フィンはストラップとフルフットどっちがいい?おすすめな理由は?

ダイビングではフィン(足ひれ)は大切な器材です。

自分の足に合っていないと、違和感があったりうまく泳ぎ進めなかったりします。

そこで今回は、フルフットフィンとストラップフィンどっちがいいのか、
それぞれのおススメな理由や選ぶ基準などについてまとめました。

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フィンはストラップとフルフットどっちがいい?

ダイビングフィン(足ひれ)には大きく4つの種類があります。

・ストラップフィン
・フルフットフィン
・ジェットフィン
・スプリットフィン

ジェットフィンやスプリットフィンは、実際使っている人も少なく、
聞いたことがない人もいるかも知れません。

私も身近で使っている人を見たことないですし^_^;

ダイビングで使うフィンの主流は、
ストラップとフルフットの2種類のフィンだと思います。

ダイビングを始めて自分の器材を持ちたいと思った時、
まず購入を考えるのは軽器材類である、マスクやシュノーケル、そしてフィンですよね。

ストラップのフィンとフルフットのフィンではどっちが良いのか、
買う時には必ずと言っていいほど迷う部分だと思います。

しかし、残念ながら、ストラップフィンとフルフットフィンどちらがいいのか
というのは人によって違ってきてしまうんですよね。

ですので、あなたがどんなダイビングスタイルなのかなどによって
フィンを選ぶことになるのかなと思うんです。

フィンを選ぶための参考に、フルフットフィンとストラップフィンのそれぞれのメリットやデメリットをまとめてみました。

フルフットフィンがおすすめな理由

フルフットフィンは、足をすっぽりと入れるタイプのフィンです。

フルフットといえば、MEW(ミュー)フィンが王道で有名ですよね。

フルフットフィンは、ストラップタイプのフィンと比べるとフィット感があります。

フィット感がいいということは、足とひれが一体になっている感じで、
違和感なく動かせるので泳ぎやすいということですね。

フィット感のあるフィンは、泳ぐ時の足の力がフィンに伝わりやすいんですよ。

そのため、泳ぎがあまり得意じゃない人や、
キック力に自信がない人は、フルフットフィンの方がおすすめです。

また、着脱のしやすさから、
ボートダイビングが多い人はフルフットフィンを使っている人が多いです。

沖縄に行くと、インストラクターの多くはフルフットを使っていますよ^^

フルフットフィンは素足でもブーツを履いてでも使えます。

しかし、フルフットフィンを素足に履くと、かかとがフィンずれになる可能性があるし、
海の中で岩に足をぶつけたりした時に怪我をする可能性もあります。

それに、海の中には危険な生物も。

知らず知らずのうちに生物が足に当たって、ケガをしたり、とげが刺さったりすることも。

夏にブーツを履くのは暑いかもしれませんが、
個人的にはダイビング時にはブーツ着用がおすすめです。

そうなってくると、フィンのサイズ選びが重要なポイントになってきます。

素足でフィンを試着して購入したり、自分の足のサイズに合わせて購入すると、
ブーツを履いた時には、たぶんキツくて履けなくなってしまいます。

フルフットフィンを購入する際には、
必ずブーツを履いた足にフィットするものを選びましょう。

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フルフットフィンのデメリットは何かあるかな~と考えてみました。

あまり思いつかなかったのですが、
ドライスーツの時には履きにくいという点があるかなと思います。

寒い冬場などに潜るダイバーは、ドライスーツを着用しますが、
ドライスーツはブーツまで一体になったスーツですよね。

ドライスーツのブーツ部分と、ウェットスーツで使うブーツでは厚さが違うことが多いです。

ということは、ウェットでのブーツに合わせてフルフットフィンを購入すると
ドライスーツでは、恐らくフィンを履くことができない可能性が高くなります。

じゃあ、ドライに合わせてフィンを購入すれば…と考えるかもしれませんが、
そうすると、ウェットでのブーツではフィンが少し大きく、
フィット感が感じられなくなってしまうのです。

じゃあどうしたら?

