マイ・ペイすリボ手数料を少なくポイント2倍に!方法を分かりやすく解説

マイ・ペイすリボを上手に使いこなすことで、リボ払いの手数料を極力少なく抑えて
ポイントを2倍にすることができます。

ポイント2倍にするのとしないのでは、マイルの貯まる速度は明らかに違いますからね~。

そこで今回は、毎月カードで買い物をして請求が発生するパターンで、
マイペイすリボの手数料をできるだけ少なくしながら、毎月ポイント2倍になるようにする手順をまとめました。

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マイ・ペイすリボでポイント2倍に

ANAカードをVISAで持っている人は、
三井住友カードの『マイ・ペイすリボ』というリボ払いサービスが受けられます。

マイ・ペイすリボは、毎月定額で分割払いができるといった感じでしょうか。

大きな買い物をしても、少しずつ払えばいいので助かることもあると思いますが、
リボ払い手数料は15%なので、あまり残高が多いと手数料だけで結構な金額がかかってしまうので注意が必要なサービスでもあります。

でも、このマイペイすリボの手数料が毎月発生すれば、
手数料発生月のポイントが2倍になるという特典が得られるから、ぜひ使いたい。

でも、手数料は多くは払いたくないですよね。

リボ払い手数料を1円にする計算は、下記の記事で詳しく説明をしているんですが、

ANAカードには『マイ・ペイすリボ』で年会費が割引されたり、ポイントが2倍になるといった特典が。そこで今回は、マイ・ペイすリボの手数料をできるだけ少なくして特典を受けるための計算方法をまとめてみました。

現実では、毎月何らかの買い物をしてクレジット支払いが発生していると思うんです。

例えば、1月に20,000円の買い物をして、2月に40,000円の買い物をして…
というように。

なので、毎月発生する買い物の請求を考えながら、
リボ払いの手数料を少なくするにはどうすればいいのかを分かりやすくご紹介したいと思います。

毎月の請求でリボ払い手数料を少なくするには?

まず、マイ・ペイすリボの計算方法です。

15日締め翌月10日払い、
マイペイすリボ支払額10,000円で登録、開始は1月15日締め分から。

カレンダーは2020年(うるう年)を使っていきます。
支払い日が休日の場合は、翌営業日支払いとして計算していきます。

《例》
・1月15日までの買い物合計:42,300円
・2月15日までの買い物合計:53,600円
・3月15日までの買い物合計:39,800円

1月15日の締め日までの買い物が42,300円なので、
リボ払いでなかったとしたら、2月10日に42,300円が口座から引き落としになりますよね。

でも、2月10日支払い分からマイペイすリボが適用されるので、
何もしなければ10,000円のみ口座から引き落としとなり、リボ残高が32,300円となります。

ただ、それでは手数料を少なくすることにならないので、Vpassで増額処理をしてリボ残高を調整していきます。

1月分の計算方法

今回は、マイ・ペイすリボ払いの1回目(リボ払い残高が0円)なので、
《1回目》の計算式を使って、手数料をできるだけ少なくしていきます。

2月10日に支払うまでの間は、
普通にクレジット払いしている時に手数料が発生していないのと同じなので、
リボ払いだとしても手数料は発生しません。

2月10日の支払いが終わって初めてリボ払い残高が残るので、
リボ払い手数料は2月11日から発生します。

ただ、このままでは32,400円もリボ払い残高が残ってしまうので、
2月に支払うリボ払い手数料を少なくするために、
金額変更可能な期間中に1月分の支払い金額を増額設定しなければいけません。

