スキューバダイビングは、年齢を重ねても続けられるスポーツですが、
生活スタイルの変化や、趣味が変わったなどの理由で
ダイビングから遠ざかっている人もいると思います。
そんな時、気になるのがダイビング器材ですよね。
器材は結構かさばりますので、
特に重器材まで揃えている人は、場所を取られてジャマだな~
なんて思っているのではないでしょうか。
そこで今回は、ダイビング器材はゴミとして処分できるのか?
捨てる以外に買取は可能?買取の相場はどのくらい?などについて調べてみました。
ダイビング器材はゴミとして処分できる?
ダイビング器材を処分しようと思っている人は、
まず、なぜいらないと思ったのかを考えてみるといいです。
・古くなって買い替えるから?
・もうダイビングをやるつもりがないから?
・最近忙しくてできないから?
ダイビング器材には、マスクやシュノーケル、フィンなどといった軽器材と呼ばれるものと、
BCやレギュレーターなどの重器材と呼ばれるものと大きく2種類あります。
購入されたのであればご存知だと思いますが、
ダイビング器材は、軽器材でも重器材でもそれなりのお値段がしますよね(;^ω^)
ですので、
処分した後で『あー、手放さなきゃ良かった』と後悔しないために、
本当に処分してもよいかどうかじっくり考えてみた方がいいと思います。
その上で、処分しようと決心したら、どのように処分するかを考えていきます。
処分方法として一番最初に思いつくのは、
「ごみとして捨てることができるのか?」だと思います。
各自治体によって多少の違いはありますが、
基本的には一般ごみと呼ばれるものは、「燃えるごみ」となります。
ですので、ゴムで作られているマスクやフィン、シュノーケルは「一般ごみ」として
処分できるところがほとんどだと思います。
マスクのレンズ部分や、留め具部分のプラスチックなどは「燃えないごみ」に分類される場合もあるので、その場合は分解して処分する必要がありますね。
そして、レギュレーターやウェットスーツ類は粗大ごみになると思われます。
ただし、この説明は私の住んでいる地域の自治体へ問い合わせをしたものと、
沖縄県北谷町のごみの分別基準をもとにしていますので、
必ずお住まいの自治体に確認をしてくださいね。
ちなみに、BCやウエイトは粗大ごみとしても受け入れできないところが多いようです。
つまり、ダイビング器材をすべてごみとして捨てることは難しい
というのが結論なんです。
ダイビング器材をごみとして捨てることが難しいなら、どう処分したらいいのか?
困ってしまいますので、調べてみました。
ダイビング器材の買取りはしてもらえるの?
ダイビング器材をすべてをごみとして出すのは難しそう・・・(>_<)
ということは、手放す他の方法を探さなければいけないですよね。
ダイビング器材をごみとして処分する以外の手放す方法としては、
・オークションに出品する
・フリマに出品する
・ダイビングショップに聞いてみる
といった方法があります。
ダイビング器材を買取してくれるところは?
今回調べてみて、ダイバーである私も驚いたのですが、
かなり古いダイビング器材でも買取をしてくれる業者やお店がいくつかあるようです。
ダイビング器材買取センター
ダイビング器材の買取を専門に行っている業者です。
ネーム入りの器材やかなり古い器材、故障した器材であっても買取をしてくれます。
中古品ですので、買取価格にはあまり期待しない方が良いでしょう。
「捨てるつもりのものを引き取って貰える」くらいの感覚でいた方が良さそうです。
DIVER RICH
千葉県にあるダイビング器材の買取業者です。
店頭への持ち込みはもちろんですが、
他にもLINEやWEBでの査定もできるので、気軽に査定だけお願いすることもできそうです。
スキューバダイビング器材買取.COM
神奈川県にあるダイビング器材の買取業者。
こちらの業者も、LINEやWEBでの無料査定ができます。
電話での問い合わせ時間が平日15時~20時となっているので、
仕事が終わってからの遅い時間でも問い合わせすることができるのが、ありがたいですね。
SPORTS 高く売れるドッドコム
ダイビング器材専門ではありませんが、スポーツ用品買い取り業者です。
全国展開している業者ですので、
出向くことができる距離に店舗があるかも知れませんね。
店頭買取のほかに、宅配買取と出張買取が選べます。
どれも料金が一切かからないようですので、嬉しいポイントです。
WEBで無料査定もできますが、写真は送らず品名と型番等の情報だけでの簡単な査定なので
金額は正確には出ないと思われます。
買取以外のダイビング器材の処分方法は?
