クリスマスのケーキやお肉から始まり、
年越しのおそば、お正月のお餅やおせちなど、
年末年始は美味しいものを食べる日が続きますよね。
また、お正月は実家や自宅でテレビを見ながらのんびり過ごす
という人も多いと思います。
その結果、訪れてしまうのが正月明けの体重の増加、
いわゆる正月太りですね。
分かっているけど、
毎年繰り返してしまっているなんて人が多いのではないでしょうか。
やばい、仕事はじめまであと数日しかない・・・。
体は服で隠せるとして、パンパンの顔だけでも何とかしたい!
そこで今回は、正月太りの顔をスッキリさせる方法をご紹介します。
正月太りはむくみが原因!?
お正月はどこにも出かけず、家でゴロゴロ。
その結果、気づくと体重が増えている…
そんな正月太りですが、
実は女性の7割も経験があるんだそうですよ。
でも、確かに家でゴロゴロはしてたけど、
そんなにたくさん食べたわけではないのにおかしいな?
と思っている人も多いでしょう。
正月太りは、
食べ過ぎや飲みすぎだけが原因で起きるわけではありません。
実は、正月太りは脂肪がつくことによる体重増加ではなく、
むくみによって起こる体重増加がほとんどだと言われています。
いわゆる水太りというものなんですね。
おせち料理には、お正月の間保存がきくようにと
意外と多くの塩分が使われています。
また、お餅やおそばなど炭水化物を食べる機会が多いことや
アルコールを飲む人もいるので、
お正月は、肝臓に負担がかかる食生活となる可能性が高いです。
すると、働き詰めの肝臓は疲れてしまい。
体内の不要な水分の排出がうまくできず、むくみが起きてしまうのです。
また、運動不足による血行不良も、正月に太る原因のひとつです。
顔のむくみと顔太りの違いは?
お正月太りのように、短期間での急激な体重増加は
そのほとんどがむくみによるものだと考えられています。
でも、脂肪がついて太ってしまうことだってあり得ますよね。
正月太りで顔がパンパンになってしまったけど、
これはむくみなの?太ってしまったの?心配になると思います。
この違いってあるのでしょうか?
顔のむくみはすぐ取れる
顔のむくみは、血行やリンパの流れが悪くなることで
老廃物や、余分な水分がたまって起こります。
塩分やアルコールの摂り過ぎ、たんぱく質不足など食事が原因となるほかに、
運動不足など代謝の低下も原因となります。
ですので、正月太りの原因がむくみだった場合は、
特に何もしなくても、普段の食生活に戻れば、自然と元通りになっていきます。
また、すぐに何とかしたいとむくみ取りを行なえば、
すぐに効果が現れてくれます。
顔が太った!?
むくみが原因で顔がパンパンになっていた場合は、
短期間で元に戻るので分かりやすいです。
むくみ以外で、顔が太ったように見える理由は
・表情筋の衰え
・脂肪がついてしまった
のどちらかとなります。
そして、お正月のたった数日間で
パンパンになるほど顔に脂肪が付くとは考えにくいと言われています。
正月の数日間で、5キロ以上体重が増加してしまっている場合は、
顔にも脂肪が付いたと考えたほうが良いですが、
1~3キロ程度の増加であれば、
顔に脂肪がついて太ったと考える必要はなさそうです。
ホッとひと安心ですね(笑)
むくみ以外の原因としては、表情筋が衰えてたるんだことによって
顔が大きく見えてしまっている可能性が高いそうですよ。
顔太りの解消法!
