岐阜の長良川河畔で毎年行われる花火大会。
え～岐阜の花火!?と思う人もいるかもしれませんが、
実は、全国の花火大会の中でも有名な花火大会なんです。
それは、全く同じ場所で2週連続で大きな花火大会が開催されるのが
全国的に珍しいということもあるようです。
どっちの花火大会を見ようかな～なんて選べるのは、岐阜の花火大会の魅力のひとつですよ。
そして、どちらの花火大会も、
県内だけでなく県外からも多くの花火ファンが訪れます。
その数、30万人以上とも言われているんですよ。
そこで今回は、花火は見たいけど混雑は嫌という人へ、
花火が見えるホテルや穴場の場所、レストランをご紹介したいと思います。
岐阜長良川の花火が見えるホテルは？
岐阜長良川では、毎年2回盛大な花火大会があります。
・8月の第一土曜日：長良川全国花火大会
どちらも規模が大きく、屋台などの数も変わりません。
では何が違うのかというと、明確な違いは主催者の違いくらいでしょうか^_^;
そのため、仕掛け花火の内容などは違ってきますね。
どちらを楽しみたいかは、見て選ぶしか手段はないかもしれません。
ちなみに、地元民は私も含め、
8月の長良川全国花火大会の方が好きという人が多い気がします。
8月の花火の方が豪華だ、と昔から何となく言われているからかもしれません。
このうわさに明確な根拠はないんですけどね。
どちらが好きかは、個人の好みになってくるので、
結局のところ、こっちの方がすごい！綺麗！とは言いづらいところです^_^;
さて、このような盛大な花火大会にもなると、混雑具合は並大抵のものではありません。
打ち上げ場所の近く(長良橋付近)は、歩くことができないほど人があふれています。
花火大会と言えば、人混みは当たり前だし、屋台を楽しむのが常識でしょ!?
という人は、雰囲気を楽しんでもらえればいいですが、
花火は見たいけど、人混みは嫌！という人もいますよね～。
そう、ゆったりと花火を眺めたい・・・と。
そんな人には、花火会場近くのホテルがおすすめです。
客室から花火が見えるホテルは少ないですが、
宿泊者限定で花火の観覧場所を提供していたりするホテルはいくつかあるんです。
そんな特等席で花火が見れるホテルをご紹介します。
ホテルの部屋から花火が見えるホテル
都ホテル 岐阜長良川（旧：岐阜都ホテル)
岐阜都ホテルから、都ホテル岐阜長良川に名称が変更になりました。
地元にいながら、ホテル名が変わっていることに気づいていなかった^_^;
花火の打ち上げ場所の目の前にあるホテルです。
都ホテルは、できた当初から
花火大会の日は1年ほど前から予約をしないと取れないとか、
花火大会の日は抽選予約になるらしいとか、
様々なうわさが飛び交って、
地元の私たちも、そんなに素晴らしいならぜひ泊まってみたいとあたふたしたものです。
ま、慌てて調べたところで、高くて泊まれるはずもないんですが^_^;
都ホテルは、長良川と平行に建っているので、
川側の部屋は、客室から花火を見ることができちゃいます＼(^o^)／
川と反対側にも部屋があるので、
部屋によっては花火が見れないところもあるので注意が必要です。
昔はうわさに惑わされていましたが、
部屋の予約は、他の日と変わらず電話やネットから普通にできます。
ただ、花火が見える川側を指定できるプランを探す必要はありそうです。
部屋から花火が見えるホテルは、この都ホテルだけなので、競争率はかなり高いです。
家族でゆったりしたい、またはカップルで豪華にと考えている人は
半年以上前にはホテルに問い合わせをしてみましょう。
もし、花火が見える部屋が取れなくても、
ホテルの11階にあるレストランから花火を楽しむことが可能です。
ただし、早くから行っていないと良い席は埋まってしまう可能性が高いので、
早めにレストランへ行かれることをおすすめします。
宿泊者専用の花火観覧場所があるホテル
十八楼
長良川の左岸にある長良川温泉宿です。
鵜飼観覧船乗り場から一番近いホテルで、花火の打ち上げ会場からも近いです。
