ANAカードを作るならJCBとVISAどっちがお得?比較してみた

ANAカードを作ってマイルを貯めようかなと思って、
ANAカードのホームページを見ていると、いろんな種類があってどれがいいのかよく分からない。

一般カードとかワイドカードとかワイドゴールドカードとか…もあるけど、
その前にカード会社(VISAとかJCBとか)もたくさんあって迷ってしまいますよね。

カード会社はどこにしたって会費は同じだし、何も変わらないんじゃないの?

と私も思ってましたが、
実は使い方によって受けられるお得なサービスが違い、得られる特典に差が出てくるんです。

そこで今回は、数あるANAカードの中からJCBとVISAの2種類を比較、
どちらがお得なのかをまとめてみました。

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ANAカードのJCBとVISAに違いはあるの?

ANAカードのホームページを見ていると、
JCBカードとVISAカードの違いを見つけることは難しいですよね。

一般カードもワイドカードもワイドゴールドカードでも、
それぞれ年会費も同じだし、マイル換算率も同じですからね~。

カードのランクごとに比較して見えてくる違いはたった1点だけ。

例えば一般カードだと、10マイルコースでポイントを移行する際の移行手数料が、
VISAカードだと6,600円だけどJCBカードだと5,500円で良いという点。

なので、どちらのブランドのカードを作ろうかと悩んでも、
『VISAの方が使えるお店が多そう』とか『ハワイでトロリーが無料になるからJCBで』とか
なんとなくの理由で決めることが多いのかも。

私がそうだから(;^ω^)

でも、実際にはVISAとJCBの違いはこれだけじゃなかったんです。

どちらのカードも上手に使いこなせば、
年会費が安くなったりポイントが2倍になったりするんですが、
実は、VISAとJCBでその条件や割引額が違うため、
使い方によってはお得感が全然違ってくるんですよ。

では、何がどう違うのかを比較していこうと思います。

 年会費の割引額が違う

ANAのJCBカードもVISA(三井住友)カードも、
条件を満たせば翌年の年会費が安くなるというサービスがあります。

三井住友(VISA)カードで年会費を割引にするには?

まずはVISAカードから。

三井住友VISAカードは、WEB明細を申し込むだけで年会費を安くすることができます。

WEB明細とは、その名前の通りご利用明細を郵送ではなくネットで確認するというものです。

インターネットで『Vpass』という三井住友カードのページにログインすれば、
請求額や明細を確認できるので、ネット環境に疎くなければ簡単なことだと思います。

たったこれだけの申し込みをするだけで、年会費が安くなるならぜひそうしたいですよね。

ちなみに割引はこのような感じです。

うん、これだけでもちょっとお得感はありますね♪

でも、もっと割引額の良い方法があります。

それが、『マイ・ペイすリボ』というリボ払いのサービスを利用すること。

リボ払いと聞くと、
手数料めっちゃ取られるんじゃないの!?というイメージがどうしてもあると思います。

私も昔、別のカードで知らないうちにリボ払い設定になっていて、
かなりリボ払い手数料で損をした記憶があって、ちょっとトラウマだったりします( 一一)

っと、話を戻して・・・

このマイペイすリボの申し込みをして、
年に1回以上リボ払い手数料を支払っていれば、翌年の年会費が割引となります。

年に1回でいいので、どこかの月で1円以上のリボ払い手数料が発生すればOKということ。

この条件を満たせば、

こんなにも安くなってくれます。

ちなみに、WEB明細では家族会員の年会費は割引になりませんが、
こちらの条件を満たした場合は、家族会員の年会費も安くすることができます。

家族会員の年会費割引は、三井住友カードのHPで確認してくださいね。

ただ、残念なことに、ワイドゴールドカード会員以外の人は、
この2つの条件を両方満たしていても、両方の特典を受けることはできません。

両方の場合は、割引の高い方であるマイペイすリボの割引が適用されます。

ワイドゴールドカードのみ、両方の特典を受けることができて、
年会費14,500円から4,950円も割引されて、年会費10,450円になるんです。

これはかなりお得感あります。

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JCBカードで年会費を割引にするには?

では次にJCBカードです。

JCBカードには、WEB明細を利用することによる年会費割引は残念ながらありません。

でも、別の方法で年会費の割引サービスはあります。

それは『スマリボ』というリボ払いを利用すること。

スマリボに登録して、年に1回以上カードを利用していれば年会費が割引となります。

つまり、スマリボの登録は必要だけど、スマリボは使わなくてもOKだということです。

JCBカードは割引ではなくキャッシュバックという言い方をしていますが、
要は同じですよね。

この条件を満たせば、

・一般やワイドは、最大1,375円の割引
・ゴールドは、最大5,000円の割引

が適用されます。

これは、ちょっと分かりにくいんですが、
一般カードだと年会費が2,200円なので、1,375円キャッシュバックとなるので、
年会費が825円になるし、
ワイドゴールドカードだと年会費が15,400円なので、5,000円のキャッシュバックで、
年会費が10,400円になります。

ワイドカードは、7,975円から1,375円しかキャッシュバックされないので、
6,600円にしかならず、割引としてはちょっと残念な感じ。

でも、これだけの特典は嬉しいですよね。

割引後の年会費を一覧にしてみると、こうなります。

 ポイント2倍の条件は同じ!?

