月刊誌をきれいに解体するには?のり綴じはアイロンとドライヤー?!

ファン歴が長いと、保管されている雑誌やグッズ類はとんでもない量になります。

私、以前引っ越しの時、
段ボールに入る荷物の約半分がグッズや雑誌だったことがあります。

改めてその量を実感すると、かなり衝撃でした(;^ω^)

その中でも特に雑誌は、いらないページの方が圧倒的に多かったりするので、
『必要なところだけ残したい』というのが正直なところ。

そこで今回、やっと重い腰を上げ、
雑誌を必要な部分だけ残すべく、きれいに解体する方法を探ってみました。

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月刊誌をきれいに解体したい【のり綴じ】

雑誌のページ内の一部分だけを切抜きにするなら、
カッターで欲しいところだけ切ればいいだけ。

ま、これは誰もが調べることもなく分かることかなと思います。

でも、ページをそのままごっそり残したいときもありますよね~。

例えば、綴じてる部分までぎっちり写真が掲載されていたり、
見開きで写真が載っていたり。

できるだけカットしないできれいに残したいページって結構あるんですよね。

で、雑誌を分解したいなと考えるわけです。

太いホッチキスで留めてあるだけの雑誌なら、ホッチキスを取り外せば簡単に分解できます。

ホッチキス系の雑誌はかなり簡単^^

でも、問題なのは糊で綴じてある月刊誌です。

この、糊で綴じている製本のことを『無線綴じ』というらしい。

まさに私が今解体したいのが、のりを使って綴じてある月刊誌なんです。

さて、

どうしようか…(ー_ー;)。o O

まず、普通に手でザーッと破り取ってみました。

厚い表紙と裏表紙をめくって取り外します。

けっこう激しく破れます(T_T)

表紙側の白く残ってる部分のほとんどは背表紙部分なので、
実際にやぶれてしまったのは雑誌側で白く見える部分の幅ですね。

私的には、1ページ目はほぼいらないことの方が多いのでこれは別に構わないかな。

で、ここから1枚ずつ、丁寧にはがす?破る?っていきます。

数枚はがした結果がこちら。

最初の数ページは、糊にくっついてきれいにはがれず、
かなり悲しいことになってます。

でも、後半になるほど、破れたりすることなくきれいに外れてくれます。

あれ?この状態なら普通に分解してっても全然大丈夫じゃない?!

と思ったんですが、やっぱり難関が(>_<)

ある程度外していくと、背表紙の糊部分が出っ張って邪魔になってくるんです。

写真の赤い丸の部分がめくる時に引っかかって、紙が破れそうになるんですね。

ここでカッターを使って、出っ張ったノリ部分を切り取っていきます。

雑誌側に定規を置いておくと、
勢い余って紙を切ってしまう心配がないのでいいですよ。

あと、コツはカッターを斜めにすることですね。

そうすると、雑誌側に残っている糊も一緒にカットできるので、
分解しやすくなります(^O^)/

ごっそりいらないページがある時は、1枚ずつ分解しなくても、
間にカッターを入れてカットしてしまえば、糊ごと取り外せるので楽ですよ。

綺麗に切るコツは、雑誌をグイっとめいっぱい広げて、
切っていく部分をちゃんと見ること。

それでも失敗してしまう危険性があるので、
残す側にいらないページを2ページくらい残してカットした方がいいですよ。

あと、糊部分はどうしても固いので、
不要な部分が多くて外すページの方が分厚い時は、数ページごとに分けた方が力がいらないですよ。

『1枚ずつはがす ⇒ 出っ張った糊の塊をカットする』
を繰り返した結果、

思ったよりきれいに分解できちゃいました( *´艸`)

ただ、すべてうまくいったわけではなく、一部、糊にくっついて剥がれたページが(>_<)

白い部分、本当は写真の一部で黒くなければいけないんです。

写真は、残すページのはがした部分ですが、
全般的には、きれいにできたな~という印象でした。

でも、一部失敗したページができてしまったので、
手の込んだ方法も試してみます。

雑誌の解体にはアイロンがいい?!

雑誌の解体については、
ジャニーズファンの人達がたくさんブログを書いていてくれるので、
いくつか方法を見つけることができました。

・ドライヤーを使う
・アイロンを使う
・電子レンジを使う

で、電子レンジ!?

どれも、基本的な原理は同じで、『温めて糊を柔らかくする』ということのようです。

あとは温度の違いとか、手間の違いですかね~。

まず、驚きと面白そうという思いから、電子レンジでやってみようと思ったのですが、
残念なことに、我が家の電子レンジには雑誌が入りません( 一一)

斜めにすれば入るけど。

ということで、却下です。

ちょっとやってみたかった…。

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 雑誌をアイロンで分解してみる

電子レンジを諦め、次に熱が高そうなアイロンでの雑誌の解体を試してみました。

月刊EXILEです(#^.^#)

背表紙にアイロンをあてていきます。

アイロンは、スチームではなくドライで。

背表紙に直にアイロンをあてる方法でやってみます。

燃えたり焦げたりすると怖いので、少しずつ時間を長くしながらあてていきます。

しばらく続けると、溶けたような見た目になりました。

これ以上やると、焦げそう…とおもったので、このくらいでやめときました。

表紙をはがしてみます。

あれ???

