のし袋の表書きを印刷する方法。短冊の場合もできる?

お祝い事や弔辞などで、のし袋や掛け紙を使うことがあります。

弔辞の場合には、用意したと思われないように手書きの方がいいと思うんですが、
ご祝儀袋の表書きは、印刷したいなと思う人多いんじゃないでしょうか。

のし袋の表書きも基本的には手書きが良いと言われてるみたいですが、
今回私、『お祝い』ではなく『お礼』ののし袋が欲しくて・・・。

ネットでは見つかるけど、
お店にはなかなかないんですよね~『お礼』と印字されている封筒って。

名前は手書きのつもりでいたけど、『お礼』は印刷したいなと思い、
のし袋(祝儀袋)の指定した部分にいい感じで印刷できる方法を試してみました。

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のし袋の表書きを印刷する方法

祝儀袋や弔辞の袋には、
『御祝』とか『香典』などとすでに印字されて売っているものもありますよね。

でも、真っ白の封筒や、結びだけが印字された封筒も売られています。

表書きの名前を書くのも嫌だと思うのに、
全部書かないといけないとなると、さらにプレッシャー。

こういうのって、自分の字に自信がある人はすんなり手書きできるんでしょうけど、
自信のない人は手書き嫌だな~、恥ずかしいな~って思っちゃいますよね。

今回私、『お礼』袋が欲しかったのに、お店で見つからず。

白い祝儀袋を購入して、表書きを全部書かないといけない状況になったんですよ。

なので、表書きを印刷したいな~と思っていて。

ただ、基本的には名前は手書きの方がいいそうです。

名前は手書きをしている私は、
少しでもきれいに書けるように、鉛筆で薄ーく下書きしてから書いてます。

でも、『いや、マナーとしては良くないと分かっちゃいるけど、
手書きは恥ずかしいから印刷したいんだよ!』という人もいると思います。

なので、表書きの上部分も名前も両方印刷できるようにパソコンで設定をしてみました。

ちなみに、以前Excelで画像を印刷した際に、サイズが変わってしまうという失敗があったので、今回は最初からWordで作ってみることにします。

 のし袋の表書きをWordで作る

ご祝儀袋の封筒サイズは、だいたい決まってますよね。

まずはWordで封筒サイズに設定を変更していく感じです。

封筒型のご祝儀袋の大きさは、2種類くらいじゃないかなと思います。

小さめの9cm×17.5cmくらいのものと、
少し大きめの10.5cm×18.5cmくらいのもの。

Wordを開いたら、『レイアウト』を開き、ページ設定の右下にある矢印を押します。

用紙サイズ設定をする

ページ設定画面が開くので、『用紙』を開き、用紙サイズを設定します。

用紙サイズのところで、まず『サイズを指定』を選びます。

幅や高さは、封筒のサイズを測って入れていきます。

小さい方の祝儀袋だと、
幅:90
高さ:175

大きい方の祝儀袋だと、
幅:107
高さ:184

でいいと思います。

余白設定をする

次に、同じページ設定画面の『余白』を開きます。

封筒への印字位置を決めるためのものですね。

中央にある、『印刷の向き』は「縦」を選びます。

余白設定は、

小さい祝儀袋なら、
上:25mm
下:5mm
左:35mm
右:35mm

大きい祝儀袋なら、
上:35mm
下:10mm
左:44mm
右:44mm

で設定するといいと思います。

縦書きや行数設定をする

最後に、一番左の『文字数と行数』を開きます。

文字方向は縦書き、行数は1行にして、『OK』を押します。

段組み設定をする

祝儀袋は、真ん中に水引が印字されていますよね。

そこに字が被るようではダメなので、段組み設定で被らないようにします。

レイアウト ⇒ 『段組み』の詳細設定を選びます。

水引を境にして2つに分けたいので、段数は2段を選びます。

段の間隔は、1段目と2段目を何文字空けるか?を決める部分です。

そのため、文字の大きさ等々によって
間隔は変更しないと印字がずれてしまうので注意が必要です。

小さいのし袋の場合は、
フォントサイズ:28で、間隔は3字で大丈夫でした。

大きいのし袋の場合も小さいのし袋と同じ設定でも印刷できました。

ただ、若干字が小さいなという印象。

文字フォントサイズを36にするなら、余白の設定を変える必要がありました。

先ほどの設定のままだと、印字幅に文字の大きさが収まらないようなんです。

なので、フォントサイズを36にするなら、大きい祝儀袋の余白は、
上:35mm
下:10mm
左:40mm
右:40mm

にするときれいに印刷できます。

ちなみに、文字フォントを変えることもできます。

『御礼』『御祝』などは大きくして、名前は小さくというように。

のし袋の表書きを印刷する

のし袋の表書きを印刷してみます。

ただ、いきなり封筒に印刷して失敗すると嫌ですので、
封筒を同じ大きさにカットした紙を使って試し印刷をしてみます。

試し印刷の結果がこちら↓です。

小さい祝儀袋

大きい封筒(祝儀袋が家になかったので不祝儀袋を並べてます)

