節分に食べるものは何?食べ物の由来は?縁起の良い7つの食べ物

日本で昔から伝わる節分行事。

神社などで豆まきをしている芸能人の姿を
テレビで見ることも多いと思います。

節分といえば、
豆まきをして大豆を食べるくらいしかイメージがなかった人が多いですが、
近年では、恵方巻きも全国的に知られるようになりましたよね。

でも実は、節分に食べる縁起物は他にもあるんです。

そこで今回は、節分に食べるものにはどんなものがあるのかと、
その食べ物が縁起が良いとされる由来について
ご紹介していきます。

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節分に食べるものって豆と恵方巻きだけ?

節分に食べるものといえば、豆ですよね。

小さな頃は、「鬼は外、福は内」といいながら豆まきをし、
年齢の数だけ豆を食べると良いということくらいしか
知りませんでした。

しかし、あるコンビニが火付け役となり、
恵方巻きが全国に広まり、
今や、節分で食べるのが当たり前の食べ物となりました。

私が子どもの頃の、○十年前には、
恵方巻きというものは、関西地方のみで節分に食べられていた食べ物だったんです。

このように、
ある地域でしか節分に食べる風習のない食べ物や、
多くの人に知られていないだけで、
本来節分に食べると良いとされている食べ物が他にもあるのです。

では、節分に食べると良いとされている縁起物の食べ物には
どんなものがあるのでしょうか。

節分の食べ物の由来は?

節分に食べると良いとされている縁起の良い食べ物は、
7つあります。

ひとつずつ、由来を見ていきましょう。

 大豆

節分は「季節を分ける」日のこと。

ですので、本来は立春だけでなく、
立夏、立秋、立冬の前日も節分と言います。

現在のように、立春の前の日と特に「節分」と呼ぶようになったのは
江戸時代以降なのだそうです。

節分に豆をまく意味は?

昔から、季節の変わり目である立春や立夏、立秋、立冬には鬼がやってきて、
病気や災害などを引き起こすと考えられていました。

そのため、鬼がやって来ないように、季節の変わり目の前日にあたる節分に
大豆をまくようになったと言われています。

豆まきの豆には、鬼の目「魔目(まめ)」豆を投げつければ、
魔が滅する「魔滅(まめ)」という意味があるのだと考えられているそうです。

つまり、豆は鬼を追い払うための道具でもあり、
「豆=魔目」として鬼そのものととらえてもいたようですね。

節分で豆を食べる意味は?

節分では、大豆を年の数だけ食べるという風習があります。

節分で、歳の数だけ豆を食べるのには、次のような意味があるのだそうです。

昔は、一年の始まりは立春だと考えられていたため、
立春の1日前の節分は、大晦日と同じように考えられていました。

火であぶり、邪気を払った豆は「福豆」と呼ばれ、
年の数だけ福豆を食べることで、
「立春から始まる一年も健康に過ごせますように」
という願いが込められていると言われています。

そのため、年の数に1つ加えて、
数え年で豆を食べるご家庭もあるようですよ。

また、福豆を食べることで「鬼を退治している」
という意味もあるそうですよ。

 恵方巻き

すっかり全国区となった恵方巻きですが、
もともとは関西地域のみで食べられていた節分の縁起物です。

恵方巻きの由来には諸説ありますが、最も有力なのが
昔、大阪の商人が商売繁盛を願って食べたのが始まりと言われています。

恵方巻きに7種類の具を使うことで七福神を表現し、
福を取り込む(食べる)ことで、無病息災や商売繁盛を願っているそうです。

また、恵方巻きがこん棒に見えることから、
鬼が逃げる際に落としたものとして、鬼退治が成功したことを意味していたり、

巻きずしは福を巻き込むという意味で縁起が良いとか、

包丁を入れず一本丸ごと食べることで、
人や物との縁を切らないようにするという意味があるなど、
恵方巻きには様々な意味が込められています。

ちなみに、恵方はその年の最も縁起が良い方角のこと

恵方巻きは、恵方を向いて黙々と食べきります。

これにも、口から福や運が逃げないようにという意味があるのです。

 いわし

鬼は、イワシのニオイが嫌いとされていて、
イワシには鬼を追い払う効果があると考えられていました。

そのため、節分の日には、イワシを塩焼きにして、その頭を柊の枝に刺した”柊鰯”
と呼ばれるものを戸口に飾ることで、鬼が家に侵入するのを防いでいたのです。

イワシのにおいのほかに、
柊のトゲが刺さると痛いからという意味もあったようです。

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最近ではあまり見ない光景ですね。

地域によっては、
イワシの代わりにサンマやエビを使っているところもあるそうですよ。

また、いわしは焼くと煙がたちやすく、
その煙に虫を追い払う効果があることから害虫駆除のため
という意味もあるようです。

節分にイワシを食べる意味は?

