私、ANAカードでマイルを貯めて旅行に!とコツコツと頑張っています^^
すでにANAカードを何年も持っていますが、
『マイ・ペイすリボ払い』を利用すると年会費が割引されたり、ポイントが2倍になるということを最近知りました。
まあ、私が調べなかっただけなんですけどね(;^ω^)
そこで今回は、マイ・ペイすリボの手数料をできるだけ少なくして、
年会費割引やポイント2倍の特典を受けちゃう計算方法をまとめてみました。
マイ・ペイすリボとは?
マイ・ペイすリボは、
ANAカードの中でも三井住友カード(VISA)のサービスです。
私、長年ANAカードを使っていてもちろん『マイペイすリボ』の名前を知っていたんですが、
リボ払いって手数料が高くてもったいないと思っていたので、
全く調べる気がなかったんです。
見て見ぬふりってやつです(;^ω^)
きっと私と同じような人、多いんじゃないかなと思います。
でも最近、『マイルをもっと効率よく貯める方法はないかな~?』と調べたら、
マイ・ペイすリボを利用するとポイントが2倍になるということが分かって。。。
しかも年会費も安くなるって!
そんなお得なことあるなら調べなきゃっ!ということで、
やっと調べる気になったわけです。
『マイ・ペイすリボ』は一般的なリボ払いと同じで、
毎月設定した金額で支払っていくという支払い方法のことです。
・利用枠:~200万円
年率15%って高いですよね(>_<)
うまく利用しないと、特典よりも支払いの方が増えてしまいそうです。
マイ・ペイすリボの特典と受けられる条件
マイ・ペイすリボを使うことで「年会費の割引」と「ポイント2倍」の優遇が受けられますが、それぞれ優遇を受けるための条件を知っておく必要があります。
《マイ・ペイすリボでの特典とその条件》
この2つのほかにも、お買い物安心保険のサービスを受けることもできます。
三井住友カードのホームページから調べてみると、だいたい上の表のようなことが書いてあります。
でも・・・いまいち分かりづらい。
もう少し分かりやすくしてみますね。
ANAカードの年会費割引を受ける
ANAカード(三井住友カード)の年会費割引の優遇を受けるには、
『マイ・ペイすリボ』の登録をし、
リボ払い手数料を支払う月が年に1回以上あるという条件が必要になります。
この条件を満たすと、翌年の年会費が割引になるんですね。
例えば年会費を支払う月が1月だったとすると、
1月~12月までの1年間のうちいずれかの月で最低1回「マイ・ペイすリボ」払いをして手数料を発生さていれば、翌年1月の年会費が割引となるということです。
割引後の年会費はこんな感じ。
私はワイドゴールドカードを持っているので、3,850円もお得になるんですよ!
カードを持ってからのこの数年、知らなかったことが悔やまれます・・・(T_T)
ちなみに、ワイドゴールドカードに限り、
Web明細とマイペイすリボ払いの両方の割引が適用できます。
両方登録すれば、年会費10,450円になるので、4,950円もお得になるんですよ~。
ANAカードのポイントを2倍にする
三井住友カードのポイントを2倍でもらうには、
『マイ・ペイすリボ』の手数料を毎月発生させる必要があります。
ポイント2倍になる条件が、
【手数料の支払いが発生した月の請求額に付与されるポイント】
だからです。
なので、ずーっとポイント2倍の特典を受け続けるためには、
毎月必ずマイ・ペイすリボの手数料を発生させないといけないということ。
マイ・ペイすリボの毎月の支払い最低額は、
一般とワイドは5,000円、ワイドゴールドは10,000円なので、
毎月この最低額以上ANAカードで買い物をしていないと意味がないわけです。
三井住友カードのポイント付与率は通常0.1%、つまり1,000円で1ポイントの付与なので、
マイ・ペイすリボの特典で2倍になれば、1,000円で2ポイント付与となり、
マイルが貯まりやすくなってくれます。
マイ・ペイすリボ手数料計算方法
まずは、マイペイすリボの手数料ってどうやって計算されているのか
分かりやすく解説したいと思います。
私が15日締め翌月10日支払いのカードなので、この締め日で計算したいと思います。
あ、ちなみに、月末締め翌月26日払いは、三井住友カードのホームページにありますよ。
リボ払いの手数料計算はちょっとだけめんどくさいです。
リボ払い残高 × 15% × (支払日翌日から締め日まで) ÷ 365
①リボ払い残高×15%×(締め日の翌日から支払日まで)÷365
②リボ払い残高×15%×(支払日翌日から締め日まで)÷365
①と②の合計
うるう年は366日での計算になるし、
支払い日が土日や祝日の場合は、その分ずれるので注意です。
この計算で算出された手数料が翌月の支払いに加算されていきます。
私、この計算式を見ても最初はさっぱりでした。