増額や減額ができる期間は、引き落とし金融機関によって違うようなので、
三井住友カードの公式ページで事前に確認しておくと安心です。

では、期間中にいくら増額すればいいのかを計算していきます。

ただし、増額設定は1,000円単位でしかできまないので注意が必要です。

つまり、1月15日締め分だと
42,300円を1,000円単位で増額となるので、
リボ払い残高は300円か1,300円のどちらかにすればいいことになります。

計算式に当てはめてみます。

《1回目》
リボ払い残高×15%×(支払日翌日から締め日まで)÷365

支払日は2月10日、次の締め日は2月15日なので、計算式のカッコ()内の期間は5日間。
うるう年なので、365日ではなく366日で計算します。

300円 × 15% × 5日間 ÷ 366日 =0.6…

1円にも満たないことが分かります。

では1,300円で計算してみます。

1,300円 × 15% × 5日間 ÷ 366日 = 2.6…

これなら1円以上の手数料を発生させることができるので、
リボ払い残高が1,300円になるように、2月10日支払い額を増額します。

つまり、2月10日には41,000円支払うということです。

2月分のリボ払い手数料計算方法

では次に2月の計算です。

2月15日締めまでの買い物合計が53,600円あります。

そして、1月分の支払い42,300円のうち未払い分の1,300円と、
1,300円のリボ払い残高に対する手数料2円があるという状態ですね。

新しく違う数字が入ってくると、
混乱しそうになりますが落ち着いていきましょう^^

まず、3月10日に支払うリボ払い手数料は1月に計算した2円です。

これは締め日が2月15日だからです。

2月10日に42,300円のうち41,000円の支払いが終わり、
2月11日からリボ払い残高1,300円発生するので、手数料がかかる期間となります。

そして、締め日の2月15日なので、
2月11日から2月15日までの5日間が3月10日に支払うリボ払い手数料となるからです。

では、次に2月締め分の買い物合計53,600円について考えていきます。

この53,600円に対して3月10日を過ぎるまでは手数料が発生しません。

2月15日締め分53,600円は、
リボ払い残高ではなく締め日までに発生した買い物の金額だから
です。

この点さえ押さえておけば、ここからの計算は難しくないと思います。

マイペイすリボの2回目以降の手数料計算式は、

《2回目以降》
①リボ払い残高×15%×(締め日の翌日から支払日まで)÷365
②リボ払い残高×15%×(支払日翌日から締め日まで)÷365
①②の合計

2月15日締めで確定した53,600円の請求額は、3月10日を過ぎるまではリボ払い手数料の計算対象ではないので、
2月16日~3月10日までの期間のリボ払い残高は1,300円で計算となります。

なので、①の計算式に当てはめます。

2月16日~3月10日は24日間(うるう日だから)。

1,300円 × 15% × 24日間 ÷ 366 = 12.7…

この期間のリボ払い手数料は12円となります。

では次に、3月10日にいくら支払いし、リボ払い残高をいくら残せばいいのかを考えていきます。

ここでやっと2月15日締めの53,600円が登場します。

カード会社の締め日である2月15日には、
締め日までの買い物分53,600円とは別に、リボ払い残高1,300円が残っています。

つまり、私がカード会社に払わなければいけない金額は手数料を除くと
53,600円 + 1,300円 = 54,900円になります。

ここで増額設定をしないで3月10日を迎えてしまうと、
3月10日には設定額の10,000円と2月15までのリボ払い手数料2円の
10,002円が引き落としとなり、リボ払い残高は44,900円も残ってしまいますよね。

これでは、手数料が高くなってしまうので3月10日支払いに増額して
リボ払い残高を少なくしていかなくてはいけません。

この計算が②の計算式になってきます。

【②リボ払い残高×15%×(支払日翌日から締め日まで)÷365】

1月の計算と同じように見ていきます。

計算式のカッコ()内の期間は、3月11日から3月15日の5日間。

請求額は54,900円なので、リボ払い残高にする金額は900円か1,900円のどちらかですね。
(1,000円単位でしか増額できないから)

