ダイビング旅行に行く際、車で移動できる場所ならいいけど、
飛行機や電車を利用していく場合、器材どうしようか・・・は考えてしまいますよね。
器材の破損が怖いから、キャリーケースに入れた方がいいのか、
いやメッシュバッグのままでも大丈夫なのか。
そこで今回は、ダイビングの器材をメッシュバックで送れるのか、
破損しない入れ方は?についてまとめました。
ダイビング器材はメッシュバックで郵送できる?
ダイビング器材は、ダイバーにはとっても大切なものです。
金額が高いからというだけではなく、旅先で海を楽しむための必需品だし、
海の中で不具合が発生すれば命に関わる可能性だってあるから。
だからこそ、旅先まで器材をどうやって送ろうか?は悩むところなんだと思います。
でも、だからといってダイビング器材を送るためのハードケースは持ってないし、
出費もあまりできない(>_<)という人もいると思います。
私も、今でこそダイビング器材発送用のケースを使用していますが、
若かりし頃はお金もなく、メッシュバッグだけで器材を送れるのか?
をあれこれ調べてました。
結論から言うと、
ダイビング器材をメッシュバックのままで送ることができるか?
この疑問に対する答えは「YES!」です。
メッシュバックのまま、ダイビング器材を沖縄本島や沖縄の離島まで発送したこと、
私自身、何度か経験があります。
それに、つい最近も、那覇空港で空港の手荷物受取所のレール上を、
メッシュバックに入った器材がクルクル回っているのを見たことがあります。
あ、これは郵送ではないですが^_^;
メッシュバックに入れただけのダイビング器材でも、飛行機で送れる
ということが言いたかったんです。
飛行機(エア便)でもOKなので、もちろん通常の陸便もOKだし船便もOKです。
ただし、旅先に届いた時に壊れていた(>_<)
なんてことにならないように、入れ方にも注意した方がいいし、
発送する際に、『取扱い注意』の荷物であることをお願いすることも、とても重要です。
ダイビング器材をメッシュバッグにどのように入れたらいいのか、
入れ方については後ほどご紹介しますので、まずは発送の際の注意点から。
ひとつ目は送り先について。
送り先が海外の場合、メッシュバックでの発送はおすすめしません。
日本の宅配サービスは、
海外に比べると、まだ丁寧に扱ってくれている方だといわれています。
でも、海外では『取扱い注意』のものであっても、
雑に扱われているらしいとよく耳にします。
もちろん、実際に裏方で仕分けしたり運んでいる人を見たわけではないけど、
海外の方が、スーツケースの破損なども良く聞きますよね~。
扱っている量が違うから、トラブルの件数が多く感じるだけかもしれないですが、
それでも、大切なものだからこそ簡易な梱包で海外に送るのは避けた方が良いと個人的には思っています。
ま、そう言ってしまっては国内も同じなのかもしれないですがね~( ̄▽ ̄;)
私はおすすめはしませんが、どうしてもメッシュバックしかないという人は
自己判断で海外へ発送してくださいね~。
ふたつ目は、国内発送の際にも注意すべき点です。
メッシュバックだけでダイビング器材を送る場合には、
ゆうパックなら、送り状にある『こわれもの』『逆さま厳禁』『下積み厳禁』
の3つを必ず○で囲みます。
これで、丁寧に扱ってもらえるはずです。
ヤマト宅急便を利用するなら、
持ち込んだ営業所の人、取りに来てもらうならドライバーさんなどに
『天地無用』『下積み厳禁』『精密機器』シールを貼ってもらうように依頼します。
送り状に書く場所がないですからね、忘れず伝えましょう。
ただ、これら○で囲ったり、シールが貼ってあるから絶対に大丈夫とは言えません。
「気をつけてくださいね~」というだけで、安全を保障しているわけではないからです。
だからこそ、メッシュバックの中にダイビング器材をしっかりと入れて
衝撃から守る必要があるんですよ(o^-^o)
ダイビングの器材、メッシュバッグへの入れ方
では、ここからは器材を発送する際のメッシュバックへの入れ方をご紹介していきますね。
ポイントは、壊れやすい物を守る梱包です。
ひとことでメッシュバックといっても、種類があるのはご存知でしょうか。
ほぼ全部メッシュでできているメッシュバックと、
一部のみメッシュでできているメッシュバック。
これからご紹介するのは、一部メッシュでできているメッシュバックです。
オールメッシュのメッシュバックを使っている人は、
大きめのバスタオルなどで、器材を覆うようにしてメッシュバックの中にしまうと良いですよ。
私のメッシュバック。
15年以上使っているので、かなり汚いですがまだ破れてはいません。
メッシュバックに破れなどがある場合は、穴の大きさにもよりますが宅配に向かないかも!?