ってなりますよね^_^;

ボートでのダイビングが多いダイバーや、キック力にあまり自信がないという人は
フルフットフィンを選ぶと良いと思います。

そして、フィンを選ぶ際には、まずはブーツを選び、
そのブーツを履いた状態でのフィット感を確認して購入するようにすれば失敗はないですよ。

ストラップフィンがおすすめな理由

ストラップフィンは、かかと部分がストラップになっているフィンです。

ストラップがあるので、ブーツの厚さなどを気にすることなく
足にちょうど良い状態に長さを調節することができます。

素足でもブーツでもストラップフィンで潜ることはできますが、
素足だとストラップ部分が足にあたって少し痛く感じる人もいるかも知れません。

ストラップの良いところは、脱ぐ時にラクなところです。

ん?フルフットも着脱が楽だと言ってなかった?
と思われた人もいらっしゃいますね。

そうなんです、どちらもは脱ぐのはラクなんですよ。

この2つの違いは着けるときかなと、私は思ってます。

スポンと履くだけのフルフットフィンと、
足をフィンに入れたらストラップを引っ張って調節しなければいけないストラップフィンでは
着けるときのラクさでいったら、フルフットフィンの方になるのかなと。

ストラップフィンは、この脱ぐ時にラクなことから、
ビーチダイビングを多くする人におすすめなのだといわれていますよ。

ストラップフィンを脱ぐときは、横のストラップ部分を外してしまえばいいだけですからね。

またドライスーツの時にもブーツの厚さを気にすることなくフィンが使えますし、
それ以外にも、ウェットのブーツを買い替えたいと思った時にも、
フィンとの相性を気にする必要がありません。

これは結構大きなメリットだと思いますよ。

では、ストラップフィンのデメリットは何か。

それは、やっぱりフィット感だと思います。

ストラップフィンは、
ストラップでかかとを押さえているだけなので、海の中で違和感を感じる人もいるようです。

私も、陸上でしっかりとしめたつもりだったのに、
海の中で脱げそうな気がして、締めなおしたという経験が何度もあります。

そのくらいフィット感を感じにくいということですね。

そして、フィット感がないということは
キック力もフィンに伝わりにくいということになるのかなと思います。

キック力が伝わりにくいからこそ、
特にストラップフィンには、長さやしなやかさなどをアピールした商品がたくさん出ているんじゃないかなとも思うわけです。

種類が多いだけに、ストラップフィンは選ぶときに悩みそうですね。

まとめると、
ビーチエントリーが多いダイバーで、ドライスーツで潜ることもあり、
キック力や体力が人並みにはあるという人は、ストラップフィンがおすすめです。

購入する際には、フルフットのように特に注意することはありません。

足のサイズに合っていさえすれば、問題ないかと思いますよ。

ストラップフィンとフルフットフィン まとめ

ストラップフィンとフルフットフィンは、
どのようなダイビングをすることが多いのかでどちらが良いのかが変わってきます。

ちなみに私は、どちらも持っています。

ご紹介したように、
ドライスーツの時やビーチエントリーの時にはストラップフィンを、
ボートダイビングの時にはフルフットフィンを
と使い分けています。

フィンを2個持ちすると、どんなスタイルのダイビングにも合わせられるので良いですが、
はじめからフィンを2種類も購入する必要はないと思います。

まずは、あなたがどんなダイビングスタイルなのかを考えて
フィン選びをするといいんじゃないかなと思いますよ。

お気に入りのフィンで、楽しいダイビングを♪

スキューバダイビングではフィンが欠かせないものです。フルフットタイプのフィンは、靴と同じように足のサイズに合わせて買うのはNGかもしれないって知っていますか?そこで今回は、フルフットフィンのサイズ選びと、ブーツのサイズやおすすめについてまとめました。

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