お彼岸実家のお供えは何がいい?手土産は?のしの書き方は?

お彼岸には実家に帰省し、
お墓参りや仏壇へのお参りをするという人は多いと思います。

そんな時、悩むのはご先祖様へのお供えものや手土産についてではないでしょうか。

そこで今回は、
お彼岸に実家に帰省する際、お供えは何がいいのか?
お供え物とは別に手土産は必要なのか?
実家へのお供えものでものしは必要?書き方は?
などについてまとめました。

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お彼岸に実家のお供えは何がいい?

お彼岸とは、春と秋の年2回、
春分の日・秋分の日とその前後3日間を含めた7日間のことを言います。

お彼岸には、実家に行って仏壇に手を合わせたり、お墓参りに行ったりして、
ご先祖様を偲び、感謝を表しますよね。

ですので、お彼岸に実家に帰省する際には、
お供えものを持参するのは基本です。

これは身内だから必要ないというものではなく、むしろ当然のことなんですよ。

では、お供えに何を持って行けばいいのでしょうか。

 お彼岸の実家のお供え 何を持っていけばいい?

お彼岸に実家へ持って行くお供えは、どんなものがいいのだろう?
とあれこれ悩みますよね。

しかし、お彼岸のお供えには、
これが良いといった決まりは特にないのだそうです。

《お彼岸のお供えもの》
お菓子
季節の果物
お酒やジュースなどの飲み物
故人の好きだったもの
贈答用のお線香やろうそく
お花(生花)

上記このような一般的なものを用意すれば、
変に思われることはないと思います。

お供えを選ぶ時に注意することは?

お彼岸には、実家に親戚からのお供え物が集まります。

特に、集まる顔ぶれが決まっている場合は、
Aさんは○○屋のお菓子、Bさんはお酒などというように
お供え物が定番になっているということがあります。

旦那さんや義父母に事前に聞いて、
定番になっているものとかぶらないようにすると良いですね。

お供えとして一番無難なのはお菓子になると思いますが、
お菓子を選ぶ場合も注意すると良いことがあります。

お供えは、仏壇ににお供えした後、お下がりとしていただきますが、
親戚が大勢集まるといった場合には、
お供え物の数も多いので、小分けにしてみんなが持ち帰ることもあります。

そういったご家庭であれば、
日持ちする、個包装されたお菓子が分けやすいので好まれます。

また、お彼岸ならば春はぼた餅、秋はおはぎを持って行くのも良いでしょう。

ただ、実家でもぼた餅(おはぎ)などが用意してあった場合、
生ものが大量になり、困ってしまう可能性があります。

もし、賞味期限の短い生ものを持参するのであれば、
事前に両親や義両親に確認しておいた方が良いかも知れませんね。

 お供えの金額の相場は?

お供えする品物の金額相場はどのくらいなのかというと、
2,000円~3,000円程度が一般的とされています。

張り切りすぎて、相場から外れた高価なものを用意しないよう注意しましょう。

一度高価なものを用意してしまうと、
毎回同等のものでないといけないような気になり、自分の首を絞めることになります。

また、高価なものを持って行くことで、
実家や親せきなど周りの人たちに気を遣わせてしまう可能性も。

相場から外れない品物を選ぶのがマナーです。

お彼岸に実家に手土産は必要?

お彼岸に実家に帰省する際、お供えを用意するのは常識ですが、
ではそれとは別に、両親へ手土産は必要なのでしょうか。

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これも、悩むところだと思います。

結論としては、
基本的にはお供えと手土産を、それぞれ別で用意する必要はありません。

ただし、地方やご家庭によっては、
別で用意する必要がある可能性があります。

「郷に入っては郷に従え」ですので、
旦那さん経由でも良いので、義父母に確認しておくと良いですね。

仏壇お供え物 のしの書き方は?

実家のお供えを用意する時、「のし」は必要?
これも悩む人が多いことだと思います。

身内であっても、お供えには「のし」をかけるのが一般的です。

ただし、親族間で「のし」は必要ないと決めているところもあります。

「のし」をかけていっておかしく思われることはまずないので、
親族間のルールが分からない場合は「のし」をかけていき、
ルールが分かってから合わせれば良いと思いますよ。

 お供え用の「のし」は?書き方は?

お供え用の「のし」の種類は?

一般的に「のし」と呼んでいるものには、
実は「熨斗紙」と「掛紙」があります。

厳密に言えば、掛紙はのしではありませんが、
気にしていない人や、理解していない人が多いようです。

お供えは、ご先祖様や仏様にお供えするものですので、
贈答品に使用する「熨斗紙」ではなく、「掛紙」を使いましょう。

右上部に「熨斗」があるのが「熨斗紙」です。

下の図は「熨斗紙」です。

このような熨斗が付いていないもので、
「結切り」のものがお供えにかける正しいものです。

水引きの色は、地域によって違うようで、
関東は主に「黒白」、関西では「黄白」または「双銀」を使います。

のしの書き方

上の図のように、
上部には「御供」と書き、下部には旦那さんの名前を書きます。

名前は本来はフルネームで書きますが、身内ですので下の名前だけでもOKです。

ただし、実家と名字が異なる場合はフルネームで書いても良いです。

掛紙(のし)の種類や書き方に不安がある場合は、
お供えを購入したお店で、
お供えであることや実家のある地域を伝えてお願いすれば間違いないでしょう。

お彼岸の実家のお供えまとめ

お彼岸で帰省する際には、お供えを用意するのが常識です。

そして、お供えを選ぶ際には、
親戚内で定番のものがないか、持って行って困るものではないか
などに注意して選びましょう。

自分の実家だからと、今まで通りの付き合い方をすると、
パートナーが悪く見られてしまう可能性もあります。

また、相手の実家ならば、
さらに大人としてのマナーをしっかりと持たなければいけません。

季節ごとの行事など親族が集まる際には、
他の親族から非常識と思われないように特に気をつけると良いですね。

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