お正月は、おせちやお餅を食べて家でのんびり過ごした人、
旅行や帰省で美味しい食べ物をたくさん食べて過ごした人など
さまざまな過ごし方があったと思います。
でも、お正月の過ごし方で、ほとんどの人に共通するのが、
・普段より体を動かしていない
・食べ物をたくさん食べた
ではないでしょうか。
そんな疲れた胃腸を休めるためでもある七草粥ですが、
七草粥にはちょっとクセがありますよね。
家族で食べようと多めに作ったら、
あまり食べてくれなくて残ってしまった。
そんなこともあると思います。
そこで今回は、残ってしまった七草粥を食べてもらうためのアレンジや
保存方法をご紹介します。
七草粥の残りをアレンジ!
七草粥は、日本の文化として、
お正月明けの1月7日に食べるものとされています。
でも、七草特有の苦みなどがあり、実は好きな人は多くないようです。
七草粥、私は大好きですけどね。
ですので、たくさん作ると残ってしまうことがあると思います。
家族はもういらないと言うし、捨てるのももったいないし。
どうしよう…と悩む人も。
そんな時は、ちょっとアレンジして家族に食べてもらいましょう。
七草粥の味を変えてアレンジ
チーズでリゾット風に
七草粥にチーズを入れて、リゾット風にすると、
チーズの香りで、七草のクセのあるにおいが消えるので
食べやすくなりますよ。
とろろ昆布
とろろ昆布を入れることで、とろみと塩味が付くので
美味しくいただけます。
ただ、七草の苦みや香りは残るので、
もしかしたら食べてもらえない可能性も(>_<)
キムチ
キムチを入れることでピリ辛の全く違うおかゆに変身しますよ。
豆板醤が家にあるなら、少し入れると更にコクが出て
美味しくなります。
お正月料理には辛い食べ物がほとんどないため、
一番喜ばれるアレンジかもしれませんね♪
海苔の佃煮
海苔の佃煮を入れると、風味が増し濃厚な味になります。
海苔の風味によって七草の苦みもおさえられるので、
食べやすいお粥に変わると思いますよ。
カレー風味に
カレー粉を溶かしてカレー風味にしてしまいましょう。
七草のハーブが、
カレーの美味しさを更に引き出してくれるかも。
カレーは好きな人が多い味ですので、
残さず食べてくれそうですね。
七草粥をおかずに変身させる
お粥の味を変えても、おかゆはお粥…。
すると、おかゆはもう嫌だと言われてしまう可能性もありますよね。
そういう場合は、別の食べ物に変えてしまいましょう。
お好み焼き風にアレンジ
七草粥に小麦粉を混ぜて、ややとろみがつくくらいにします。
そのままでも良いですが、お好みでキャベツなどの具材を混ぜ、
お好み焼きと同じように焼いていきます。
最後に、ソースや青のりをかけて完成です。
具材やソースの味で、
七草粥が入っていることに気づかれないかもしれませんよ。
ドリアにアレンジ
玉ねぎやウィンナーなどを細かくして炒めたら、
おかゆとグラタンの素を入れて味を調えます。
耐熱皿に炒めた具材を移し、
チーズを乗せてトースターで焼きます。
チーズに焦げ目が付いたら、完成です。
ご飯の粒が少ないので、
ドリアというよりはグラタンに近いかもしれませんね。
ライスコロッケにアレンジ
通常ご飯で作るライスコロッケですが、
おかゆにご飯を追加してとろみを無くせば、
ライスコロッケにアレンジ可能です。
好みの具材を混ぜて丸め、小麦粉、溶き卵、パン粉の順につけて
キツネ色になるまで揚げれば完成です。
ご飯を追加することで、
残ったおかゆの量が増えてしまうので、
大量に残った時には不向きなアレンジです。
餃子や春巻きの具材に
餃子のタネに七草粥を混ぜたり、
春巻きの具材として七草粥を入れるのも美味しいです。
七草の苦みや香りが、
ハーブとして良いアクセントになってくれますよ。
七草粥が残ったときの保存方法
七草粥が残ったとき、保存方法に困りますよね。
1日程度なら、鍋のままふたをして保存しておいても良いです。
でも、大量に残ったなどの理由で数日間の保存が必要な場合は、
傷まないようにしなければいけません。
おかゆは水分が多く、
特に傷みやすい食べ物なので、冬とはいえ注意が必要なんですよ。
七草粥の保存は冷凍で
残った七草粥が、1~2日程度で食べきれる量であれば、
タッパに入れて冷蔵保存でも良いです。
でも、3日以上の保存が必要な場合は冷凍保存がおすすめ。
七草粥の冷凍保存方法
七草粥の粗熱が取れたら、フリーザーバッグに入れ空気をしっかり抜いて、
平らにならして冷凍保存します。
残ったおかゆを何度かに分けてアレンジするのであれば、
1食分ずつに分けて保存するのが良いですよ。
フリーザーバッグがない時は
タッパーはラップを使っても良いですが、
出来るだけ平たく伸ばして保存するようにしましょう。
平たくしておくことで、
全体が早く凍り味や風味が落ちにくくなります。
冷凍では、2週間程度の保存ができます。
とはいっても、傷みやすい食べ物ですので、
早めに食べきるようにしましょう。
解凍方法は?
七草粥を解凍する時は、前日から冷蔵庫に移して自然解凍させ、
調理する時に加熱すると良いです。
電子レンジでの加熱や、鍋に移して温めても良いですよ。
注意点は、75度以上で1分間しっかり加熱することです。
冬でも食中毒の危険はありますので、加熱処理は必ず行ないましょうね。
七草粥残りのアレンジまとめ
作り過ぎてしまったり、家族が食べてくれなかったなどで
残ってしまった七草粥は、
味を変えたり、料理の具材に混ぜることで、別の食べ物に変身させることができます。
味を変えるだけのアレンジであれば、
まだまだたくさんのアレンジがあると思いますので、
あなた好みの味を見つけてみるのも楽しいのではないかと思います。
残るのは嫌だけど、
日本のお正月文化として七草粥は食べておきたいですしね。
七草粥を何食も食べたくないという人の
参考になれば嬉しいです♪