めんどくさいって分かってるから拒否反応もあるんでしょうね(;^ω^)
なので、分かりやすく具体的に例をあげてみようと思います。
3月15日の締め日までに合計で50,000円の買い物をした。
4月10日からの支払いでマイ・ペイすリボ払いをする。(10,000円)
まず、1回目の支払いである4月10日には、
50,000円のうち10,000円が引き落としになります。
4月10日の支払いまでは、リボではない普通の支払いと同じなので手数料はありません。
そして、4月10日に50,000円払うべきなのに10,000円しか支払わなかったということは、
本来支払うべきだった40,000円を借りている状態と同じになります。
なので、支払日の翌日である4月11日からリボ手数料が発生するということになります。
そしてここから1回目の計算式になってきます。
【リボ払い残高 × 15% × (支払日翌日から締め日まで) ÷ 365】に当てはめてみます。
リボ払い残高は、40,000円、
支払日翌日から締め日までは、4月11日~4月15日の5日間となるので、
40,000円 × 15% × 5日間 ÷ 365日 = 82.1…
小数点以下は切り捨てなので、手数料は82円となります。
82円の手数料は、5月10日の支払い(4月15日締め分)に加算されるので、
5月10日は10,000円+82円で10,082円の引き落としになります。
では、次に2回目以降の計算です。
4月15日までの手数料はすでに計算されているので、4月16日からの手数料分の計算になります。
次の支払い日5月10日までは、リボ残高は40,000円のままなので、
①の計算【リボ払い残高×15%×(締め日の翌日から支払日まで)÷365】に当てはめて計算すると次のようになります。
リボ払い残高は40,000円、
締め日の翌日から支払日までは4月16日~5月10日の25日間となるので、
40,000円 × 15% × 25日間 ÷ 365日 = 410.9…
で410円の手数料となります。
さらに、5月10日に支払いをしてから次の締め日5月15日までの手数料も計算します。
5月10日にリボ払い残高から10,000円を支払っているので、
5月11日にはリボ払い残高は40,000円 – 10,000円で30,000円になっていますよね。
なので、②の計算【リボ払い残高×15%×(支払日翌日から締め日まで)÷365】でいう
リボ払い残高は40,000円ではなく30,000円になります。
支払日翌日から締め日までは、5月11日~5月15日の5日間なので、
30,000円 × 15% × 5日間 ÷ 365日 = 61.6…
この5日間の手数料は61円となります。
①と②の合計なので、
410円+61円で471円が手数料として6月10日の支払い額に加算されるということです。
ここから先は、2回目と同じ計算を繰り返すことになります。
5月16日~6月10日までは30,000円で計算、6月11日~6月15日までは20,000円で計算して、
7月10日の請求額に加算される。
っといった感じです。
カレンダーにまとめるとこんな感じ。
赤○は支払日、☆は締め日です。
緑色の点線範囲が5月10日の引き落としに加算される手数料分、
青色と赤色の点線が、6月10日の引き落としに加算される手数料分です。
このように計算していくと、自分が払うべき手数料も分かるし、
手数料を少なくする調整もできるようになりますね。
マイ・ペイすリボ手数料を最小限にしたい
マイ・ペイすリボを利用すれば、
年会費が安くなったり、ポイントが2倍になったりといった特典が付くわけですが、
そもそも15%のリボ払い手数料は高い!
何も考えずにマイ・ペイすリボ払いをしていては、
もらえる特典よりも払う手数料の方が高くて損してしまう・・・ということも十分にあり得ます。
例えば先ほどの例のように、50,000円の買い物をして、
ワイドゴールドカードの支払い最低額10,000円で毎月リボ払いをした場合、
50,000円を5回に分けて支払いするので、6ヶ月間(最後の月は手数料だけ)かけて、
1,259円の手数料を支払うことになります。
こんなに手数料を払うなら、
リボ払いなんかにしないで特典受けなくてもいいやって思っちゃいます。
だから、ちゃんと計算して手数料をできるだけ安くして特典を受けたいわけです。
オイシイとこ取りってやつですね(`∇´ )♪
『マイ・ペイすリボ』は、毎月の支払金額を設定しておくことで、いちいち設定しなくてもリボ払いになってくれるわけですが、
追加で払いたい時や支払い金額を減額したい時の支払額調整も可能です。
なので、毎月支払い額を調整することで、
「手数料を発生させつつ最小限の手数料金額しか払わないようにする」
というのが一番お得なやり方になります。
リボ払い手数料を1円にするには?
