女性がダイビングをする時に気になるのは、恐らくメイクではないかと思います。
私も年齢を重ねるごとに気になるようになってきました。
そこで今回は、ダイビングの時化粧はするの?
すっぴんが嫌なんだけどどうしたらいいの?について、
私の経験や周りの女性ダイバーからの意見をまとめてみました。
ダイビングでは化粧するの?
スキューバダイビングでは、海に入るので当然顔が濡れてしまいますよね。
普段と同じような化粧をしていては、必ず化粧崩れが起きてしまうわけです。
今では、ウォータープルーフのポイントメイクなどがたくさんあって、
そんな化粧崩れの心配は不要なのかもしれませんが、
そもそもダイビングに化粧していってもいいの?という点も考えて欲しいところです。
ダイビングをする際、私の周りの女性ダイバーはほとんどがノーメイクです。
私が通っているダイビングショップのインストラクターは女性ですが、
この女性イントラもいつもすっぴんです。
私もノーメイクで、日焼け止めを塗る程度。
眉毛は一応整えるし、リップは口紅ではなく乾燥予防のリップはつけますが、
それ以外は何もしません。
肌にファンデーションが塗りたくなりますが、そこはグッと我慢しています。
では、なぜ化粧をしないのか?
どうせ落ちるから?
いや、それだけではないんです。
実は化粧をしないのは、ダイビングを楽しむ為なんです。
スキューバダイビングでは、顔にマスクをします。
このマスク、油分を感じるとレンズが曇りやすくなってしまうんです。
また、ファンデーションの油分でマスクのスカート部分(顔に触れる部分)が滑りやすくなり、
マスクがずれやすくなるということも起きてしまいます。
ダイビング中、マスクが曇ってしまったり、
なんだかよくズレるな~と何度も直したりしていては、全然海を楽しめません。
化粧することで、実はこのような不快なことが起きるかもしれないんです。
また、もしマスクをレンタルしていた場合、
化粧がマスクのスカート部分に付いてしまいます。
これはかなり迷惑。
実は、ゴムやシリコンに付着した油分はとっても落としにくいんです(-_-)
さらに、バッチリメイクをしてダイビングを行なうと、
ダイビング後に自分の顔がとんでもないことになっている可能性もあります。
マスクのおかげで水にあまり触れなかった目の周りだけファンデーションが残り、
他の部分は化粧が落ちてしまって、顔の場所によって肌の色が違ってきたりするかも!?
しかも、鏡で見るまで本人だけその状態に気づかず恥ずかしいことに。
そうならないためにも、ダイビングでは化粧は控えた方がいいのです。
ただし、日焼け止めはしておいた方が良いと思いますよ。
日焼けはメラニン色素を活性化させてしまうので、シミやシワの原因になりかねませんから。
でも、日焼け止めの種類にはぜひ気をつけて欲しいなと思うわけです。
実は、日焼け止めに含まれるオキシベンゾンやオクチノキサートという化学物質が
サンゴなどの海洋生物に悪影響を及ぼすという研究発表が、数年前くらいに発表されています。
ですので、できればオーガニック系の日焼け止めなど
日焼け止め選びに気をつけてもらえると嬉しいなと思うんですね。
とはいっても、日焼け止めに高いお金を払うのも抵抗がある人もいると思います。
日焼け止めは顔に薄く塗る程度にし、腕や足はラッシュガードで隠すことで、
日焼け止めを使う量を減らすことができ、
それだけでもサンゴへの影響は軽減されるんじゃないかと思いますよ。
少し話がそれましたが、
ダイビングでは、化粧をしないのがおすすめです。
自分が気になるだけで、意外と誰も気にしていないものだったりしますよ~^^
ダイビングでもすっぴんは嫌!どうしたらいい?
ダイビングではノーメイクの方がいいのは分かったけど、
それでもすっぴんで人前に行くのは絶対に嫌!
という人もいますよね。
何が嫌なのかにもよりますが、私が行っている方法をご紹介したいと思います。
海で落ちない眉にしたい
ダイビングではマスクをしますので、
マスクに海水が入らない限り眉は消えることはないと思います。
私も普段通りの眉メイクで、ダイビング後に落ちてしまっているという経験はありません。
ただ、私の場合は元々眉がしっかりあるので、落ちても気にならないだけかもしれませんが。
絶対に眉のメイクはあって欲しいという人は、
ウォータープルーフのアイブロウを使って、いつも以上に丁寧に書いておくのがおすすめ。
海から上がった後にタオルで顔を拭く際にも
軽く押さえるように拭くようにするといいですよ。
海でも目はパッチリしていたい
目元のメイクは女性にとってかなり重要なポイントだと思います。
目が大きくない人の中には、
アイメイクで大きく見せる努力をされている人もいると思います。
私も一重なので、目を大きく見せたいという思いはいつも持っていますからよーく分かります。
でも、マスカラをしてのダイビングには抵抗があるので、
昔はとりあえずビューラーでまつ毛をあげるだけの、小さな努力をしてました。
ただこれだけでは、海に入るどころか時間が経てばカールは取れてしまいます。
そりゃそうですよね、ビューラーで巻いただけで何もしてないんですから。
で、それではダメだと思った私、今はマツエクをしてダイビングをしています。
これならすっぴんでもまつ毛は長くクルンとしてくれています。
ただし、顔をタオルで頻繁に拭くので、エクステはかなり取れやすいです。
1週間ほどのダイビング旅行で半分くらい取れてしまう時も(>_<)
もったいないけど、マツエクしているだけで目元メイクをしているように見えるから、
これだけで結構十分だったりしますよ(*^_^*)
海でも二重に
私自身はアイプチをしたことがないのですが、
友人によると、アイプチにも水に濡れても取れないものがあるそうです。
のりタイプのものだと、クレンジングを使わないとお風呂でも落ちないというほど
しっかり二重になるものもあるようです。
ただ、『アイプチしてます感』があるみたい^_^;
友人は、まぶたを糊やテープでくっつけるのではなく、
非接着タイプと呼ばれるアイプチを愛用してダイビングをしていますよ。
このように、すっぴんでは嫌だと思うポイント部分だけを工夫するだけで
印象は全然変わると思います。
それに、ダイビングなのにしっかりメイクをしている方が
違和感から逆に目立ってしまう可能性の方が高いかもしれません。
それに、あまりにしっかりメイクしていると、
インストラクターさんから落とすように注意される場合もあるみたいですよ。
そんな人、私は見たことないですが。
ダイビングでの化粧まとめ
ダイビングでは化粧をしないのが普通です。
どうせ海で落ちるからという単純な理由だけではなく、
器材のマスクを清潔に保ち、マスクを曇らせないようにするためや、
海の環境を守るためでもあるんです。
ただ、どうしても素顔は嫌だという場合には、
マツエクやアイプチなどメイク以外の方法で目元に工夫するのがおすすめです。
ダイビングではほとんどの人がすっぴんなので、
メイクしている方が逆にヘンに思われる可能性が高いですしね。
すっぴんであることはあまり気にしないで、ぜひダイビングを楽しみましょう♪