9月1日は防災の日です。
災害に見舞われたことがある人は、防災意識がとても高いですが、
そうでない人は、まだまだ防災意識が低い人が多いのが現状です。
私も、私の家族もたぶん意識が低い方なんじゃないかと思います。
そこで今回は、災害の備えとして最低限必要な防災グッズと、
特に女性に必要なもの、点検の頻度などについてまとめました。
防災グッズで最低限必要なのは?
防災の日は9月1日ですが、
1月17日も「防災とボランティアの日」というのはご存知ですか?
1月17日は、平成7年に阪神淡路大震災が発生した日ということでこの日になったようですね。
平成の時代は、自然災害がとても多く、
防災の意識も高く持ちたいと思うきっかけがたくさんあったのではないでしょうか。
インターネットでも「防災グッズ」と検索すれば、
災害時に必要なものが一式セットになって販売されていますよね。
でも、その中にあるもの以外にも必要な物ってあるんじゃないの?
あるいは、本当にそれって必要?
と思うことがありませんか?
私はいくつかの防災グッズのセット販売を見て、何度かそう感じたことがあります。
で、結局何がいいのか分からないから買うこともなく、
そのまま月日が経っていく…というのが今の私。
最低限必要なものっていったい何なのでしょう?
それは、災害の規模などによっても違ってくるのだと思います。
また、どこで災害にあってしまうのかによっても違うでしょう。
・いつ災害にあってもいいように、持ち歩いていると安心な常備品
・家から持ち出す防災グッズ
・備蓄しないといけない防災グッズ
今回は、持ち歩いていると安心なものと
家から持ち出す防災グッズをそれぞれまとめてみました。
常に持っていると安心なもの
災害は、いつどこで起きるか分かりませんよね。
家に防災グッズがあっても、
外出先や職場などで発生して帰れなくなる可能性だってあります。
外出先で災害にあった時、まずは家に帰れるまでを半日~1日くらいと考えた場合に
持っていると安心なものは以下となります。
飲料水
食べ物はなくてもある程度ガマンできますが、
飲み物は絶対に必要なものです。
災害発生後には、
コンビニなどの飲料も売り切れてしまっている可能性が高いです。
500mlの飲料水は常に持ち歩いていると安心です。
スマホ
常に持ち歩いている人がほとんどですが、
家族との連絡用などに持っていた方が安心です。
また、災害の情報を収集するのにもスマホは役立ちます。
※フェイクニュースには気をつけましょう。
また、夜などにはライト機能を使うことで、懐中電灯の役割もしてくれます。
モバイルバッテリー
災害にあった時、スマホの充電がなくなって困ったという話はよく聞きます。
モバイルバッテリーを1つ持っておくだけでも、
安心できると思いますよ。
ハンカチ
ハンカチを持っているといろいろな用途に使えて役立ちます。
怪我をした時は包帯代わりになりますし、
ホコリがひどい場所では口にあてればマスクの代わりになります。
暑い時には水で濡らして首などを冷やすこともできるし、
手や顔の汚れを落とすことにも使えます。
もちろん、もっと持っていた方がいいものはあると思いますが、
もしものことを考えて毎日大荷物を持ち歩くのは大変です。
最低限このくらいのものを持ち歩いていれば、
1日前後の帰宅難民ならしのげるのかなと思います。
家から持ち出す防災グッズ
自宅で災害が起きてしまった時とりあえず持って出る防災グッズ。
絶対に持ち出しておきたい最低限の防災グッズは以下となります。
飲料水
普段から持ち歩いている500mlでは少ないと想像できます。
まずは1~1.5リットルは必要かなと思います。
水不足は命にかかわる問題になるので、
災害時には真っ先に確保されるべきものです。
市町村や自衛隊、ボランティアの人達もそれは分かっているので、
災害後、早めに準備や整備がされるはず。
給水車などが来てくれるまでの間しのげるくらいの量を準備しておくと安心ですね。
携帯食
1日くらいはガマンできても、数日ともなると食事は必要になりますよね。
乾パンなどのような「ザ・防災食」ではなく、
賞味期限が近付いたら食べて、循環させる常備食が良いといわれていますよ。
非常食を探すのではなく、
真空パックのおかゆやご飯類、おかずの缶詰など
