ANAカードマイルを貯めやすいのは?一般とワイド、ワイドゴールドで比較

ANAマイルを貯めて旅行に行きたい!

と考えるなら、ANAのクレジットカードを持つのが一番です。

でも、ANAカードの種類が多くてどれを選べばいいのか悩みます。

そこで今回は、ANAカードの一般、ワイド、ワイドゴールドの3つの中で、
どれが一番お得にマイルが貯まるのか?徹底的に比較してみました。

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ANAカード種類による違い

ANAカードの一般、ワイド、ワイドゴールドの違いについてまずはざっくりと比較します。

他にもカードの種類があるのに、なぜこの3つで比較するのかというと、
私や私の身近にいる人たちのような、
ごく一般的な人が手にできるカードで比較しないと意味がないかなと思ったから。

ANAの公式ページを参考にまとめた一覧がこちらです。

一般カードは年会費が安い分、更新時の付与マイル数や交換レートなどが少なく、
ワイドゴールドカードは年会費が高い分、それらが多いという違いがあることが分かります。

そして、ワイドゴールドカードは一般とゴールドのちょうど間という感じですね。

でも、もそれぞれのカードに付く特典って
具体的にどのくらいお得なのか、これだけを見てもいまいち分からないのが正直なところ。

要は、

・高い年会費払ってでも特典がいい方が結果的にはお得でマイルが貯まりやすいのか?
・安い年会費でもそれなりにしっかりマイルが貯まってってくれるのか?

そこが一番カード選びの際に重要な部分だと思うんですよね。

ただそれって、使い方によって人それぞれ。

ってことで、
具体的にどんな人ならどのカードでマイルが貯まりやすいのかを
私なりに調べてみることにしました。

どのカードでマイルを貯める?

ANAの一般カードとワイドカード、ワイドゴールドカード、
どんなタイプの人だとどのカードがいいのかをそれぞれまとめてみます。

 ANA一般カードでマイルを貯める

ANAの一般カードは年会費(2,200円)が一番安いカードです。

しかも初年度は年会費が無料になる点も、一般カードのみの特典。

なので、収入が多くない人でも手軽に持てるカードだと思います。

一般カードは、普段の生活の中でクレジットカードを利用することでマイルを貯める、
いわゆる『陸マイラー』の人に適したカードだと思います。

なぜかというと、ワイドカードやワイドゴールドカードより特典面で劣っているのは、
搭乗ボーナスマイルやANA航空券購入マイルなど、
『ANAの飛行機に乗ったときの特典』がほとんどだからです。

普段の買い物でのポイント還元率は、
ワイドカードやワイドゴールドカードと同じ。

マイル交換を手数料6,600円を払って10マイルレートで交換したとして、
マイルの有効期限が一般カードだと2年なので、2年に1回マイルに交換したと仮定しても、
年会費2,200円と3,300円(手数料6,600円を2年で割る)で5,500円なので、
手数料を足しても高いという印象はなさそうです。

なので、

・会費が高いのは嫌
・マイルは貯めたいけど、飛行機をそれほど利用しない

という人で、
普段のお買い物でANAカードを使ってコツコツマイルを貯めていくタイプの人なら
一般カード向きだといえると思います。

 ANAワイドカードでマイルを貯める

ANAのワイドカードは、ゴールドカードほど年会費が高くないのにも関わらず、
ゴールドカードと同等に近い特典があるのが特徴だと思います。

特徴としては、ANAの搭乗マイルが25%も積算されることや、
継続特典で2,000マイルもらえることです。

まずは、ANAの飛行機に乗る頻度がそれなりにある人は、
搭乗ボーナスマイルが高いワイドカードにした方がマイルが貯まりやすいです。

ではその頻度はどのくらいかというと、
距離にもよるけどだいたい年に1回程度飛行機に乗る人は、
一般カードよりワイドカードの方がいいと思います。

ただ、それらが7,975円を払ってまで受ける特典であるかどうかが問題ですよね。

それは結構単純な計算で分かります。

継続ポイントの2,000マイルですが、普通に買い物で貯めようとするといくらになるのか?

1,000円=10マイル(厳密には1,000円=1ポイント=10マイル)に交換できるわけなので、

2,000マイル ÷ 10マイル × 1,000円 の計算で、20万円も買い物をしないと貯められません。

一般カードでも1,000マイルはもらえるので、一般カードとの差として考えても、
1,000マイルは10万円の買い物分になるので7,975円の年会費を払ってでも2,000マイルをもらった方が得だと言えると思うんです。

更に、飛行機に乗ったときの搭乗ボーナスマイルの比較でも分かります。

例えば、ワイドカードの人が
名古屋(中部)から沖縄(那覇)までの区間で、スーパーバリューなど安い運賃でANAの飛行機を利用すると、片道で757マイルが積算されます。