リボ払い手数料を発生させつつその金額を最安にするということは、
毎月のリボ払い手数料を1円にすればOKですよね。
そうすれば、毎月1円の発生×12ヶ月、たった12円でポイントは2倍になるし、
年会費は安くなります。
現実的には12円にするのはムリですが。。。
ちなみに、年会費を安くしたいだけでポイントは別に倍じゃなくていいというのであれば、
どこかの月で1円発生させればOKですしね。
では、1円の手数料にするには、リボ払い残高をいくら残せばいいのか?
その計算は、先ほどの計算式を利用すれば分かります。
【リボ払い残高 × 15% × (支払日翌日から締め日まで) ÷ 365 = 1円】
にしたいわけなので、
1円 × 365日 ÷ 5日間 ÷ 15% = 486.6…
で、リボ払い残高が487円あれば、リボ払いの手数料は発生する計算になります。
ただ、うるう年の場合は366日計算になるので488円以上にしないとダメだし、
支払日が休日で支払日がずれた場合には、5日間ではなく4日や3日などで計算しないといけない月も出てきます。
つまり、毎月計算しないで487円にしてしまうと、
手数料が発生しない月が出てくる可能性があるということ。
その点は注意しないといけないということですね。
先ほどの例でいくと、
3月に50,000円の買い物をしているので、3月中に支払い額の増額設定をします。
リボ払い残高を487円にすればいいのですが、
増額は1,000円単位でしかできないので、残高が487円以上残るようにするとなると、
4月10日に49,000円支払いをして、1,000円残せばいいことになります。
マイ・パイすリボの増額設定は、支払い額を設定するのではなく増額の設定なので、
もともと設定してある10,000円を除いた39,000円を増額します。
これで、リボ払い残高は50,000円 – 49,000円で、1,000円になります。
1,000円 × 15% × 5日間 ÷ 365日 = 2円の手数料が発生となるという計算です。
今回50,000円とピッタリの金額で例にしましたが、
例えば50,450円だった場合には、支払いを50,000円にしてしまうとリボ払い残高が487円以下になってしまうので、1,450円残さないといけないし、
50,600円だった場合には、支払いを50,000円にしてリボ払い残高を600円残しておけば
手数料1円以上は発生します。(支払日がずれたりうるう年の場合は1円以下になります)
このように計算しながら調整していけば、
1円という最小限の手数料で特典を受けることができるということです。
最低価格で設定し毎月増額するのがおすすめ
マイペイすリボ払いは、設定した金額で支払いをするのが基本ですが、
設定した支払い額から増やしたり減らしたりして、毎月の支払額を変えることができます。
ただし、1円単位で変更できるわけではなく、
増額の場合は1,000円単位、減額の場合は10,000円単位でしか調整ができません。
なので、マイ・ペイすリボの設定金額は、設定できる最低価格にしておくといいです。
一般やワイドカードなら5,000円だし、
ワイドゴールドカードなら10,000円ということですね。
それか、毎月必ず支払いが発生すると分かっている金額の最低ラインで設定してもいいと思います。
そして重要なのが、毎月絶対に支払い額の修正を忘れないこと!です。
忘れてしまうと、リボ払い残高がたくさん残って手数料が高くなってしまうので、
注意ですよ!
設定忘れが不安な人や、年会費を安くするだけで良いという人は、
設定金額を高くしておいた方が安心だと思います。
マイ・ペイすリボ手数料を最小限にまとめ
『マイ・ペイすリボ』は、リボ払いで手数料の年率が高いので利用しようなんて思ってもいなかったけど、登録して利用することで嬉しい特典があるならぜひ利用したい!
でも、最初に登録だけして放置しておくと、
リボ払い手数料がとんでもないことになってしまいます。
ちょっとめんどくさいけど、毎月計算をして支払い額の調整をしてくことで、
リボ払い手数料を最小限に抑えながら、年会費割引やポイント2倍の特典が得られます。
毎月支払額を増額することさえルーチン化できれば、大変なことではないはずだから、
頑張ってコツコツやっていこうと思います(^^♪
毎月買い物で請求が発生する場合の計算方法は、こちら↓の記事で詳しく書いてます。