900円 × 15% × 5日間 ÷ 366 = 1.8…

1円の手数料が残せそうです。

なので、54,900円のうち900円を残し、
3月10日の支払いが54,000円になるように増額設定すればOKです。

増額設定することによって、54,000円と2月11日から2月15日までのリボ払い手数料2円で
3月10日の支払いは54,002円、リボ払い残高は900円になります。

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3月分のリボ払い手数料計算方法

では次は3月です。

3月15日までの買い物した金額は39,800円。

リボ払い残高は900円で、
リボ払い手数料は、2月16日~3月10日までの12円と
3月11日~3月15日までの1円で13円です。

2月と同じように計算していきます。

3月15日締めで確定した請求額39,800円は、4月10日の支払日を過ぎるまではリボ払い手数料の計算対象ではないので、
3月16日~4月10日までの期間のリボ払い残高は900円での計算ですね。

3月16日~4月10日は、26日間なので。

900円 × 15% × 26日間 ÷ 366 = 9.5…

この期間のリボ払い手数料は9円となります。

では次に、4月10日にいくら支払いし、リボ払い残高をいくら残せばいいのかですね。

39,800円 + リボ払い残高900円 = 40,700円なので、
増額設定して残す金額は700円か1,700のどちらかになります。

ここで計算する期間は、支払日の翌日から次の締め日までのリボ払い手数料なので、
4月11日から4月15日の5日間。

700円 × 15% × 5日間 × 366日 = 1.4…

手数料が1円になるので、40,000円の支払いとなるように増額設定をします。

これで、4月10日の支払いは
・設定した支払い額40,000円
・2月16日~3月10日までのリボ払い手数料12円
・3月11日~3月15日までのリボ払い手数料1円

の3つを足して40,013円となり、リボ払い残高は700円になります。

このように順番にひとつづつ計算していけば、それほど難しくありませんよね。

 マイ・ペイすリボ利用で気を付けること

マイペイすリボ払いを登録して、手数料が少なくなるように計算しながらポイントを2倍受け取るには、毎月計算をしていくことが大切です。

そして、支払う金額を設定してくのですが、気を付けるべき点が2つあります。

それは、

・増額処理を忘れないこと
・増額であって、支払い額を設定するのではないということ

です。

増額処理を忘れると、リボ払い残高が多くなってしまいリボ払い手数料が多くかかってしまいます。

それでは、ポイント2倍にするためとはいえ、もったいないです。

毎月必ず設定することを忘れないようにしなければいけません。

そしてもう一つ、
増額の申し込みは【増額】であることを間違えないようにすることです。

ん?って思うかもしれませんが、結構間違える人多いみたいなんですよ。

増額の処理は、支払い額ではなく増額です。

例えば、今月の支払いは40,000円にしようと思った場合、
40,000円の増額処理をしたら間違いです。

40,000円から、もともと設定してある支払い額を差し引いた金額が【増額】する金額です。

設定金額が10,000円なら、
増額処理は40,000円ではなく30,000円でしないといけないということです。

ここを間違えないように、ですね。

マイペイすリボ手数料を少なくする方法まとめ

マイ・ペイすリボで、
ポイントを2倍にしながらリボ払い手数料をできるだけ少なくする方法を、
毎月請求額が発生するパターンでご紹介しました。

たぶん、ほとんどの人はこのパターンに当てはまるんだろうなと思います。

毎月少しだけリボ払い手数料を発生させてポイントを2倍にしていけば、
マイルは結構早く貯まってくれるので、
旅行計画のペースも短くなるかもしれませんよね。

コツコツ貯める方法にはなるし、毎月忘れずに計算しないといけないけど、
頑張ってポイント貯めて楽しい旅に行きたいです(*^_^*)

三井住友VISAカードの「マイ・ペイすリボ」では、毎月の支払い金額を変更することが可能です。増額も減額もできるので上手く使いこなせば、少額のリボ手数料で特典を受けられます。そこで今回は、「マイ・ペイすリボ」の金額を変更する手順についてまとめました。
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