節分にいわしを食べるようになったのは、
鬼がイワシの匂いを嫌うことから、厄除けの意味があると言われています。

また、いわしは体にとても良い食べ物として昔から知られていたため、
健康を祈願して食べていたとも言われています。

 そば

先ほど大豆の説明でもお伝えしましたが、
昔は、立春が一年の始まりだと考えられていました。

立春の前日である節分は、大晦日にあたるため、
現代、私たちが12月31日の大晦日に年越しそばを食べるのと同じ意味で、
節分にお蕎麦を食べていたと言われています。

地域によってはその文化が残っていて、
今でも、節分におそばが食べられているそうです。

節分にお蕎麦を食べる意味は?

節分にお蕎麦を食べる意味は、
大晦日にお蕎麦を食べるのと同じ意味を持っています。

細長い蕎麦を食べることで、健康長寿家運長命を願う
他の麺類に比べてそばは切れやすいため、今年一年の厄災を断ち切る
金細工職人が飛び散った金粉をそば粉を練ったもので集めたことからお金が集まるという意味
成長が早く痩せた土地でも育つため、健やかな成長を願う
そば=傍の語呂合わせで、末永くそばにいられるようにと願う

など、さまざまな意味や願いがあります。

お蕎麦は、縁起の良い意味を多く持つ食べ物ですので、
今年から節分の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか?

 こんにゃく

節分にこんにゃくを食べる文化は、四国地方で始まったと言われています。

こんにゃくは食物繊維が豊富なことは、有名ですよね。

昔からこんにゃくは、「胃のほうき」「砂おろし」などと呼ばれ、
体の中の毒素を排出し、身を清めるため、節分で食べられるようになったそうです。

節分のほか、大掃除後や冬至にも食べていたようですよ。

炒った大豆は固く消化に負担をかけそうな気がするので、
節分でこんにゃくを食べるのは、
胃腸の負担を軽減することにも効果がありそうですね。

 けんちん汁

けんちん汁の発祥については、諸説あるようですが、
鎌倉にある「建長寺」の修行僧が、
中国より伝わった料理を元に作った「建長寺汁」が起源というのが有力です。

けんちん汁は、大根やにんじん、ごぼう、里芋、こんにゃく、豆腐などをごま油で炒めて、
お出汁を加えて煮込み、味を調えた汁物です。

昔は、冬の行事には欠かせない料理だったようですが、
時代の流れとともに、さまざまな行事が消えてなくなっていき、節分だけが残ったため、
節分にけんちん汁を食べる文化だけが現在もあるとされています。

けんちん汁は、豚汁とよく似ていますが、もともとは精進料理だったため、
だしも魚を使わず、具材にも肉を加えません。

しかし最近は、鶏肉や豚肉を具材に加えるご家庭も多いようです。

我が家も、けんちん汁には鶏肉が入っています。

寒い季節に、体がぽかぽかと温まる、暖かい食べ物は嬉しいですよね。

けんちん汁にお蕎麦を加えれば、
節分に縁起の良い「けんちん汁」「おそば」「こんにゃく」の3つを
いっぺんに食べることができますよ♪

 くじら

山陰地方、特に山口県では節分にくじらを食べる文化があるそうです。

これは、
大きなものを食べるのは縁起が良いとされているからだとか。

「大きなもの=くじら」と連想し、くじらが選ばれたということのようです。

また、「志を大きく」「広い心を持つ」などの意味も込められています。

ただ、近年はくじらを食べるという文化自体がなくなってきましたよね。

私が幼い頃は、
まだかろうじて給食でくじらの竜田揚げが出てきていましたが。

縁起の良いものとして、
節分でくじらを食べる風習も、今後消えていくのかもしれません。

節分に食べるもの まとめ

節分の日に食べられる、縁起の良い食べ物は
豆や恵方巻き以外にもあるのだということが分かりましたね。

いわしは何となく聞いたことがあるけど、
そばやけんちん汁など様々なものが食べられていたことは
知らない人も多かったのではないでしょうか。

そして、それぞれには食べる意味があり、いろんな願いが込められています。

今年は、豆や恵方巻き以外の食べ物も、取り入れてみてはいかがでしょうか。

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