ANAのJCBカードも、VISA(三井住友)カードも、
ポイントが2倍になるという特典があります。

それは先ほど年会費で紹介したリボ払いを利用することです。

JCBカードなら『スマリボ』、VISA(三井住友)カードなら『マイ・ペイすリボ』という名前のリボ払いです。

それぞれ、このサービスを登録し、毎月リボ払い手数料が1円以上発生すれば
リボ払い手数料が発生した月の請求額に対して付与されるポイントが2倍になってくれます。

ただ、これは条件も特典内容も全く同じなので、JCBとVISAで違いはないんですね。

でも、全く同じというわけでもないんです。

これは、それぞれのリボ払いの方法や手数料の計算が異なるので、
ちゃんと調べる必要があります。

ざっくり言うと、
三井住友VISAカードは『マイ・ペイすリボ』登録時に毎月支払う金額を自分で決められるのですが、
JCBカードでは『スマリボ』では、利用残高に応じて毎月支払う金額が決められていて、
自分で設定できない(残高スライドコース)という点が違ってきます。

また、『スマリボ』では初回利用からリボ払い手数料が発生するというのも、
『マイ・ペイすリボ』と大きく異なる点です。

ANAマイルが一番早く貯まるのはANAカードを持つこと。JCBカードの『スマリボ』を利用することで年会費が安くなったり、ポイントが2倍になったりします。そこで今回は、スマリボでリボ払い手数料をできるだけ少なくしてポイント2倍をもらう方法を考えてみました。

なので、リボ払い手数料をできるだけ少額にしてポイント2倍の特典を受けたい場合には、
三井住友VISAカードの方がいいということになります。

マイ・ペイすリボを上手に使いこなせば、リボ払い手数料を極力少なく抑えてポイントを2倍にすることができます。そこで今回は、毎月カードで買い物をして請求が発生するパターンで、マイペイすリボの手数料をできるだけ少なくしながら、毎月ポイント2倍になるようにする手順をまとめました。

ANAカード、JCBとVISAどっちがお得?

ANAのJCBカードとVISAカードで受けられる特典とその条件を比較してきました。

で結局のところ、どっちがお得なの?

という疑問なんですが、
個人的にはVISAカードの方がお得なんじゃないかと思っています。

例えば、
年会費をできるだけ安くしたいなら、
VISA(三井住友)カードでWEB明細にしておけば、年会費を安くはできるわけです。

一般カードの場合は特に、
一見するとJCBカードの方が年会費の割引が大きいように見えます。

でも、スマリボの特徴をよく理解しておかないと、
結局年会費の割引よりも手数料の方が高くなってしまうということになりかねないので、
注意しないと損します。

それに、年会費だけじゃなく、ポイント2倍の特典もお得に受けたいと考えたときも、
JCBカードの『スマリボ』で多めのリボ払い手数料を払うよりも、
VISA(三井住友)カードの『マイ・ペイすリボ』でリボ払い金額を調整しながら手数料を少なくしてポイント2倍をもらった方が断然お得だと思うからです。

JCBカードは、初年度年会費無料やマイルがドーンともらえるキャンペーンで、
入会時にはすごいお得感を得られることがあるけど、
それは一時的なもので、翌年から継続しない・・・というのがちょっと難点かなと感じます。

なので、
個人的には、ANAカードではJCBカードよりVISAカードの方がお得だと思います。

ちなみに私は、以前はVISAの一般カードを持っていたんですが、
私にとってはワイドゴールドカードの方がお得だったので、グレードアップしました。

おかげで、年会費はWEB明細とマイ・ペイすリボの利用の両方で4,950円も安くなるし、
『マイ・ペイすリボ』の支払い金額を毎月調整して
ポイントは2倍になってマイルも貯まりやすくなってくれましたよ。

ANAカード、JCBとVISAどっちがお得?まとめ

ANAマイルを貯めることを目的にANAカードを作りたいけど、
どれがいいのか分からないので、JCBとVISAのお得な点を比較してみました。

もちろん、時期によって新規入会キャンペーンなどで大量にマイルがもらえるなど
大きな違いがある時もあります。

でも、一時的な特典に飛びつくよりも、
年会費が安くなる条件が緩い方が良かったり、年会費が大幅に安くなる方が
長い目で見るとお得なんだと思うので、しっかり選びたいですよね。

ANAマイルを貯めて旅行に行きたいなら、ANAのクレジットカードを持つのが一番。でも、ANAカードの種類が多くてどれを選べばいいのか悩みます。そこで今回は、ANAカードの一般、ワイド、ワイドゴールドの3つの中で、どれが一番お得にマイルが貯まるのか?徹底比較してみました。
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