正月に顔が太ってしまった原因は、
むくみか筋肉の衰えのどちらかである可能性が高いと分かったところで、
解消法を見ていきましょう。
むくみや、表情筋の衰えが原因なら、
仕事がはじまるまでの数日間で、スッキリ顔を取り戻すことは可能ですよ。
顔のむくみ解消法
湯船に浸かって半身浴
半身浴で、体内に溜まった不要な水分を汗として排出する方法です。
また、湯船に浸かることは、
水圧効果と温浴効果によって、血行も促進されるため、
老廃物も排出されやすくなります。
半身浴の際は、38~40度に浸かりましょう。
お正月の時期は寒いので、38度のお湯ではぬるいと感じるかもしれませんが、
熱いお湯では身体の表面しか温まりません。
熱いお湯で汗はたくさん出ますが、芯まで温まることができず、
血行促進効果は半減してしまうのでもったいないですよ。
また、浴室を暖めたり、肩にはタオルをかけるなど
上半身が冷えないように気をつけてくださいね。
他に、サウナも効果的です。
じっくり身体が温まり、大量の汗が出るので、
顔だけでなく全身のむくみがスッキリするのでおすすめですよ。
十分な睡眠をとる
お正月の不規則な生活リズムも、
むくみを引き起こす原因のひとつです。
夜更かししないで、十分な睡眠をとることで
成長ホルモンが働き、代謝が良くなりむくみが取れていきます。
仕事が始まってからも、
日中眠くなったり、体がだるいといったことがあると
仕事がはかどらないだけでなく、自分もツライですよね。
仕事がはじまるまでに、
生活リズムを元に戻しておくためにも、睡眠はとても重要ですよ。
こまめに水分補給を
冬は汗をあまりかかないため、
水分を取ることを怠りがちになります。
そして、お正月は体を動かすことも少なくなるため、
更に水分を取らなくなります。
結果、体内が塩分過多となりむくみに繋がってしまいます。
むくみを取るには、体内の水分を排出するのが一番ですが、
だからと言って水分を取らないのは、実は逆効果なんだそうです。
こまめに水分補給し、
体内の塩分や老廃物を尿などによって体外へ排出することが大切です。
水分の摂り過ぎもよくないと言われていますので、
1日1.5リットルくらいを目安に取るようにしましょう。
肩や首のストレッチ
正月に家でゴロゴロ過ごしたということは、
身体をほとんど動かしていないので、首や肩が詰まっている可能性があります。
顔のむくみには、
肩や首の血行不良も大きく関係しています。
顔に溜まった水分や老廃物は、
首を通って身体に運ばれないと排出できませんよね。
首や肩が凝っていると、
顔の血行も悪くなり、むくみが取れにくくなります。
首を前後左右に倒して伸ばしたり、ゆっくり回すなど
首のストレッチで血行を促進することも重要です。
また、肩も肩甲骨をぐるぐる回すなどしてほぐせば、
顔の血行も良くなり、むくみが取れやすくなりますよ。
顔の表情筋を鍛える方法
お正月に家でのんびり過ごしていたら、
普段と比べ、会話をすることが少ない人は多いです。
また、スマホを見ている時って無表情だったりしますよね。
このように、
日常生活に比べ、お正月は顔の筋肉を使う機会が少なく、
顔の筋肉がたるみかけているのです。
たるんでしまう前に、早めに表情筋を動かしましょう。
顔でグーパー
顔全体を顔の中心に向かって思いっきりすぼめます。
目や口もギューッと力いっぱい閉じます。
次は、反対に目や口をめいっぱい開きます。
これを数回繰り返しましょう。
血行も促進されるので、顔がポカポカしてきますよ。
口角のストレッチ
口角を外側へ手で広げます。
この時、上の歯が8本くらい見えるのが理想です。
そのままの状態で、次に下唇を内側へ巻き込みます。
この時、口角が下がらないように注意します。
口角が下がらないように気をつけると、目が細くなってしまいがちです。
これは、表情筋が衰えていると起きやすいのだそうですよ。
口角が下がらないように気をつけるとともに、
目尻も下がらないよう目を見開いて行なうと効果的です。
まとめ
正月太りの中でも、顔に焦点を当ててご紹介しました。
気をつけようとは思っていても、繰り返してしまうのが正月太り。
毎日忙しい日々を送っているからこそ、
お正月くらい、美味しいもの食べてのんびり過ごしたいですもんね。
でも、大幅な体重増加でなければ、
それほど心配する必要がないと分かれば、ひとまず安心ですよね。
また、むくみが原因なら仕事がはじまるまでに
スッキリ解消することも可能です。
正月明け、勤務先などで「あれ?太った?」と言われてしまわないよう、
早めにむくみを解消しておきましょう♪