旅行を安く!貯めるなら楽天カードのポイントとANAカードのマイルどっち?

私、毎年、年に2回ほど沖縄旅行に行っています。

別に収入が多いわけでもないし、裕福な暮らしをしているわけではない平民なので(笑)
旅行はできるだけ安く行きたいんです。

私は楽天カードとANAカードの2つのクレジットカードを持っているんですが、

ふと、ポイント還元率の高い『楽天カード』でポイント貯めて旅費に充てた方がANAのマイルより安くなるのか!?どっち???と思ってしまいまして。

そこで今回、『旅行に安く行く』ことを目的にした場合、
ANAカードと楽天カードのどっちでポイントを貯めた方がいいのかを考えてみました。

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少しでも安く旅行に行きたい!

私趣味がスキューバダイビングということもあって、定期的に沖縄へダイビング旅行に出かけます。

海なし県の岐阜県に住んでいることもあって、海へのあこがれもあるんだと思うんですが、
長期で潜っていないとダイビングの夢を見るくらい、潜るのが好き( *´艸`)

でも、ダイビングって他の趣味と比べると、ちょっとお金がかかるんです・・・(;^ω^)

沖縄にダイビング旅行で行くと、旅費の5~6割がダイビング代というくらい。

だから、旅行ではダイビング以外にかかる旅費は少しでも抑えたい!

で、今までは特に深く考えることもなく、
ANAカードでマイル貯めていくのが一番安いだろうな~なんて思ってたんですが、
最近、楽天カードを持つようになって。

あれ?楽天カードの方がポイント還元率が高いから、そっちの方がいいんじゃないか!?
なんていう思いが頭の中に・・・。

でも、計算するのってめんどくさい( 一一)

で、しばらく放置。。。

でも、やっぱり旅にはお得に行きたい!から、ちゃんと調べてみることに。

ANAカードと楽天カードを比較

今回私が、ANAカードと楽天カードを比較するために、仮定した条件と目標はこんな感じ。

・年に1回、沖縄へ行く
・飛行機はマイルを使ってANAに乗るか、現金(カード)ならLCCで行く
・飛行機代(往復)はANAは20,000円、LCCなら16,000円と仮定して計算
・宿泊は2泊(1泊6,000円)と仮定して計算

私、この飛行機に乗りたいといったこだわりはないので、
もしマイルを使わないなら料金が安いLCCを使って行きます。

私は、LCCなら荷物預かりに別料金がかからない、スカイマークが好き。

マイルを使う場合も、
マイルで予約するのではなく、ANA SKYコインに変えて使います。

マイルを使って飛行機を予約しようと思っても、便が制限されてたり使えない期間があったりして利用したい飛行機でマイルが使えないことはよくあります。そんな時に便利なのがSKYコインですが、ANAマイルとSKYコイン、どっちで飛行機を予約した方が得なのかなど違いがいまいち分からない。

 ANAのマイルで旅行した場合

まずは、ANAカードでマイルを貯めて、マイルを使って旅行した場合の計算です。
カードの種類は一般カード(VISA)で計算しています。

必要な飛行機代から逆算して考えていこうと思います。

飛行機を20,000円と仮定したので、20,000円分のSKYコインが必要。

ANAマイルを20,000円分のSKYコインに変えるには、18,000マイル貯めればOK。

これは、SKYコインは1マイル=1コインが基本だけど、
一度に交換するマイルが多いほど交換率が高くなるようになっているからなんです。

で、今回は10,000~20,000マイルを交換する場合になるので、
1.2倍の交換レートとなるため、18,000マイルでいいわけです。

ANA SKYコイン交換率

次に、この18,000マイルを貯めるために必要なポイントを計算していきます。

なのですが、
ANAの一般カードは年更新(継続)の際に1,000マイルもらえる特典が付いているので、
買い物で貯めるマイルは18,000ー1,000で17,000マイルで良いことになります。

ANAの一般カードは、ポイントからマイルへの交換の方法が2つあります。

・1ポイント⇒1マイル(交換手数料無料)
・1ポイント⇒2マイル(交換手数料6,600円)

『手数料無料』の言葉に惹かれてしまいますが、1マイルの差は大きいです。

交換手数料6,600円を支払ってでも、1ポイントを2倍コースで交換した方がお得なので、
1ポイント⇒2マイルで計算していきます。

ということは、17,000マイル=8,500ポイントとなりますね。

日々のお買い物で8,500ポイント貯めれば、
中部ー那覇間の往復がマイルで行けるということです。

さて、では8,500ポイント貯めるにはいくらカードでお買い物をすればいいんでしょうか。

まず、ANAカードのポイント還元は、200円の買い物で1ポイント付与。
(2020年6月より変更)

単純に計算すれば8,500ポイント貯めるには、1,700,000円の買い物が必要になってきます。

年1回の旅行と仮定しているので、
12ヶ月で割ってみると月に141,667円も使わないと貯まりません(>_<)

これでは、年1回マイルを使って旅行するというのは絶望的です。

でも、ANAカードのVISAであれば三井住友カードのはずなので、
『マイ・ペイすリボ』を利用することで、ポイントを2倍にすることができます。
※通常ポイントに、+1倍のボーナスポイント付与

ANAカードには『マイ・ペイすリボ』で年会費が割引されたり、ポイントが2倍になるといった特典が。そこで今回は、マイ・ペイすリボの手数料をできるだけ少なくして特典を受けるための計算方法をまとめてみました。

