フランスの画家「クロード・モネ」の絵画「睡蓮」を想起させる美しい池として、
ここ数年で一気に知名度が高くなった「モネの池」。
岐阜県関市板取にある、根道神社の境内にある小さな池です。
今回は、モネの池への行き方や近くのおすすめランチなどをご紹介します。
岐阜にあるモネの池と紅葉を見てきた
「モネの池」はここ数年で全国的に一気に有名になりましたよね。
私、せっかく岐阜県に住んでいるのに、
絶対に混むと思って行っていなかったんです。
でも、そろそろ落ち着くかな~と思い、人の少ない時間帯を狙って行ってきました。
モネの池の狙い目の季節は?
今回、私は紅葉とのコントラストが見たくて秋に行きましたが、
いつがおすすめなのか、管理しているおじさんに聞いてきましたよ。
モネの池の一番の魅力は水の透明度だと思います。
でも、季節によっては水の透明度が違ってくるそうです。
また周りの景観やスイレンが咲く時期などもあるので、
「モネの池と○○」を撮りたい時は、その時期に合わせて行く必要があります。
簡単に季節ごとの魅力をご紹介します。
12月~3月頃
最近はめっきり雪が積もらなくなってしまいましたが、
雪が降れば、雪の白さでさらにモネの池が映えます。
また、寒いとコイの動きもゆっくりになるため、
池の美しさが増します。
ただ、関市板取は山奥で気温が低いので、
暖かい服装で出かけましょう。
4月~5月上旬
モネの池の湧水の量が少しずつ増えて、
透明度が高くなっていきます。
まだコイの動きも活発ではないため、水の揺れが少なく、
綺麗に撮影できると思います。
5月~6月頃
モネの池に浮かぶ睡蓮が花を咲かせます。
まさにモネの絵画「睡蓮」を思わせる情景になるのがこの季節です。
多くの人がこの情景を写真に納めたいと思っているので、
一番混雑が予想される時期でもあります。
7月~10月頃
気温が高くなってくると、水の透明度もあまり良くありません。
池の鯉の動きも活発になるため、
水面が揺れ、池の美しさを撮りづらい季節でもあります。
ただ、混雑を避けたい場合は狙い目ですよ。
11月~12月初旬
池の周りの木々が色づき始め、紅葉と池の美しさが楽しめます。
11月の中旬まではまだ鯉がよく動いているため、
池に波ができてしまいます。
11月下旬頃になると、鯉の動きが落ち着き、紅葉も濃く色づきますので、
睡蓮の季節の次にベストシーズンだと思います。
モネの池と紅葉
今回私は、モネの池と紅葉を見てきました。
狙い目は平日の11時~13時頃です。
恐らくこの時間帯、ツアーバスはお昼ご飯の時間なのでしょう^_^
マイカーでの観光客はいますが、バスが全く来ないので、
人はそれほど多くないので、狙い目ですよ。
池には小さな橋が架かっており、その横にもみじの木があるので、
道路側から神社に向かって写真を撮るのが一番良いアングルだと思います。
大きなカメラを持った人も、
そのベストポジションでカメラを構えていましたよ♪
天気の良い日を選ぼう
モネの池は、太陽の日差しが差し込み、鯉や水草の影が水底に写るため、
池の美しさがとてもよく分かる情景になります。
曇りの日よりは、絶対に天気の良い日の方が綺麗ですので、
行こうと決めた日の天気をチェックしておきましょう。
もし天気が良くなさそうで、予定が変更できるなら、
天気の良い日に予定を変えるのをおすすめします。
岐阜モネの池への行き方は?