のし袋に試し印刷した紙を乗せてみました。

バランスもちょうどいい感じだと思います^^

完成です♪

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のし袋の短冊を印刷する方法

私は、封筒型ののし袋に印刷したかったので、さっきの方法で解決しましたが、
ご祝儀袋には、封筒型ではなく折りたたむタイプのものもありますよね。

で、その場合は、長細い短冊部分に名前を書くことになる場合が多いかなと思います。

さて、この小さい紙にどうやって印刷しようか・・・と悩みますよね。

この場合、2つの方法があるかと思います。

ひとつ目は、先ほどの印刷設定と同じ方法。

短冊の大きさでWord設定をして、名前を印刷するんです。

ただ、細い用紙がプリンターがうまく吸い込んでくれるかは若干の不安があります。

ちなみに、
私の利用しているキャノンのIPシリーズでは手差しでうまく印刷できました。

二つ目は、付属の短冊は使わないという方法です。

簡単に言うと、普通に用紙に印刷して切って使うというわけです。

ただ、サイズはしっかり合わせないといけないので、設定は必要ですよね。

ということで、この方法でもWordの設定で行います。

紙は一般的に家で印刷できるA4サイズを使いました。

余白が多くてもったいないなと思うなら、B5サイズの用紙でも大丈夫ですよ。

挿入 ⇒ 『図形』の中から『縦書きテキストボックス』を選びます。

まずはwordに適当な大きさでテキストボックスを作ります。

テキストボックスを右クリックして、『その他のレイアウトオプション』を選びます。

サイズを開き、高さと幅を設定します。

高さと幅の設定は、祝儀袋に付いていた帯の大きさを測って合わせればOKです。

『位置』を開きます。

設定した枠のサイズが変動してしまわないように、
『文字列と一緒に移動する』のチェックを外しておきます。

『OK』を押します。

後は、テキストボックスの中に文字を入れていくだけです。

枠内でうまく中央に文字が表示されない場合には、余白で調整します。

余白の設定は、テキストボックスを右クリックして『図形の書式設定』を選びます。

私の場合、なぜか左余白を大きくしたら文字が中央になりました。

wordのテキストボックス内に文字を入れて、
余白を変更しながらバランスを取るときれいに設定できますよ。

wordでこのようにできたので、印刷してみます。

印刷した紙を枠線に合わせてカットして、祝儀袋にセットしてみます。

名前が水引に被ってしまいました(>_<)失敗。

名前の文字サイズを小さくして調整して再挑戦!

今度は成功しました(^O^)/

今回私が使った祝儀袋は、水引が少し下にあるタイプ。

水引の位置などによっても文字の配置が変わってくるので、
スペースや文字サイズなどで、のし袋によって調整をしてくださいね。

今回私は試しで作成したので、100均の再生紙を使ってます。

でも、実際にお祝い事で短冊を印刷する際には、
少し厚めの真っ白な、いわゆる『いい紙』を使って印刷した方がいいと思います。

また、筆で書いたような文字で印刷したいなという場合には、
フリーの毛筆フォントをインストールするといいですよ。

年賀状やご祝儀袋の印刷で、毛筆体の文字が使いたいと思うことがあります。イラストで手書き風や筆記体の文字を探して使ってもいいけど、自分で文字を考えたいときもありますよね。そこで、excelやwordで毛筆体のフォントが使えるようにする方法を調べてみました。

のし袋を印刷まとめ

のし袋(祝儀袋)の表書きを印刷する方法をまとめました。

ただ、基本的には名前は手書きがいいと言われているので、
どうしても嫌だというわけでなければ、手書きで書く方がいいと思います。

でも、上の祝文字は手書きじゃなくても大丈夫です。

印字されていない祝儀袋を持っている場合には、
wordで簡単にできてしまうので、きれいな文字を印刷しちゃうのもいいですね。

今後の為に、この方法ちゃんと覚えておこうっと( *´艸`)

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