この方法を駆使することを前提として考えると、

【使う金額】× 0.5%(還元率) × 2倍(マイ・ペイすリボ) = 1,700ポイント

の計算になるので、【使う金額】は850,000円になります。

※実際は+1倍のボーナスポイントは3マイルへの交換なので、こんな単純計算ではないですが。

850,000円を12ヶ月で割ると、月に70,833円分買い物ができればOKとなります。

まだ多い気がするけど、、、

家賃や水道光熱費など毎月必ずかかる必要経費をカード払いにしてしまえば、
意外と貯まりそうな感じです。

では、ここからが旅費計算になります。

ANAカードでマイルを貯めて沖縄へ行く場合

・飛行機の往復:マイルで行くので無料
・宿泊代:6,000×2泊=12,000円

旅費としては、12,000円となります。

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 楽天ポイントで旅行した場合

では次に、楽天ポイントで旅行した場合を考えてみます。

ANAカードの時と同じ条件で比較しないと意味がないので、
先ほどの計算で17,000マイル貯めるために使うお金、850,000円からポイント計算していきます。

単純に計算すれば、楽天カードはポイント還元率が1%なので、
850,000円×1%で、8,500ポイントが付与されます。

8,500ポイントを使って旅行をした場合、

・飛行機の往復:16,000円(スカイマークで行く)
・宿泊:(6,000円×2泊) ー 8,500ポイント=4,000円

旅費としては、16,000 + 4,000 = 20,000円となります。

 旅行のためにはANA?楽天?

ここまでの計算結果から、単純に旅費だけを楽天ポイントとANAカードで比較すると、
20,000円 – 12,000円で、8,000円の差があることが分かりました。

さらに厳密にいえば、
ANAカードではマイルに交換する際に6,600円の手数料を払っているので、
8,000円 – 6,600円で、1,400円ANAカードでマイルを貯めた方がお得になります。

ただ、これは旅行計画1年目として考えた場合です。

2年目からは、

ANAマイルで旅行したのなら、ANAの搭乗マイルが加算されるので、
月額換算した使う金額はもう少し少なくて済むようになるし、

楽天ポイントで旅行していて、1年目の旅行で楽天トラベルからホテルを予約していたなら
宿泊代分は楽天ポイントが1%よりも多く付与されているはずなので、
その分だけでも使う金額は少なくて済むようになると思います。

どちらのポイントを利用して旅行したとしても、
1年目の旅行で使った旅費、例えばレンタカー代とか食事代とかをカード支払いにすれば、
月で割った使う金額はグッと減ってくる可能性もあります。

でも、こういった細かいことまで全部把握することは絶対にできないので、
単純計算で比較すると、
ANAカードを使ってマイルを貯めて旅をした方がお得ということになるわけです。

ANAカードと楽天カードの比較計算方法

ここまで私の沖縄旅行計画に限定して計算をしてきましたが、
他のところに旅行にも行きたいし、そうなると必要なマイルが違ったりするので、
比較するための計算方法をまとめてみます。

《ANAカードで必要なSKYコインからポイントを計算する》

①飛行機の予約から必要な料金を割り出す

②必要なSKYコインに充当するマイル数シミュレーターで調べる
ANA SKYコイン交換シュミレーター

③(必要マイル数 - 1,000マイル(継続特典))÷ 10 = 必要ポイント数

④必要ポイント数 ÷ 2倍(マイ・ペイすリボ)  ÷ 0.5% = 使う金額

《ANAカードで旅行した場合のシミュレーション》

①旅費を書き出す

②ANAのマイルを利用した場合の料金を計算する
※必要経費として交換手数料6,600円のことも忘れず加算する

《楽天カードのポイント計算》

①ANAカードの計算で算出した【使う金額】× 1% = 付与される楽天ポイント

《楽天ポイントで旅行した場合のシミュレーション》

①旅費を書き出す
②楽天ポイントが使える分を差し引いて計算する

2つのシミュレーション結果で、旅費を比較する。

楽天カードとANAカードの比較まとめ

今回は『旅行に行く』という目標に向けてポイントを貯めた場合、
楽天カードのポイントとANAカードのマイルはどっちを貯めた方がいいのか?
をしっかりと計算して比較してみました。

ANAカードのポイント還元率は0.5%で、楽天カードの半分しかないから、
圧倒的に楽天ポイントを貯める方がお得なんだと思っていたけど、
実際に計算して比較してみると、ANAカードでマイルを貯めていった方がお得という結果でちょっと驚きました。

ANAポイントを最終SKYコインに変えるまでに、ここで何倍になって、ここでこういう計算になって・・・といろんな計算が入ってくるのでややこしいけど、

純粋に850,000円を使えば20,000円分のSKYコインになるということなので、
20,000 ÷ 850,000 = 0.023…で、2.3%以上の還元率

楽天ポイントの還元率より倍の還元率なんだな~と
今回、メンドクサイ気持ちを乗り越えて、ちゃんと計算してみて良かったな~と、
実感として感じられて良かったです^^

さ、旅に向けてANAマイル貯めるぞー!o(・`д・´。)

ANAマイルを貯めて旅行に行きたいなら、ANAのクレジットカードを持つのが一番。でも、ANAカードの種類が多くてどれを選べばいいのか悩みます。そこで今回は、ANAカードの一般、ワイド、ワイドゴールドの3つの中で、どれが一番お得にマイルが貯まるのか?徹底比較してみました。

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