風邪やインフルエンザの季節になりましたね。
テレビなどでもインフルエンザの予防について、よく特集されています。
2018年頃から耳にするようになった、『インフルエンザにはお茶がいい』という話。
本当にそうなの?という疑問から、
お茶好きの私の過去を振り返りつつ、見ていこうと思います。
インフルエンザ予防にお茶が効果的!?
インフルエンザや風邪予防にお茶がいいという話をよく聞くようになりました。
ただ、いろいろ調べてみたけど、どうやら科学的な根拠はまだないらしい。
でも、研究や実験等で統計を取ったところ、効果があるらしいということで、
今話題になっているようなんですね。
確かに、テレビでどこかの小学校で『緑茶うがい』をしているとか、
よくテレビに出ている医者が、定期的にお茶を飲むようにしているとか、
見た記憶があります。
でも、お茶好きの私、しょっちゅう風邪をひきます(;^ω^)
ただインフルエンザにはここ数年かかってない気がする。
これがお茶の効果なのかは、正直微妙だなぁ~。
お茶がインフルエンザ予防できるのはなぜ?
お茶にインフルエンザの予防効果があると言われる理由について
まず調べてみました。
どうやら『カテキン』がウイルスを無効化してくれるらしいんです。
インフルエンザウイルスには、表面にトゲトゲがあるらしく、
それが喉などに付着して感染するというメカニズムのようなんです。
よくイラストであるイガイガのウイルスのイメージそのものって感じですね。
で、カテキンは、このトゲトゲにくっ付いて
喉や細胞に付着しないようにしてくれる効果があるということのようです。
喉や細胞に付着することさえ防げれば、
後は胃液でウイルスは死滅してくれるのでインフルエンザに感染しないということ。
こういった理由から、
カテキンを含むお茶がインフルエンザ予防に効果的だと言われているわけですね。
インフルエンザには緑茶と紅茶どっちがいいの?
インフルエンザにお茶がいいと聞いても、
「お茶って種類多いけどどれがいいの?」って思ってしまう私。
どうせ飲むなら『効きそうなヤツ』を飲みたいし。
飲み方とかもあるのかな?とかいろいろ思うわけです。
だって、今までお茶は毎日飲んでるけど、普通に?風邪ひくし長引くし。
ということで、お茶の種類や飲み方についても調べてみました。
インフルエンザ予防には紅茶が一番いいらしい
『インフルエンザ予防に緑茶』が最近はメインで言われているようですが、
どうやら緑茶より紅茶の方がウイルスを無効化する効果は強いようです。
これは、紅茶にはポリフェノールが多く含まれるからだとか。
ん?ポリフェノール??カテキンじゃなくて?
と思い、調べてみたら、カテキンってポリフェノールの一種なんですね。
全然知らなかった(;^ω^)
で、ポリフェノールを多く含む紅茶が一番ウイルスに効果があるみたいです。
その次が緑茶。
他のお茶、例えばほうじ茶とか烏龍茶とか麦茶とか…。
これらはそれほど効果があるとは言えないらしい。
ただ、水よりは効果があるよ~くらいのものみたいです。
つまり、毎日紅茶を飲むといいというわけですね。
やっぱり…。
私、毎日ほうじ茶を飲んでいます。
ほうじ茶では風邪などのウイルスにはそれほど効果がないから、風邪ひいてるんですね私。
緑茶なら水出しがいいらしい!
紅茶よりはインフルエンザ予防効果が低いと言っても、
テレビなどで取り上げられるくらい効果はあるらしい緑茶。
じゃあ、どんな緑茶でもいいの?例えばペットボトルのお茶でもいいの?
って考えますよね。
その答えとしては、やっぱり急須で入れた緑茶の方がいいみたいです。
さらに、水出しの緑茶がいいみたい。
なぜかと言うと、そりゃカテキンの量なんでしょうね。
まずペットボトルのお茶は、急須で入れた緑茶よりもカテキン量が少ないようです。
だから、某メーカーのCMでは「急須で入れたようなお茶」
がキャッチコピーのようになってるんですね。
カテキンの量が少なければ、
抗ウイルス対策としてはあまり意味のないお茶ということになってしまうわけで。
緑茶の入れ方で、一番カテキンが抽出されるのが水出しなんだそうです。
また、粉末の緑茶も茶葉をそのまま使っているので、カテキンが多いそうですよ。
ペットボトルのお茶がNGというわけではなく、
今はカテキンを多く含むペットボトルのお茶も売られていますので、
カテキンが多い物であればペットボトルのお茶でも一定の効果は期待できるんじゃないかと想像できます。
私、緑茶を飲みすぎると体を冷やすと聞いたことがあって、若干避けていたんですが、
インフルエンザや風邪予防が期待できるなら、また進んで緑茶も飲もうかな~。
紅茶や緑茶の効果的な飲み方は?
予防効果があるからと言っても、使い方や飲み方が正しくなければ効果は薄れるわけで。。。
そこも抑えておきたい点ですよね。
お茶は飲むだけじゃなく、うがいでも使うといいみたいです。
緑茶うがいは3回行う
外から帰ったらうがい手洗いをするのは、風邪やインフルエンザ予防では基本ですよね。
でも、うがいってガラガラうがいだけではダメみたいなんですよ。
まずは口の中の洗浄が先らしい。
1回目は緑茶を口の中に含んで、くちゅくちゅと口の中を洗って捨てます。
2回目、3回目はガラガラうがいで喉の奥まで洗います。
1回目に口の中をすすぐのは、口の中にもウイルスがいるかもしれないから。
最初からガラガラうがいをしてしまうと、
口の中のウイルスをわざわざ喉の奥まで行き渡らせることになって
逆効果になるみたいなんです。
緑茶うがいのやり方は、1回口の中をすすぎ、その後ガラガラうがいを2回。
これがいいそうです。
緑茶や紅茶は20~30分に一度は飲む
これはテレビでお医者さんが風邪予防でやっていると紹介していた方法です。
口腔内や喉にウイルスを留まらせないために、
20~30分に1回は必ずお茶を飲むようにするといいそうです。
飲む量は、1口2口くらいでいいので、とにかく何度も飲むことが重要なんだとか。
定期的にお茶を飲むことで、ウイルスをお茶と一緒に流し込めば、
胃液でウイルスは死滅するそうです。
ただし、あまり暑いお茶は良くないみたいです。
ウイルス云々とは別の話なんですけど、
暑すぎるお茶は粘膜を痛める可能性があるので、がんリスクが高くなるらしいんです。
冷たいと体を冷やすので、常温が一番いいのかなと思いますよ。
インフルエンザにお茶がいいまとめ
インフルエンザにお茶がいいという話、科学的な根拠はまだはっきりしていないですが、
研究によって一定の効果は期待できるようです。
お茶の中でも、紅茶と緑茶が特に効果的らしく、
更に水出しにすると、ポリフェノール(カテキン)が良く抽出されるので、いいそうです。
仕事中や何かに集中している時は、20~30分に1回飲むって大変かもしれないけど、
風邪やインフルエンザになったらもっと大変。
今年はお茶でうがいして、定期的にお茶飲んで
ウイルス予防してみようと思います^^