これが、搭乗ボーナスマイルで25%上乗せされた分ということですね。

一般カードだと、同じ区間を同じ料金で利用しても10%しか上乗せされないので、
片道666マイルしかもらえません。

この差は91マイル、お金に換算すると9,100円も違ってくるんですね~。

往復ならもっと差は大きくなります。

そう考えると、ある程度の距離がある区間であれば年に1回飛行機を利用するだけでも、
十分に年会費よりもお得な特典だということが分かります。

なので、個人的には一般カードを持つくらいならワイドカードを持った方がお得にマイルが貯まるんじゃないかと思います。

※フライトマイルの計算は、
ANA公式ページのANAフライトマイル・プレミアムポイントシミュレーション
で調べることができます。

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 ANAワイドゴールドカードでマイルを貯める

ANAワイドゴールドカードは、
ゴールドカードなのに年会費がそれほど高くないのが特徴かなと思います。

と言っても、15,400円は高いですけどね(;^ω^)

ANAワイドゴールドカードの特典としては、ワイドカードとほぼ変わりがありません。

ワイドカードとの違いは、
ANA航空券購入のポイント付与率と、マイル交換時の手数料(6,600円)が不要という点。

それと、ワイドゴールドカードだと『空港ラウンジが利用できる』のも
ゴールドカードならではの特典です。

私、使ったことないけど(;^ω^)

でも、ワイドカードとワイドゴールドカード、
この2枚の年会費の差額7,425円を上回るお得感がないとゴールドにする理由がないですよね。

ワイドゴールドカードは、
飛行機に乗る頻度が多い人がお得になる特典が多いので、
年に2~3回以上ANAの飛行機を利用する人は、ワイドゴールドカードの方がお得だと思います。

ワイドカードとワイドゴールドカードとの違いを具体的に比較してみます。

まずは、ANAの航空券購入によるポイント付与。

例えば、名古屋(中部)ー沖縄(那覇)までの航空券を11,000円で購入したとします。

ワイドカードは100円=1.5マイルなので、165マイルが積算されることになります。

ワイドゴールドカードの場合は、100円=2マイルなので、220マイルもらえちゃいます。

この差は55マイル。

お金に換算して考えてみると、5,500円分も違ってきます。

同じ料金でANAを往復利用したとすると、
ワイドゴールドカードとワイドカードで付与されるマイルの差は55×2で110マイル。

110マイルはお金で考えると11,000円分にもなります。

この時点で、ワイドカードとワイドゴールドカードの年会費の差額を超えたお得感があることが分かります。

私が良く使う区間でマイル計算しているので、
もしもっと短い区間で年に1回程度しか飛行機を利用しないなら、ワイドカードの方がいいですし、もっと長い区間での利用なら年に1回ではなく2年に1回程度でもワイドゴールドカードの方がお得な可能性も高いです。

そして、もう一つの違いである、貯まったポイントをマイルに交換する際の手数料(6,600円)が不要で、1,000円=1ポイント=10マイルに交換できるという点。

ちなみに手数料無料で1,000円=1ポイント=5マイルに交換するのは、
もったいないので無視しています。

これは単純な比較で、
『どのくらいの頻度でマイル交換をするか?』で考えることができます。

年に1回はマイル交換をしているなら年間で1回分の6,600円が必要になりますよね。

そしてワイドカードとワイドゴールドカードの年会費の差額は7,425円。

この差は825円(7,425-6,600)。
年に1回マイルを交換しても、ワイドカードの方が825円安く済むんです。

ということは、マイル交換頻度が年1回以下の人だと、
ワイドゴールドカードの方が損だということになっていきます。

つまり、マイル交換だけで考えると、
最初からワイドカードの方に軍配が上がっているわけです。

あとは、先ほどのANA航空券購入によるマイル積算のお得感と
マイル交換頻度を比較してどっちが得か?
を考えていくということになっていきます。

例えば私の場合、2年に1回マイルを交換しているので、
ワイドカードとワイドゴールドカードの年会費の差額(7,425円)が2回分で14,850円。

マイル交換だけで比較すると、
ワイドカードよりも14,850円-6,600円で8,250円損していることになっているんですが、

先ほどの例で、年に1回、中部ー那覇便のANA航空券購入の往復で11,000円分得している計算になっているので、私の場合は、ワイドゴールドカードを持っていた方が得になると考えることができます。

また、ANAカードの種類によって、ANASKYコインへの交換率も変わるので、
このことも踏まえると、ワイドゴールドカードの方がお得になるんです。

なので、年に数回旅行するけど実際にANAの飛行機を利用するのは年に1往復程度
という私ですが、ANAのワイドゴールドカードを持っているんですよ^^

マイルを使って飛行機を予約しようと思っても、便が制限されてたり使えない期間があったりして利用したい飛行機でマイルが使えないことはよくあります。そんな時に便利なのがSKYコインですが、ANAマイルとSKYコイン、どっちで飛行機を予約した方が得なのかなど違いがいまいち分からない。

ANAカード比較まとめ

ANAの一般カード、ワイドカード、ワイドゴールドカードの3枚のクレジットカードを
どんな人がどのカードを持つとお得なのか?マイルが貯まりやすいのか?
を具体的に例を挙げて比較しました。

私個人的には、
ANAのマイルを効率よく貯めるのであれば、
一般カードよりワイドカードの方が確実にお得なんじゃないかなと思います。

そして、さらにANAの飛行機を年に数回利用する人なら、
ワイドカードよりもワイドゴールドカードの方がお得にマイルを貯めることができると思います。

年会費だけで比較していると結果的に損してしまうこともあるので、
ちゃんと比べてカードは選んだ方がいいですね。

さて、楽しい旅に出かけるためにマイルを貯めるぞー!

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