モネの池へのアクセスで、電車での行き方を探す人が多いと思いますが、
残念ながら電車だけでは辿り着くことができません。
岐阜県は、ほぼ車社会なんです^_^;
モネの池へは、できればマイカーまたはレンタカーがおすすめです。
カーナビで目的地を設定する際には、
「岐阜県関市板取441」と設定しましょう。
ナビ通り向かえば、
道路の右側にモネの池、左側に駐車場が見えてきます♪
岐阜駅周辺のレンタカー
岐阜駅の周辺にレンタカーはありますが、あまり多くはありません。
《駅から近い順》
駅から近い順にご紹介しましたが、
目的地であるモネの池とは、駅の反対側のところがほとんどです。
駅からは少し離れますが、
目的地方面にあるのがタイムズカーレンタルです。
慣れない道を運転するのに不安がある人は、
そちらのレンタカーを選ぶと良いかもしれませんね。
電車とバスで行く場合
車は使わず、公共交通機関を乗り継いで行く場合は、
電車とバスに乗ることになります。
ルートは2パターンあります。
1つ目のルートは、
電車でJR岐阜駅または、名鉄岐阜駅を目指します。
駅を降りたら、JR岐阜駅の場合は北口に出てバス停へ、
名鉄岐阜駅の場合は、改札を出たら左側のエスカレータで降りてバス停へ向かいます。
岐阜バスで、「ほらどキウイプラザ」まで行きましょう。
バスでの移動時間は約1時間10分。長いですね~。
だんだんと山深くなっていく外の風景を楽しんでくださいね♪
岐阜バス時刻表
※高富・美山・洞戸・武芸川方面の「岐阜板取線」を参照してください。
ほらどキウイプラザで降りたら、「板取ふれあいバス」に乗り換え、
「あじさい園前」バス停まで移動します。
板取ふれあいバス時刻表
※「板取地域内バス」というところを参照してください。
あとは、徒歩で150mほど歩けば、モネの池に到着です。
出典:バス停検索
2つ目のルートは、長良川鉄道に乗るルートです。
自然豊かな場所を走る鉄道ですので、
移動中の景観を楽しみたい人にはこちらの方がおすすめです。
JR美濃太田駅で降りたら、長良川鉄道に乗り換え「関駅」まで移動します。
関駅前にある、岐阜バス「関シティターミナル」から
1つ目のルートと同じく「洞戸キウイプラザ」までバスに乗り、
板取ふれあいバスに乗り換えて「あじさい園前」へ。
目的は「モネの池」を見ることだと思いますが、
モネの池から歩いて移動できるような距離には、他に観光できるようなものがありません。
電車やバスでの移動は楽かも知れませんが、
せっかく遠出してきたのだから他も観光したいなら、車での移動がおすすめです。
岐阜のモネの池近くのランチは?
モネの池に行くなら、近くで美味しいランチも食べたいですよね♪
私が立ち寄り、美味しかったお店と、
友人らに聞いたおすすめのお店をご紹介します。
徳兵衛茶屋
モネの池から、北へ車で数分走ると、右側に見えてきます。
とっても素敵な雰囲気のお店です。
川魚料理がメインで、夏には鮎が食べられます。
私の行った秋には、鮎が終わっていましたが、
岩魚などの鮎以外の美味しい川魚がありましたよ。
窓から、きれいな川も見えますよ。
ただ…、秋に行く際の注意点は、カメムシです。
そう、あの臭いヤツです(>_<)
自然豊かな場所にあるお店ですから、
時々カメムシが店内に入り込んでいることがあります。
私が座った席の真後ろにあるガラス窓にコイツがいて、
飛ばないでね…動き出さないでね…とドキドキしながら食べましたよ。
店員の人にお願いすれば、取ってくれるので見つけたらお願いしましょう。
それと、駐車場が広くはないので、気をつけてくださいね。
岐阜県 関市 板取 5822-1
また、徳兵衛茶屋さんの近くには、吊り橋があります。
そして、吊り橋の先でプチ登山すると滝もあったりしますよ。
美味しい食事の後、軽い運動のつもりで足を延ばしてみてはいかがですか?
水と緑のふる里「森の駅」
モネの池から車で10分ほど走った先にあります。
そば処と一緒に地元の特産品も販売されています。
お蕎麦には、なんと生わさびがついてきます!
本格派な感じですよねー。
そばがなくなり次第終了なので、
モネの池に行く前に行った方が良いかも知れないです。
岐阜県関市板取6527 – 1
岐阜モネの池まとめ
岐阜にある名もなき池、通称「モネの池」。
爆発的に人気が出て、一時期は大混雑していましたが、
今は、時間や時期を少しずらして行けば、ゆっくりと見られるようになりました。
透明度が高く、キラキラと光る美しい池とその中をゆったりと泳ぐ鯉、
季節によっては、
睡蓮が咲き誇り、赤く木々を染めた紅葉が見られます。
あ、そういえば…、
たくさんの鯉の中に、背中にハートマークがある鯉がいますので、
探してみるのも楽しいですよ。
私も、今度は睡蓮の季節に行ってみようと思っています。
みなさんも、ぜひ行ってみてくださいね♪