Excelで全角を半角に、半角を全角に変換した統一したい!その方法は?

Excelで作られた住所録を見ると、
よく全角と半角がごちゃごちゃになっていることがあります。

自分一人で作ったものならそんなことはないんだけど、
誰かにお願いして作ってもらった資料や、
複数人で共同で作ったものを合体させた時なんかには、こういったことが起こります。

別にごちゃまぜでも気にならない人ならいいですが、
私はなんだか気持ち悪くて・・・『ゔぅ~揃えたい!』ってなっちゃうんですよね(;^ω^)

そこで今回は、
エクセルで数字やカタカナを、半角又は全角に統一させる方法をご紹介します。

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Excelで全角を半角に変換する方法

まずは、全角を半角に統一させる方法です。

例えば、図のような感じで住所一覧があるとします。

見事に全角数字と半角数字が両方存在していますね(>_<)。

気持ち悪い・・・。

それに、数字だけじゃなくカタカナも半角の時と全角の時がありますね。

図のように8つくらいなら、
手入力で直していってもそれほど難しいことではないかもしれないですね。

でも、これが何百、何千件とあるデータだったとしたら、
手修正ではちょっと無理があります。

ここで登場するのが、困ったときに便利な『関数』です。

数字やカタカナを半角で統一させたい場合には、「ASC」という関数を使います。

上の図で言うと、Cの列(住所の隣のセル)に関数を入れていきます。

もし住所の右隣に別の項目が入力されていて空きがない場合は、
列を「挿入」して空いている列を作ってください。

後で削除するので、問題ないです^^

すでにある表を崩すのが心配な場合は、空いている列を使ってもらっても大丈夫です。

C2のセルに、「=ASC(B2)」と入力します。

たったこれだけで、数字、ハイフン、カタカナがすべて半角に変わりました。

簡単ですね。

あとはC2をコピーして、C3以降に貼り付ければOKです。

でも、これだけでは、関数でB列を使っているので、
Bの列を削除したらCの列も消えてしまいます。

なので、

①C列を文字列に変更する
②B列を削除する
(又はB列にコピーしてC列を削除する)

をして、元の表に戻します。

その方法は、まずC列をコピーします。

そのままC列で右クリックし、貼り付けのオプションから『値』を選びます。

すると、関数が消え、計算式の結果が『値』として表示されます。

ちゃんと変わったかどうかは、カーソルを合わせてみると確認できますよ。

あとは、B列を削除するか、
C列をB列にコピー&ペーストしてから、C列を削除すれば、完成ですね♪

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Excelで半角を全角にする方法

では次に、先ほどの逆バージョンです。

すべて全角で揃えたいという場合ですね。

今度は、ASC関数ではありません。

数字やカタカナを全角で統一させたい場合には、「JIS」という関数を使います。

やり方は、先ほどのASC関数と全く同じでOKです。

ただ、関数をJISにさえすれば、全角に変更することができます。

JIS関数で半角だったところが全角に変わっていますね。

この後も、ASC関数の時と同じように、

①C列を文字列に変更する
②B列を削除する
(又はB列にコピーしてC列を削除する)

をして、元の表に戻したら、完成となります。

Excelで数字のみ半角にしたい場合は?

ここまでご紹介したASC関数屋やJIS関数は、
選択したセル内にある数字とカタカナ、ハイフンなどの記号はすべて半角に統一または全角に統一するという2択しかありません。

でも、例えば、
住所の中で、数字は半角にしたいけど、カタカナは全角がいいという時ってあると思います。

ちなみに私は、住所はこの形が好きなタイプです。

その場合は、JIS関数やASC関数ではうまくいきませんよね。

この場合は、ASC関数ともう一つ「PHONETIC」という関数を使って行う方法がありますが、
これ、ちょっとだけめんどくさいんです( 一一)

なので、もっと簡単に行う方法をご紹介したいと思います。

それが「置換」を利用することです。

数字だけであれば、0~9までをそれぞれ置換すればいいので、
数字を変えながら10回「置換」を繰り返すだけ。

変更したい列を選択したら、Excelの右上あたりにある『検索と選択』をクリックします。

この中に「置換」というのがあるので、選択します。

全角を半角にしたいなら、
検索する文字列に全角数字を、置換後の文字列に半角数字を入れて、
『すべて置換』をクリックします。

これで、選択した列の中にある全角の「1」がすべて半角の「1」に変わってくれます。

同じ要領で、0~9までの数字をやっていけば、
すべての数字が半角に変わりますよね。

ちなみに、カタカナで半角と全角が混ざってしまっている場合は、
置換の前に「JIS関数」ですべて全角に変更しておいてから、
数字だけを置換で半角に戻せばいいと思います。

また恐らくハイフンも半角だったり全角だったりすると思うので、
これも置換で変更するといいですね。

このように、多少の変更は関数に頼るのではなく「置換」を利用することで
意外と簡単に変更が可能ですよ。

Excelで全角を半角に変換まとめ

Excelで全角を半角に統一する、逆に半角を全角に統一するための
変換の関数をご紹介しました。

会社や集まりなどで使う住所一覧って、
結構見た目が煩雑でなんだか気持ち悪いな~と思うことがあるので、
勝手に変更してOKな資料であれば、私はサクサク変更して統一させちゃいます。

じゃないと、見てる自分が気分悪いから。

同じような思いの人の役に立ってくれるといいな~。

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