一人暮らしは寂しいし怖い、という印象を持っている人もいると思います。
私、20年以上一人暮らしをしていますが、
田舎だし治安がいい場所ばかりを選んでいるからなのか、
不安はあまりないまま過ごしてきています。
でも、身近な人の中には恐怖体験をした人もいて、
常に防犯意識は持っていないといけないなとも感じています。
一人暮らしで怖いものとは?
一人暮らしって怖い…と何となく思っているけど、
たぶん人によって『怖いもの』が違うだろうし、怖いものにも大小があると思います。
犯罪などのような怖いものから、
ゴキブリや虫が出るといったちょっと小さめの怖いものまで。
具体的には、
・帰ったら空き巣に入られていた
・不審者につけられた
・部屋に知らない人が入ってきた
・覗き穴(ドアスコープ)や玄関ポストから覗かれた
・外から懐中電灯で室内を照らしている人がいた
・洗濯物を盗まれた
・洗濯物を荒らされた(切られた・汚された)
・ゴキブリが出たけど退治できない
・ネズミが出た
・アリが大量発生
・蚊の量がすごい
・鳥が巣をつくった
などですね。
この中には、私の友人が実際に体験したものも含まれています。
犯罪に巻き込まれる怖さもありますが、部屋にゴキブリが出るもの恐怖ですよね。
犯罪に巻き込まれないための防犯対策については、こちらの記事にまとめています。
上記記事の中でも軽く触れていますが、
友人が実際に遭遇した恐怖体験を少し詳しく書きたいと思います。
友人Aの恐怖体験:ドアポストからスマホが…
関東圏に住む30代の私の友人Aさん。
一人暮らしの部屋は、玄関を入ってすぐ右側に浴室の入り口があり、
その隣にトイレ、奥に部屋があるという間取り。
脱衣所というスペースがなく、
お風呂に入る時は浴室前の廊下で服を脱いだり着たりしていたんだそうです。
ある時、お風呂に入ろうと服を脱ぎながら、何気なく玄関ドアの方を見ると。。。
玄関ポストカバーの横からスマホと人の指が見えていた( ;゚Д゚)
最初は何が起きているのか分からなかったので、
そのスマホをボーっと見ていると、スマホと手がさっと消えたそうです。
しばらくしてから、ハッとなり、何が起きていたのかが理解でき、すぐに警察に通報。
警察の人がすぐに来てくれて、いろいろと話を聞かれたそうです。
でも、その後がまた恐怖で。
警察が来てくれている時に、お隣りに住んでいる男性が「どうしたんですか?」
と声をかけてきたそうです。
事情は話せなかったみたいだけど、「ちょっとあって…」くらいには伝えたそうです。
すると、「お隣りだし何かあったら言ってくださいね」と言ってくれて、
心配して訪ねてくれるなんてとても親切な人だな~とAさんは思ったと言っていました。
でも、警察も帰り、Aさんの気持ちも少し落ち着いてくると、
『あれ?警察はサイレン鳴らして来たわけじゃないし、警察官とは室内で話してたし、
お隣りさんは、なんでうちで何かあったって思ったんだろう?』と。
その時、Aさんはもしかしたら犯人はお隣りの男性だったのかも!?
と不信に感じ、その後すぐに引っ越しをしたそうです。
結局犯人は分からずじまい。
友人が怪しんだ、隣りに住む声をかけてきた男性が犯人だったかどうかも定かではないです。
でも、もしAさんがドアポストの隙間をちゃんと埋めて防犯対策をしていれば、
防げた事件だったんじゃないかなとも思うわけです。
と言っても、私もAさんからこの恐怖体験を話してもらうまで、
ドアポストから覗かれることがあるなんて考えたこともありませんでした。
今は、玄関ドアと部屋の間にドアがもう一つある物件に住んでいますが、
それでもドアポストの隙間はふさいでいます。
彼女のような思いを、他の友人がするようなことがないように、
友人たちにもこの話は伝えて防犯対策をするように伝えたりしています。
友人Bの恐怖体験:夜道で・・・
これは、先輩Bさんの恐怖体験です。
彼女は、真夜中に帰宅することも、早朝から出勤することもある超ハードな仕事をしています。
彼女は当時私と同じ岐阜県に暮らしていましたが、
一人暮らしをしていた地域は田舎で、
住宅が密集しているというよりは、林などが多くポツンポツンと家がある感じ。
でも、住み心地がいいとBさんは気に入っていたんですよね。
ある日の夜中、仕事を終えて駐車場に車を停め、
部屋に向かって歩いていると、突然暗闇から誰かに体当たりされ
道路の横の畑に転がり落ちたそうです。
そのまま、襲われそうになった。。。ということでした。
襲われそうになったけど、無事だったということしか当時話してくれなかったし、
その後もこのことについて詳しく聞くなんてできなかったから、
そんな状況から、どうやって無事抜け出せたのかは分からないままなんですが。
