岐阜県にある、根尾谷淡墨桜。
樹齢がなんと1500余年と推定されている、国指定の天然記念物です。
日本三大桜の一つとも言われている桜ですので、ぜひ見てみたい!
でも、当然見頃の時期には多くの観光客で混雑します。
そこで今回は、淡墨桜のアクセスや渋滞の回避方法などをまとめてみました。
淡墨桜(岐阜)へのアクセスは?
岐阜根尾谷の淡墨桜
淡墨桜は、ヒガンザクラの一種で、
高さ約16メートル、幹囲が約10メートルもある巨木です。
継体天皇が、岐阜の地を去る際にお手植えされた
という伝説がある桜なのだそうです。
蕾の時期にはピンク色ですが、満開になると花は白くなり、
散り際に淡い墨色になることから、淡墨桜と呼ばれています。
「薄墨桜」とよく漢字を間違える人がいますが、
名前の由来を覚えておけば間違えることはなさそうですね。
淡墨桜を中心に淡墨公園になっており、周辺にも桜の木が植えられています。
淡墨桜の存在が圧巻なので、周辺の桜がちょっとかわいそうなくらいですので、
ぜひそちらも見てあげてくださいね(笑)
3月末頃~4月末までは、ライトアップもされています。
ライトアップ時間:18:40頃~21:00頃まで
住所:岐阜県本巣市根尾板所字上段995
電話:0581-38-2511(本巣市役所)
淡墨桜 車でのアクセスは?
名神高速道路:岐阜羽島ICで降りた場合
インターを降りたら、県道46号を北上します。
その後、県道219号 → 県道23号 → 国道157号を通ります。
約1時間20分
名神高速道路:大垣ICで降りた場合
インターを降りたら、国道258号を北上します。
その後、県道255号などを通り、約1時間15分
東海北陸自動車道:岐阜各務原ICで降りた場合
インターを降りたら、国道21号を西方面へ。
県道23号 → 国道157号を通ります。
約1時間
東海環状自動車道:関広見ICで降りた場合
国道418号を通ります。
約50分
ご紹介した中では、関広見インターで降りた場合が最も短い距離ですが、
狭い山道を通るルートになります。
運転に不安がある人は避けた方が良いと思います。
ちなみに、狭い山道を路線バスも通るので、すれ違う際は結構怖いです^_^;
また、駐車場は多くありますので、
停められないということはない恐らくないでしょう。
駐車場の案内はこちら → 本巣市ホームページ
淡墨桜 公共交通機関でのアクセス
淡墨桜の最寄駅は、樽見(たるみ)駅という駅になります。
樽見駅は、第三セクターの「樽見鉄道」の駅です。
樽見鉄道へは、JR大垣駅で乗り換えできます。
樽見鉄道大垣駅から樽見駅までは、1時間10分ほどかかります。
1~2時間に1本ほどしかありませんので、時刻表を確認してくださいね。
岐阜県の淡墨桜の見頃は?
淡墨桜の見頃は、例年4月上旬~4月中旬頃になります。
もちろん、毎年気候は違いますから、見頃の時期は前後しますので、
最新の情報を確認して計画することをおすすめします。
本巣市のホームページでライブ映像も見ることができるので、
分かりやすいですね。
淡墨桜までの渋滞は回避できる?
桜が見頃の時期は混雑します。
それは、淡墨桜に限らずどこも同じですよね。
淡墨桜は全国的に有名ですし、
先ほどご紹介したようにライブ映像で見頃が分かりやすい為、
満開時期は、観光客が増えて混雑します。
特に土日祝日は、電車も車も混雑し、長い渋滞も発生します。
そんな渋滞を何とか回避したいと思いますよね。
淡墨桜を見に行く日時をずらす方法
平日を狙う
当たり前と言われてしまうと思いますが、
土日祝日よりは平日の方が明らかに混雑状況は緩みます。
交通渋滞も軽減されますので、できれば平日を狙って行くことがおすすめです。
朝早い時間や夜遅い時間に行く
淡墨公園は24時間入ることができます。
ライトアップや露店を楽しむことはできなくなりますが、
渋滞も人混みも回避して桜をゆっくりと見ることができますよ。
車の渋滞回避ルートを狙う
国道418号線を走る
ほとんどの観光客は、メインの道路となる国道157号線から
淡墨桜を目指します。
観光バスも、必ず国道157号を走ってきます。
遠方の観光客にはあまり知られていない、国道418号線を通るルートを使うと
交通渋滞を回避することはできるでしょう。
ただし、先ほどもお伝えしましたが、とても狭い山道となります。
対向車とすれ違えないほど狭い場所もあります。
運転が得意でない人や、慣れていない人はこのルートは避けた方が良いでしょう。
渋滞を我慢していた方が安心です。
遠い駐車場を狙う
淡墨公園に近い駐車場からすぐに埋まっていきます。
また、駐車場へ入るための車で、周辺の道路にも渋滞が伸びていきます。
大変かもしれませんが、できるだけ遠い駐車場にさっさと車を停めて、
歩いた方が早く到着できる可能性が高いです。
車と電車の両方を利用する
途中まで車で来て、
樽見鉄道に乗って樽見駅まで行くという方法もあります。
桜が満開の時期には、電車も混雑していますが、
車の渋滞のように「何時に着くか分からない」という心配はなくなります。
樽見鉄道の各駅周辺の駐車場を探して停めましょう。
また、
●近くにある大きなショッピングセンター「モレラ岐阜」の駐車場に車を停めて、
最寄駅「モレラ岐阜駅」から樽見鉄道で移動する。
●道の駅「織部の里もとす」の駐車場に車を停めて、
最寄駅「織部駅」から樽見鉄道で移動する。
という方法もあります。
ただ、利用者でない人が停めることになるので、貼り紙がされる可能性もあります。
できれば、行きまたは帰りに、停めた場所にも立ち寄ると良いでしょう。
また、土日祝日は、モレラ岐阜自体も大変混雑します。
時間帯によっては、駐車場の空きを探すのに時間がかかってしまう可能性もありますのでご注意くださいね。
どこに停めるとしても、時間に余裕を持って、
早め早めに行動されることが渋滞や混雑回避、イライラ回避には大切です。
岐阜淡墨桜アクセスまとめ
桜の満開時期に混雑するのは、根尾谷淡墨桜に限らず、どこの桜でも同じです。
そして混雑や渋滞への対策も同じ。
そうです、余裕を持って早めの行動をすることです。
壮大で美しい淡墨桜を、ぜひ気持ちよく楽しんでくださいね。
本巣市では、淡墨桜保護のための寄付を募っています。
関心がある方は、こちらをご覧ください。
⇒本巣市ホームページ「淡墨桜再生支援」