ダイビング器材を業者や店舗に買い取りしてもらう以外に手放す方法は、
先ほどもお伝えした通り、
・オークションに出品する
・フリマに出品する
・ダイビングショップに聞いてみる
といった方法があります。
オークションに出品する
ヤフオクなどのオークションサイトに出品する方法もあります。
ただ、想像しているよりも価格を低く設定しないと
売れない可能性の方が高いと思います。
海の中で使うものですから、
一般の人(素人)が販売する中古品が安全かどうか、不安になる人が多いからだと思います。
私が器材を探している方の立場だったら、
一般の人が出品している中古の器材は絶対に買わないなと思うし。
BCやレギュレーターは特にそうですね。
それ以外の器材、軽器材類やウエイトなどは、
オークションに出品すれば売れる可能性はあります。
フリマに出品する
フリマアプリで出品する方法も。
こちらもオークション同様、
安全性に不安があるものは売れない可能性が高いです。
オークションやフリマの場合は、
出品者側が情報をしっかりと提供してあげる必要があると思います。
例えば、いつ購入した器材で、直近で使っていない期間がどのくらいなのか?とか、
『○年○月にオーバーホール済み』とか、
部品を交換しているなら、いつどこの部品を交換しているかなどですね。
専門家が介入しないので、しっかりと情報提供しておかないと、
安全性の問題もありトラブルになる可能性もあります。
そのため、何を出品するかは厳選する必要がありそうですね。
オークション同様、
BCやレギュレーターは出品しても売れない可能性が高そうです。
ちなみに、私はダイブコンピューター(ダイコン)と冬用グローブをフリマアプリに出品したことがあります。
どちらも売れましたが、購入価格の1/3以下でした。
早く手放したいのなら、価格についてはできるだけ安く出品した方が良さそうです。
ダイビングショップに聞いてみる
もし、馴染みのダイビングショップがあるようでしたら、
器材を引き取ってもらえないか聞いてみるのも良いと思います。
私もBCを買い替えた際、馴染みのショップにタダで引き取ってもらいましたし、
水中ライトが水没して壊れた時も処分してもらえました。
※ただし、新しく買い替えた器材もそのショップで購入。
器材を新しく買い替えようと思っている人なら、
今でも馴染みにしているショップがあると思うので、聞くのは簡単ですよね。
反対に、しばらく使ってないし今後使わないから手放そうと思っている人は
馴染みのショップがないので、この方法は難しいかもしれません。
もし知り合いにダイビングを続けている人がいるなら、
そのお知り合い経由でお願いするのもいい方法だと思います。
ダイビング器材の買取相場はどのくらい?
ダイビング器材の買取相場は気になるところだと思いますが、
結論から言うと、ピンキリです。
器材の種類によっても違いますし、
メーカーや型番、器材の状態や使用頻度などによっても金額が変わってきます。
ただ、少しでも高く買い取ってもらう為には、
きれいに洗ってから査定に出した方が良いみたいですね。
服やバッグなどの買取と一緒で、見た目がきれいな方がいいみたい^^
さらに、少しでも高く買い取りしてもらいたいのなら、
オーバーホール(メンテナンス)をしておいた方がいいです。
ただ、オーバーホール代の方が高くつく可能性もありますが(;^ω^)
また、同じメーカーの器材を揃えているようでしたら、
できるだけ器材をまとめて査定に出すと、高く買い取ってもらえる可能性があります。
とはいえ、中古の器材ですから数千円、数百円といった場合もあります。
いろいろと頑張ってみても、
その甲斐がない買取価格になることを覚悟しておいた方が、あとでショックを受けなくて済むと思います。
『タダ以上で処分できるならそれでいい』くらいに思っていた方がよさそうですよ。
ダイビング器材をごみとして処分する まとめ
ダイビング器材はゴミとして処分できるものと、できないものがあります。
一般的には軽器材は一般ごみ、重器材は粗大ごみとなりますが、
各自治体によって粗大ごみとしてでもNGの場合もありますので、必ず確認してくださいね。
ごみとして処分するくらいなら、買取業者などに問い合わせて引き取ってもらうと、
ごみも減らせますし、少しでも収入があるかもしれませんね。
ダイビング器材は特殊なものですので、処分には困る人が多いと思います。
ダイビングから遠のいてしまって処分される人、
またいつか、素晴らしい海の世界に来てくださいね~♪