でも、夜道を女性が一人で歩くことはとんでもなく怖く、恐ろしいことなんだと、
思い知らされた彼女の体験でした。
しかもBさんの場合は、
アパートの駐車場から部屋までのほんの少しの間に襲われているわけで。
確かにBさんのアパートは、物件の敷地内に駐車場があるのではなく、少し離れた場所ではあったけど、それでもたった数百メートルとかの距離。
そんな距離でさえ怖い目にあってしまうわけですから、
本当に本当に注意しないといけないですよね。
その後Bさんは、毎日職場の男性に玄関前まで付き添ってもらって帰っていたし、
誰かに付き添ってもらわないと帰れないので、
時間も制限されるから、仕事にも支障が出ていたようでした。
ちなみに、帰宅中ではないけど私も怖い思いをしたことがあります。
夜のランニング中、
突然後ろから来た自転車の男性が叫びながら追いかけてきたんです。
大通りから1本入った路地を走っていたので、すぐに大通りに逃げて事なきを得ました。
たぶん、人を怯えさせて楽しんでいるような変質者だったんだろうと思います。
この体験をしてからは、車の通りが多い大きい道を走るようにしています^^
犯罪だけじゃない!一人暮らしの恐怖体験
最初に少しお話してますが、一人暮らしで怖いのって犯罪だけではないですよね。
そう、生き物の害です。
ゴキブリが出て奮闘したなんて話は、吐いて捨てるほど(笑)聞いてるし、
私も体験者です。
退治できないから、どうしよう?と思って、空き缶をかぶせてふたをして放置しておいたら、
なぜか空き缶の中から消えていたこともありました。
どうやって逃げたんだろう?
ある意味恐怖でしたヾ(。>д<)
そんな中、たぶん珍しい体験なんだろうと思う恐怖体験をした友人がいるのでご紹介。
なぜこんなとこに鳥の巣が!?
こちらの友人、今は別の県に住んでいますが、中部地方に住んでいた頃に体験したことです。
ある朝、目が覚めるととなりの部屋あたりからガサガサと変な音が。
何!?侵入者!?
と思いつつ、隣りの部屋のドアを恐る恐るそっと開けてみる…。
すると、鳥が部屋の中を飛んでいたのだとか。
しかも雀のような小鳥ではなく、鳩くらいの大きさの鳥だったらしいんです。
鳥が部屋の中にいることに驚いたのと、
友人は鳥があまり好きではなかったこともあり、
すぐに部屋のドアを閉めて、寝室に逃げ込んだそうです。
でも、放置するわけにはいかない…。
窓はしっかり閉めてあるし、普通に考えたら部屋に鳥が入るような場所はない。
なぜ???
と思いながら、自分ではどうすることもできないから管理会社に電話。
管理会社が手配してくれた業者が来てくれて、まずは部屋から鳥を追い出してくれたそうです。
でも、どこから入ってきたのか調べてもらわないと、
また起きてしまう可能性がありますよね。
調べてもらった結果、エアコン設置用の配管のような場所に鳥の巣が作られていて、
壁にある配管のふたが何かの拍子に外れてしまっていたらしい。
鳥の巣があるということは、追い出した親鳥もまた巣に戻ってきてしまうし、
壁のふたを固定したとしても、
友人としてはそこに巣があることは気が気じゃないから嫌だと。
ということで、かわいそうだけど鳥の巣を撤去してもらったのだそうです。
いや~、私この話を最初に聞いたときは、ちょっと爆笑してしまった(;^ω^)
部屋の中を中型の鳥が飛びまわってるって、どんな状況なん?!
と想像したら面白くなっちゃって。
でも友人にとっては、朝起きてすぐに起きたこの体験は相当怖かったらしい。
こんなことはめったにある事件ではないと思うけど、
部屋を決める時は、室内だけじゃなく
配管とか排水溝なども確認しておいた方がいいかもしれないですね。
私も虫ではないけど、入居して間もなく、
洗面所の排水溝の水はけがあまりに悪くて掃除したら
大量の髪の毛が詰まっていたことがありました。
証拠写真を撮って、すぐに管理会社に電話してクレーム入れて、
他の排水管をすべて確認してもらいましたよ。
一人暮らしが怖いまとめ
一人暮らしが怖いと感じるのは、もしかしたら最初だけかもしれません。
環境に慣れてきたり、仕事や勉強に忙しくしていると、
恐怖心がだんだんとなくなり、不安も感じなくなっていくと思います。
でも、女性の一人暮らしでは、多少の緊張感は常に持っていた方がいいのも事実。
私の友人のように、事件と呼べるようなことになってしまうこともあるし、
鳥が侵入してくるような、
一風変わった体験をすることになってしまうこともあるかもしれません。
ただ、ずっと緊張して生活しているわけにもいかないですよね。
防犯対策や害虫対策を自分なりにやったら、
あとは、適度に防犯意識を持ちながら、楽しい一人暮らしを過ごして行けるといいですね。