全然のりが取れてない Σ(゜д゜υ)

どうもこの糊、乾くのが早いみたいで、
アイロンあててすぐにはがさないとダメみたい。

背表紙の長さ結構あるし~、そんな素早くできない( 一一)

で、結局、始めの方にアイロンをあてていた場所は、糊が再度固まって剥がれず、
めくる直前にあててた部分だけ糊が剥がれたという結果に。

一度めくってしまったものを元通りにはできないので、
表紙をめくった後の背表紙に再度アイロンをあててみる。

紙ごと残った方(写真の右)は、アイロンを使うことで、溶けてめくれました。

でも、紙は剥がれたけど、糊がべっとり残った方(写真の左)は、
直接アイロンをあてたから、溶けた糊がアイロンにべっとり∑(゚ロ゚ノ)ノ

そりゃそうか( ̄▽ ̄;)

アイロンが熱いうちに、ティッシュでふき取ります。

ここまでやった結果がこちら。

まだまだ糊がたくさん残ってます(TwTlll)

ということで、大失敗に終わりました。

でも、このまま捨てるわけにもいかないので、
この続きは地道にドライヤーを使ってみることにしました。

 雑誌の分解にドライヤーを使ってみる

まず、最初からドライヤーを使う方法はやってません。

なぜかというと、すでにアイロンでも糊がちゃんと剥がれず失敗した経験から、
アイロンより熱が低いドライヤーでやっても無駄だろうと思ったから。

なので、先ほどアイロンで背表紙を取り外した状態の月刊EXILE。

この雑誌の背表紙に残ってしまった糊を取り除くのに、ドライヤーを使いました。

カッコよく言えば、二刀流です^^

ドライヤーの熱をあててしばらくすると、糊が緩んできます。

カッターのような形のものがあれば、それを使って柔らかくなった糊を取り除いていきます。

なぜカッターではなく、カッターのようなものなのか?!というと、

先ほども伝えた通り、この雑誌の糊はかなり速乾みたいなんですよね~。

なので、カッターで取り除いていくと、カッター側で糊が固まってしまうんですよ。

あとでカッターを使って、雑誌きれいカットして整えないといけないから、
刃部分に糊が残って切れ味が悪くなるのは困る。

ということで、カッター以外を使った方がいいですよってことなんです。

私は、昔100均で買って使わなかった甘皮カッターがあったので、
それを使って糊をこそぎ落としていきます。

よし!だいぶきれいに糊が取れた。

あとは、1枚ずつ分解していくだけです。

何もしないで雑誌を分解したときと比べて、明らかに簡単に分解されていきます。

気持ちいいくらいv(≧∇≦)v

解体して、保管したいページだけにしたのがこちら。

どうです??

完成度が全然違う!めっちゃきれい!

ですよね!

やっぱり手間をかけて、糊を取り除いてしまえば、
雑誌をきれいに解体できるってことですね。

ただ、ドライヤーは部分的にしかあたらないので、かなり時間がかかるし、めんどくさい。

月刊EXILE、130冊くらいあるのにこれを続けるのは正直ムリ。

そりゃ、大切なものだけど、頑張っても数十冊で、わーっ(≧◇≦)ノノ┻┻;:’、・゙

てなりそう。

《2020/3/16追記》

月刊EXILE、今ある分はすべて解体し終わりました(^O^)/

糊を地道に取るのがだんだんとめんどくさくなってきて、
次第に背表紙にアイロンをあてる時間が長くなっていきました(;^ω^)

でも、結論から言うと、雑誌が焦げたり燃えたりすることはなかったので、
気を付けながらではあるけど、
少しずつアイロン時間を長くしていくとスムーズに糊が取れていってくれます。

その際の注意点は、2点。

糊がアイロンに付かないように気を付けること。

それと、溶けだした糊をこまめに取り除くことです。

糊がアイロンに付かないようにするのは、
溶けた糊が雑誌の大切な部分に付着してしまうのを防ぐためと、
ノリ独特のニオイが部屋に充満すると気分が悪くなるので、という理由から。

アイロンに糊がついたら、すぐにふき取るようにするといいです^^

そしてもう一つの、溶けだした糊をこまめに取り除くことは、かなり重要。

月刊EXILEの背表紙の糊はかなりの分厚さがあります。

つまり、糊の量が半端ない(笑)

アイロンを長時間あてて、糊が溶け出すと
溶けだした部分でまたすぐに固まってしまうんです。

こまめに溶けた糊を取り除いていかないと、
残したいページに糊がベローンと広がっていき、そこで固まると取り返しがつきません。

私、これで数ページダメにしました(>_<)

柔らかくなった糊は、
広がって固まる前にこまめに取り除くようにするときれいに解体できますよ。

糊の背表紙の雑誌を解体するまとめ

雑誌の背表紙が糊の場合の解体方法を、いくつか試してみました。

全ページをスキャナなどでデータ化して残したい人は、
アイロンとドライヤーの両刀使いで、1ページ1ページきれいにはがすといいと思います。

でも、私みたいに部分的に残したい場合は、
普通にはがす方法とドライヤーの二刀流で行けることが分かりました。

要は、きれいにはがしたいところだけを残して、
ドライヤーで糊を取り除けばいいってことです ( *• ̀ω•́ )b

『普通にはがしつつ、重要なとこだけドライヤーを使う』

これが、できるだけ手間をかけず、きれいに残す方法だと思いますよ。

さ、まだまだ分解する雑誌は山のように残ってるから~。

毎日コツコツ頑張ります٩(ˊᗜˋ*)و

好きなアーティストや芸能人が載っている雑誌類、大切に保管しておきたい。かさばる雑誌を解体して残したいページだけを保管したいけど、雑誌って普通のA4ファイルには入らない。そこで、雑誌を保管できるファイルとコンパクトにまとめる方法を紹介します。

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