破れがないかを発送前にチェックしておきましょう。
最初にフィンを入れます。
バッグの底を作る感じですね^^
フィンは交互にして置くと、きれいに底が出来上がります。
レギュレーターは、ホースが折り曲がらないようにクルンと円状に巻きましょう。
ホースが折れ曲がると、
シワになってホースに亀裂が入ってしまう可能性があるので注意します。
BCの中の空気を抜き、広げたら、図のようにレギュをBCの中に置きます。
BCによっては、BCの首元部分にレギュを引っかけるフックが付いているものがあります。
そういったものがある場合は、ひっかけておくとずれないので安心ですね。
レギュレーターの巻きが大きく、BCからはみ出る場合はBC内に収まるように巻き直します。
エア便の場合には、BC内の空気をしっかりと抜きましょう。
気圧で空気が膨らむ為、BCに空気が入っているとエア便で送れない場合があるからです。
陸便や船便で器材を送るのであれば、
衝撃から器材を守るため、逆にBCに少し空気を入れておくと良いと思いますよ。
送る方法によって、BCに空気を入れるかどうかは変わってくるので注意してくださいね^^
BCをたたみます。
BCに付いている中圧ホースも内側に入れるのを忘れずに^^
何だか、見た目がかわいく感じられるのは私だけでしょうか( ´艸`)
BCとレギュがまとめられたら、そのまま抱きかかえてメッシュバックへIN!
私のメッシュバックの場合、右側に小物を入れるポケットがあるので、
レギュのオクトパスやゲージがあるBC下側が右に来るように入れています。
これは、右側のポケットに水着やタオルを入れることで、レギュを衝撃から守れるからです。
ポケットがない場合は、BCをバックに入れる向きはどちらでも構いませんが、
オクトパスやゲージがある方側の側面に、タオルなどを入れ込むと良いと思います。
面倒だけど、シュノーケルをマスクから外して分けておくと安全です。
シュノーケルのかたい部分が折れる心配があるので、
硬い方をBCに入れるようにして収納します。
マスク、本当は購入した時のプラスチックケースを取っておいて
それに入れた方が絶対に安心なんですが。
でも、私捨てちゃったんですよね~^_^;
なので、いつもタオルで包んで入れています。
要は、レンズ部分に傷がつかないようにしたいのと、
スカート部分がねじれたり変なクセがつかないようにしたいわけなので、
マスク部分を優しくタオルで包めばOKです。
私はこの方法で、マスクに傷がついたことはありません。
マスクもBCで包み込むようにしまって、衝撃から守ってもらいます^^
あと残りの、ブーツやグローブは、隙間に入れてしまえばOKです。
もし指示棒や水中ライトなどがある場合には、
タオルで巻いたり、ブーツやグローブの中に入れる、BCのポケットに入れる
といった方法で収納します。
水中ライトは中の電池は必ず抜くことを忘れずに!
リチウム電池が入っていると、エア便では送れませんよ~。
カメラがある人は、ハウジングやカメラは手持ちで行きましょう。
メッシュバックに入れて発送するなんて、恐ろしいです(||゚Д゚)
できれば、水中ライトも手持ちをおすすめします。
ウェットスーツがない場合は、これでOKですね。
ウェットスーツがある場合には、
スーツもたたんでメッシュバックに入れなければいけません。
たたみ方、大丈夫ですか?
ウェットスーツは関節に合わせてたたみますよ。
前屈のようにたたみ、手を前で組んで、さらにもう一度前に折ります。
画像では裏向きでやってますが(私のスーツが派手で恥ずかしいので)、
発送の際は表向きの方がいいと言われていますよ。
メッシュバックの上に置いて、
ファスナー閉めたら完成ヾ(´∀`)ノ♪ です。
メッシュバックに入れるときに注意するのは、
・BCの空気を抜くこと(エア便の場合)
・隙間にタオルや水着を入れて、器材の衝撃を極力和らげること
です。
このポイントを抑えておけば、
メッシュバックでもそれほど心配することなく郵送や宅配で送れますよ。
ダイビングの器材、メッシュバックで郵送まとめ
ダイビングの器材、メッシュバックに入れたままでも郵送や宅配で送ることはできます。
でも、やっぱり壊れたりしないか、心配は尽きませんよね。
ただ、発送による破損の心配は、
メッシュバックに限らず、キャリーケースやダイビング専用のソフトケースで送っても同じこと。
丁寧に扱ってもらうよう、宅配業者へ郵便局へお願いすることも絶対に必要ですが、
それ以前に、
正しく丁寧にダイビング器材をメッシュバックに入れることが重要ですよ。
楽しいダイビングの旅になりますようにヽ(*>∇<)ノ