先ほど紹介した都ホテルとは川を挟んで反対側になる位置関係です。
ただ、残念ながら十八楼の客室からは花火を見ることができません。
その代わり、ホテルの屋上に、宿泊者専用の観覧席が作られるので、
のんびりと花火を楽しむことができますよ。
室内ではないので、暑さ対策と蚊対策はしておくと良いです^^
鵜匠の家 すぎ山
すぎ山も、長良川沿いにあるホテルです。
こちらのホテルは、宿泊したことがないので詳細が分かりませんが、
花火会場よりも少し上流にあるため、花火は若干見えづらくなるかと思います。
ただし、すぎ山でも宿泊者専用で、
屋上に花火観覧スペースが設けられるようですので、のんびり鑑賞することができます。
花火会場からも離れているので、周辺も含めて静かな環境になり、
静かに観覧したい人にはおすすめです。
長良川観光ホテル石金
ちょっと古風なホテルです。
あまり有名でないのは、風情がありすぎるからかもしれません。
長良川沿いにあり、花火の打ち上げ場所とは長良橋を挟んで反対側ですが、
会場からは比較的近い場所にあるホテルです。
こちらも部屋からは花火を見ることはできませんが、
屋上にビアガーデンがあり、お酒を飲みながら花火の観覧ができます。
お酒好きの私にはたまりません。
贅沢ですね～ヽ(o’∀`o)ﾉ♪
石金のビアガーデンは、宿泊者でなくても利用できるので、
部屋が満席でも、ビアガーデンだけ予約すれば近くで花火を楽しめますよ。
岐阜長良川花火が見える穴場は？
岐阜長良川の花火大会は、とにかく人が多く激しい混雑になります。
ホテルから花火を見ることができるところが予約できなかった場合でも、
できるだけ混雑していないところから花火を見たいという人もいると思います。
そんな人へ、花火が見れる穴場をご紹介します。
ただ、ここでご紹介する穴場は、花火会場から離れますので
仕掛け花火は見ることができません。
花火会場から上流へ移動する
鵜飼大橋から花火を見る
花火大会の会場から、長良川沿いに上流へ行くと鵜飼大橋という大きな橋があります。
鵜飼大橋の上からの花火は、遠いですが見晴らしがいいので良く見えるし、
祭り会場よりは全然人は少ないです。
ただし、車の規制はかかっていない橋なので、かなり多くの車が通ります。
花火を見る際は、手前側(花火が打ちあがる側)で見た方が車が視界の邪魔になりません。
また、鵜飼大橋までの道のりで、思わぬ穴場を見つけられる可能性もあります。
長良川の堤防沿いは、折りたたみ椅子に座って花火を見ている地元の人が、
点々といます。
ということは、その堤防沿いの道でも、
少し花火会場から離れれば穴場とも言える場所になるんですよね。
鵜飼大橋まで歩くのはちょっと大変と思うなら、
途中で見つけた穴場で見るもの楽しいと思いますよ。
花火会場から下流へ移動する
岐阜の長良川には、上流から順に、鵜飼大橋、長良橋、金華橋、忠節橋、大縄場大橋
が架かっています。
花火大会の会場は、長良橋と金華橋の間で、少し長良橋寄りの場所となります。
長良川に架かる、この5つの橋からは花火を見ることができます。
ものすごい人ごみになるのは、長良橋。
混雑しているけど長良橋ほどではないのが金華橋。
しかし、忠節橋や大縄場大橋まで行くと、花火見物客はもちろんいますが、
人混みはほとんどなくなります。
ですので、人混みを避けるなら忠節橋か大縄場大橋がおすすめです。
こちらも車の通行規制がない道路になるので、橋の歩道から花火を見ることになります。
大縄場大橋まで行くと、花火はかなり遠くなってしまい迫力は感じられないかもしれません。
花火の迫力を楽しみたいなら、
忠節橋あたりまでにとどめておいた方が楽しめると思います。
ただ、1点大縄場大橋付近まで行くとおまけにありつける可能性が。
実は、7月最終土曜日の中日花火大会の日には、必ず大垣花火大会が開催されています。
岐阜市の西隣りにある大垣市で行われる花火大会です。
そのため、7月最終土曜日は、
場所によっては、長良川の花火と大垣の花火が両方楽しめちゃうんですよね♪
