分が突然いなくなってしまった時、
ご両親はその後世話をしてくれると約束してくれていますか?

例えば、ご両親がペット禁止のアパートなどで暮らしている場合、
お願いできないですよね?

可愛がっている生き物が、自分がいなくなった後も幸せに暮らせるよう
その後の飼育を引き受けてくれる人を確実に見つけておくことが大切です。

また、その引き受けてくれた人に環境や状況の変化がありますので、
もし引き受けるのが困難になったときには知らせて欲しいと
お願いしておくようにしましょう。

自分がいなくなった後も、可愛いペットが幸せに生きていけるよう、
また、引き受けてくれた人が困らないよう、
食べ物や好きなこと、クセなど、ペットに関する情報をたくさん残しておくと良いですよ。

まとめ

今回は、特に独身の人が残しておくべき終活の情報についてご紹介しました。

「死ぬのなんて、まだまだ先」と思っていても、
いつ何が起きるか分かりません。

自分が亡くなった後に、整理に困らないようにだけでなく、
自分のためにも、年齢に関係なく終活はしておいた方が良いです。

また、今の自分を見つめ直すことや、身の回りを整理するという点でも、
終活は良いきっかけになると思いますので、
ぜひ、やっておきましょう。

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