困ったときの1品のようなお手軽なものを非常食として保管するのがおすすめです。
携帯ラジオ
スマホがあれば新しい情報は得られると思っているかもしれませんが、
最近ではフェイクニュースなどのような悪質ないたずら画像なども溢れています。
間違った情報に惑わされないよう、
ラジオなどで確実な情報を得られるようにしておくことも大切です。
身分証
身分証はいったん非難する際には必要ないように思えますが、
もしそのまま自宅に帰れないなんてことになったら…と考えると持っていた方が安心。
身分証がなければ、あなたがどこの誰なのか証明することができないですからね。
最低限必要なものとしてはおそらくこれくらいかなと思います。
欲を言えば、もっと必要なものはあるんですけどね。
避難所でプライベートな空間がないことにストレスを感じる、
不衛生な状態が続くのが嫌、など個人の感覚によっても必要と思えるものが変わると思います。
自分で想像して考えるというのも、大切なことなのかもしれませんね。
災害の備え 女性が持っていると良いもの
ここからは、女性が持っていると良いものをまとめてみました。
女性が持っていると良い防災グッズ
生理用品
災害でいつまで非難しなければいけなくなるのかなど、
見通しが全くたたない場合にはある程度の量を準備しておくと良いですね。
これはその時に生理中でなければ、最低限必要なものには該当しませんが、
実はあると便利なものなんです。
ケガした時のガーゼ代わり、
ペットを飼っている人で一緒に避難した人だとおむつ代わりに使えます。
ヘアブラシや化粧品類
災害時に顔を洗いたいと思っても、すっぴんでいるのはどうしても我慢できない
という人も少なからずいらっしゃいますよね。
1週間分くらいの小さな化粧品セットを日頃から準備しておくと安心ですよ。
また、同時に髪もお手入れができなくなる可能性が高いので、
ブラシくらいは持っていると良いと思いますよ。
ウェットシート(汗取りシート)
災害時、汚れた身体をそのままにしておくのは不快だと思います。
ウェットシートや汗取りシートなどを持っていると、
全身を拭くことができ、不快感が軽減できますよ。
簡易トイレ
トイレは生理現象ですので、ずっと我慢するなんてことはできません。
でも、公衆トイレなどの水も使えないような場合には、
簡易トイレが絶対に必要です。
特に女性は、男性のように外でするわけにはいきませんよね~^_^;
人気のない場所で用を足そうとした女性が襲われるという事件も
実際にあるそうですから危険です。
簡易トイレは女性は絶対に準備しておいた方が良いですよ。
防災グッズの点検の頻度はどのくらい?
防災グッズは用意している。
でも、実際に災害にあってしまったとき、
電池が切れていたり、賞味期限が過ぎていたりと使えない状態だったなんてこともあるようです。
実は「防災用品点検の日」は年に4回あり、
それは、3月、6月、9月、12月のそれぞれ1日です。
この日に合わせて点検をするのが一番覚えやすいのではないかと思います。
つまり年に4回ということですね。
季節によっても、必要なグッズの種類が変わってくるでしょう。
寒い季節には防寒グッズを追加した方がいいでしょうし、
暑い季節には暑さ対策グッズを追加したり、飲料を増やした方がいいでしょう。
そう考えると、季節の変わり目ごとに年4回の点検はした方が良さそうですよね。
食べ物の賞味期限のことを考えたら、年4回は多い気が…
という人も、最低年2回はぜひ行ないたいものですね。
その場合は、季節ならではのことを考えるなら、
6月と12月に点検すると決めておくとちょうど良いかなと思います。
防災用品は、どんどん使いやすいものやコンパクトなものなどに進化しています。
同じものをそのまま交換するのではなく、
もっと良いものを探して交換していくのも大切なことかもしれませんね。
防災グッズまとめ
防災の日、防災用品点検の日、ボランティアの日など
災害に関連する日はたくさんあります。
災害に見舞われたことがある人は、防災意識が高い人が多いですが、
そうでない人は、私自身も含めまだまだ意識が低いと思います。
それでも、いつ災害は起きるか分からないので、
防災の日や関連する日くらいは、しっかりと家族で考えたいなと思います。