そして、大縄場大橋付近まで行けば、両方見れる可能性が高くなります。
ただ、新しく建った建物などで視界が遮られてしまい、
以前私が見つけた穴場からは大垣花火は見れなくなっています。
でも、こういった場所を探す楽しみ方も面白いと思いますよ。
穴場となるポイントを探すには、南北に移動するのではなく、
川沿いに東西に移動した方が見つけやすくなります。
人混みを避けてのんびり花火を楽しみたいなら、
歩いて少し会場から離れていくと、意外と簡単に見つけることができますよ。
岐阜の花火が見えるレストラン
ここまで、花火が見えるホテルと、
外での穴場スポットを見つける方法をご紹介しました。
ホテルの予約が取れなかったけど、
花火会場からあまり離れることなく、人混みの少ない場所で見れないの？
という思いはあると思います。
で、レストランとかないかな～と探してみたところ、ちゃんとありましたよ(^^)
花火大会の日にイベントや企画を行なっているレストランをまとめてみました。
美味しい料理を楽しんで、花火も比較的近くで楽しめるって最高ですね♪
岐阜グランドホテル
長良川沿いのホテルですが、花火会場から離れた場所にあるため、
花火の日の特別な宿泊プランなどはなさそうです。
ただ、ディナーと花火観覧セットや、和食バイキングと花火観覧セットといった
食事と花火のセットプランはあるようです。
どちらも、花火が始まる前にレストランで食事を楽しんで、
その後、ホテルの立体駐車場から花火を見るといった流れになります。
建物内からは花火が見れないので、やはり食事しながらというわけにはいかないようです。
岐阜グランドホテルの公式HPには
駐車場から見える花火の動画が紹介されていますよ。
動画を見ると、やっぱりちょっと遠い気がしてしまいますね^_^;
とはいえ、食事とセットで花火もゆったり楽しめるので、
ご家族やご高齢のご夫婦など、人混みが大変な方にはおすすめですよ。
ラ・ルーナピエーナ
長良川の左岸にあるレストラン「ラ・ルーナピエーナ」。
結婚式もできるおしゃれなレストランです。
先ほどご紹介した花火が見えるホテル十八楼の近くにあります。
花火大会の日には、食事と花火観覧をセットにしたプランがあります。
レストランの美味しい食事を楽しんだ後、
レストランの屋上でお酒を飲みながら花火を鑑賞できます。
花火の打ち上げ場所に近いので、花火の迫力は十分に感じられると思います。
ナガラガワフレーバー
ナガラガワフレーバーは、長良川左岸にある複合施設のような場所です。
長良橋と金華橋のちょうど中間あたりに位置し、長良川の堤防沿いにあります。
通販などで人気の『奏でる積み木』のお店、ナガラタタンもここにあるんですよ。
花火の日には、
特性ディナーボックスとフリードリンク、花火観覧がセットになったプランがあります。
花火は駐車場で見ます。
このイベントはまだ数回目らしく、実は大々的にお知らせもしていないようなので、
かなり穴場だと思いますよ。
しかも、花火の打ち上げ場所のほぼ目の前で、道路には人があふれているという最高の位置。
人混みを横目に、広い駐車場でドリンク片手にゆったりと花火が見れるなんて
なんという優越感！(*≧∀≦)ｑ゛
あ、ごめんなさい内心が漏れてしまって^_^;
こんなベスポジで、人混み気にせず花火が楽しめるなんて、
本当なら人に教えたくないくらい、絶好のおすすめスポットです。
岐阜長良川花火大会 まとめ
花火大会の花火はカラフルでダイナミックで、
私たち日本人を楽しませてくれる夏の風物詩ですよね。
花火は楽しみたいけど、人混みはどうも苦手。
そんな人には、花火が見れるホテルや、花火の特別プランがあるレストラン、
お金をかけたくない人には、穴場となる場所の見つけ方をご紹介しました。
どれも、人の混雑を避けることができるものなので、
家族とのんびり、カップルでゆったりしたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね♪
