ホテルで熟睡する方法は?環境が違うと疲れているのに眠れない理由

旅行先や出張先のホテルで、
なかなか寝付けなかったり熟睡できなくて困ったことありませんか?

いつもと環境が違うと、睡眠のリズムが崩れやすく、
疲れているのに全然眠れないなんてことが起きてしまいます。

そこで今回は、旅先など環境が変わるとなぜ眠れないのか、
環境が違っても眠れるようになる方法をご紹介します。

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環境が違うと眠れないのはなぜ?

私、年に数回旅行に行きますが、
ホテルのベッドでぐっすりと眠れたことが一度もありません。

よく枕が変わると寝れないとか、人が一緒にいると寝れないとかは聞くけど、
私はそういった原因を取り除いたとしても眠れないんです。

さすがに、何泊もすれば寝不足が重なって、ある程度眠れるようになるんですが。

なので、旅行の間はずっと『ちょっと体がだるいな~』と感じているような、
そんな感覚です。

でも、旅行は好きだし楽しいんですよ。

何で環境が変わると寝れないんだろう?眠りたいのに…
と思って、理由を調べてみました。

人は、いつもと異なる環境に置かれると、本能的に警戒心が強くなり、
寝ている間も脳が起きている状態になるのだそうです。

これを「第一夜効果(ファーストナイトエフェクト)」と言うらしい。

旅先に限らず、友人宅に泊まりに行ったり、引っ越した直後などに眠れなくなるのも
この脳の警戒モードが原因となっているのだそうです。

環境が変わって脳が警戒モードになると、
寝つきが悪くなったり、小さな物音ですぐに目が覚めるなど、
熟睡しにくくなってしまうようです。

このように、環境が変わると眠れなくなる人には、
神経質な人や心配性の人が多いようです。

あ、私引っ越しした直後も全く眠れない(>_<)

まさにこれだ!

ということは、私は神経質なのか…。

疲れてるのに眠れない理由

旅先や出張先であれば、日中動き回ったり頭を使ったりして
疲れ切っているはずですよね。

それなのに、どうしても眠れない・・・となると、結構つらいものがあります。

疲れているはずなのに眠れないのは、環境が変わったからだけでなく、
「心が興奮状態にある」ことも理由のひとつなんだそうです。

自律神経は、交感神経と副交感神経の2つに分けられますよね。

そして、交感神経と副交感神経のうち、どちらが活発な状態かによって、
体や心が、活動モードなのか休息モードなのかが決まっています。

交感神経が活発:活動モード
副交感神経が活発:休息モード

体や心が疲れすぎてしまうと、
この自律神経のバランス調整がうまくできなくなり
本来休息モードになっててほしい夜になっても、交感神経が活発なままとなり
眠れなくなってしまうことがあるのだそうです。

また、環境が変わると眠れないと自覚があるがゆえに、
「眠りたい、眠りたい…」と考えすぎることも、心や体が緊張した状態となり
かえって眠れなくなってしまうこともあるのだとか。

私、思い当たることばかりだ。

眠れないことは常に自覚してるから、寝なきゃ!っていつも思ってる。

これが余計に眠れない原因になってるなんて、ちょっと悲しい(>_<)

旅先で眠いのに寝れないときに眠る方法

環境が違う時でも、普段と同じように眠るための方法があるそうです。

ポイントは、
「普段寝ている環境にできるだけ近づけること」だとか。

 室温や湿度を快適にする

快適と感じる温度や湿度は人それぞれ違います。

そのためエアコンの温度を調節するなどして、
室温や湿度を、自分が心地いいと思える状態にすることが大切なんだそうです。

寝具も普段とは違うので、
布団をかけた状態で心地いいと感じる温度にするといいらしい。

乾燥が原因で眠りが浅くなることもあるため、湿度の調節も重要。

加湿器が借りられるようであれば、借りるのがベスト。

貸出がないようであれば、濡らしたタオルをかけておくなどの
乾燥対策はしておいた方が良いですね。

私、これはいつもホテルで必ずやっています。

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眠れるときもあれば、それでも眠れない時もあるなぁ~。

これだけでは足りないってことか?!

 枕の高さを調節する

枕の高さは、快眠のためにはとても重要だとはよく聞きますよね。

本当なら枕を持参して旅に出るのが良いらしいのですが、
荷物が多くなるし、恥ずかしい(;^ω^)

到着したら、旅先の枕が自分に合っているかをまず確かめてみるといいそうです。

もし、高すぎたり低すぎたりする場合は、
フロントにお願いしてバスタオルを数枚借りて高さを調整するといいそうです。

バスタオルを折りたたみ、ちょうど良い高さになるまで重ねていけば、
自分にぴったりの簡易まくらの完成です!

もしタオルの生地が気になるようであれば、
自宅から枕カバーだけを持って行くのもありですね。

 パジャマは持参するのがおすすめ

旅先で、浴衣やパジャマなどが準備されていることがありますが、
着なれない服は、快眠を妨げる原因になります。

普段着ているパジャマを着て寝ることが一番しっくりくるため、
しっかり眠ることができるみたいですよ。

荷物にはなりますが、旅先でちゃんと眠る為には
普段使っているパジャマを持って行くのがいいそうです。

ということで、私も、普段寝る時に着ている服を必ず旅先に持って行くようにしています。

眠りがどうこうの前に、そもそも浴衣ははだけるし、帯の結び目が邪魔だしで
もともとパジャマ持参派なんですよね、私(^-^;)

 ベッドメイキングされた布団を剥がす

きれいにベッドメイキングされた状態は
見た目はとてもきれいだけど、そのまま寝ると布団の中で動きづらいですよね。

織り込まれた掛け布団は、全方向すべて引き剥がしちゃいましょう。

動きづらい布団は、寝返りがしづらいため快眠を妨害するそうなので、
遠慮なく、ぶぁ~っとはがしてしまいましょう。

◆寝返りは快眠のキーポイント!

寝返りは、多いと寝相が悪いと思われがちですが、
実は、「寝返りが多いのは良い眠り」なんだそうです。

ちょっと驚きです(゜□゜ψ)ψ

寝返りは、
寝ている間も血液やリンパの流れを促すために必要な動作で、
1度の睡眠で20~30回の寝返りが適正な回数だと言われているんだとか。

寝返りが少ないと、血液やリンパの流れが滞りがちになるため、
疲れが取れにくくなってしまうということらしいです。

旅先で、疲れを翌日に持ち越さないためにも、
『寝返りしやすい環境をつくる=シーツをひっぺがす』ですね^^

 考えすぎない!リラックスして

眠れないと「寝なきゃいけない!」と考えすぎてしまうため、
それがストレスとなり、余計に眠れなくなる可能性が。

また、次の日の予定についてあれこれ考えるのも、寝るのには妨げとなるらしいです。

寝る1時間前くらいからは、なるべく部屋を暗くして
出来るだけ何も考えずリラックスして過ごすのがいいそうです。

普段自宅で聞いている音楽や読んでいる本、焚いているアロマなどがあるようなら、
寝る前のルーティーンを同じにすることも、いい効果があるようですよ。

 部屋の明るさに注意

普段自宅で寝ている時、室内は真っ暗ですか?少し明るいですか?

旅先では、普段の環境に近づけることが眠るための秘訣となるため、
普段と同じ明るさにするといいそうです。

普段真っ暗で寝ているけど、旅先ではカーテンから光が入るという場合は、
アイマスクをすると光が遮断されますね。

でも、耳が痛くなりそう。

装着している違和感で眠れなさそう…。

耳が痛くならない優しい素材のものもあるようなので、
念のためアイマスクを準備しておくといいかもしれないですね。

 耳栓で騒音をシャットアウト

外の音や隣の部屋の音が気になるという場合は、耳栓を使うのも良いと思います。

ただ、耳栓が気になってしまい逆効果となる可能性もあります。

アイマスクも同様ですが、普段使いなれていないものを使う場合は、
それ自体が気になるポイントになってしまって寝れないなんてことにもなりかねないので、
注意が必要です。

環境が変わって寝れないまとめ

環境が変わることで眠れない、
疲れて眠いはずなのに寝れないなどは、本当につらいことですよね。

環境が違っても眠れるようになるコツは、
「普段の環境に近づけること」

例え睡眠時間が短くても、
しっかり熟睡できれば、目覚めもスッキリで、疲れも取れていることが多いです。

旅先でも、自分が快適だと思える環境をつくって
眠れるようになると良いですね。

私も、眠れる対策いろいろと試してみようと思います。

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