成人式に、振袖を着て、髪型もかわいくしてもらう予定。
メイクは自分でもできるけど、
せっかくの成人式だし、プロにきれいにメイクをしてもらいたい！
そう考えて美容院でお願いしている人も多いと思います。
そこで今回は、成人式のメイクを美容院にお願いしている人の
さまざまな疑問を解決していきます。
成人式 メイクのお店まではすっぴんで行く？
成人式のメイクを美容院などお店にお願いしている場合、
すっぴんで行くのが正解なのか、ある程度お化粧をしていった方がいいのか
悩む人が意外と多いです。
実は、どのようにメイクをお願いしたかによって
自分でどこまでメイクをしていかないといけないのかが違ってきます。
それが、フルメイクとポイントメイクの違いとなります。
あなたは、どちらでお願いしていますか？
まずはそこを確認しましょう。
フルメイクとポイントメイクの違い
フルメイクとポイントメイクってどう違うのかが分からないと
どこまで自分でメイクしていかないといけないのか分かりません。
ですので、この違いを見ていきましょう。
フルメイクとは？
フルメイクは、”フル”と言う通り、メイクのすべてをやってもらえます。
つまりベースも含んでいるということです。
フルメイクをお願いしている場合は、
美容院まですっぴんで行くのが正解です。
ちなみに、化粧水や乳液から行ってくれるところと、
下地などのベースからのところがあります。
しかし、家の外に出るわけですから、
お肌のためにも、最低限化粧水と乳液で肌を整えてから行くようにしましょう。
フルメイクの良いところは、プロがベースをきっちりと作り込むため、
顔全体の印象がガラリと変わり、肌のトラブルや骨格などをカバーしてくれることです。
ポイントメイクとは？
ポイントメイクは、ベースメイクを含みません。
ですので、ポイントメイクでお願いしている場合は、
ベースメイクは家でしっかりとしていく必要があります。
下地からファンデーションまでを
自宅で行ってから、お店に行くようにしましょう。
眉やリップなどはポイントメイクとなりますので、
つけて行ってはいけません。
すっぴんで行くのが恥ずかしい時は？
美容院などのお店までは、
お願いしたメニューによって違いますが、
すっぴんまたはベースメイクのみで行くことになります。
お店まで距離があるなど、
すっぴんでは恥ずかしいと思うかもしれませんが、
メイクをして行くと、メイクを落とす時間が余分にかかってしまいます。
お店にも迷惑がかかりますので、
絶対にメイクはしていかないようにしましょう。
どうしてもすっぴんやベースのみでの外出が恥ずかしい場合は、
マスクや眼鏡でできるだけ顔を隠していくと、恥ずかしさが軽減できますよ。
成人式のメイクはおまかせでもいい？
もともとメイクが得意ではない人の場合、
美容院などお店で、どのようにお願いしたらよいのか分からず
つい「おまかせで」と言ってしまいそうになります。
でも、実はおまかせって美容師さんにとっては、
結構、厄介で難解な注文だったりするようなんです。
プロが考えるあなたに合うメイクと、
あなたがしてほしかったイメージがまるで違って、
せっかくやってもらったのに、
全然嬉しくなかったという経験をした人も多くいるんですよ。
実は私も、その経験者です^_^;
美容院でやってもらったお化粧がどうしても気に入らなかった私は、
結局家で、やり直しましたよ。
普段からメイクが得意ではなかったので、
明確に自分の意思を伝えることができなかったことが原因だと思います。
なりたいイメージを明確に伝える
お金を払ってやってもらうなら、
自分のなりたいイメージをしっかり伝えることが大切です。
こうしてほしいと具体的に伝えることが大切なので、
自分のなりたいイメージに近い画像があるなら、
それを見せるのが最も的確です。
また、成人式で着る着物や髪型、髪飾りの色や種類など細かい情報伝えることで、
美容師さんもあなたのイメージを掴みやすくなり、
満足のいく仕上がりになりやすいです。
メイクは着付けやヘアメイクをした後なので、
画像や口頭で伝えなくても、見て分かると思いますけどね。
このように、あなたのなりたいイメージを成人式当日に伝えるのも悪くはありませんが、
できれば事前に打ち合わせしておくことをおすすめします。
美容師さんも、
ある程度事前にイメージを持っておきたいものです。
また、当日希望を伝えているとその分時間もかかってしまいます。
ですので、
●どんな仕上がりになりたいのか、逆にどんな仕上がりは好まないのか
●普段はどんなメイクやファッションが好きなのか
といったあなたの情報のほか、
●着物や髪飾り、小物などの画像
●当日の髪型
などの情報を事前に伝えておいた方が
プロも方向性を決めやすく、当日のメイクもスムーズです。
ただし、自分の好みだけではなく、
成人式で着物姿という
普段と違う雰囲気であることを意識するのも忘れないように。
メイク中も、しっかりコミュニケーションをとり、
イメージと違うようなら、すぐに伝えるようにすると良いですよ。
時間に余裕を持って
美容院などお店でメイクをしてもらう場合、
ポイントメイクだけなら長くても30分くらい、
フルメイクでも40～60分くらいで終わります。
プロはやはり、丁寧で早いです。
しかし、成人式はやはり混み合いますので、
予約時間よりも早めに着いているようにしましょう。
あなたが遅れると、次のお客さんの迷惑になりますので、
遅刻は厳禁ですよ。
美容院でメイクして成人式へ行く時に注意することとは？
美容院などお店でメイクをしてもらった場合、
同じメイク道具が手元にありません。
成人式の会場で、メイクを直したいと思っても、うまく直せない
ということになる可能性がありますよね。
ですので、美容院でメイクしてもらう際に持って行った方が良いものや
成人式の会場に持って行くと良いものをご紹介します。
リップ(口紅)
必ずお直しが必要になるのがリップです。
美容院でのメイクで、
自分が持っていないカラーのリップを使われてしまうと
お直しでは違うカラーを使うことになり、イメージが変わってしまいます。
そうならないためには、
メイクをしてもらう際に、手持ちのリップを持ち込みましょう。
2～3種類のリップを持って行くと、
その中からイメージに近い色を選んで使ってくれると思います。
しかし、
どうしても美容師さんのメイクと手持ちのリップの色が合わない場合もあるかと思います。
その際は、つけてもらったリップを、
少しだけ分けてもらえるか交渉してみましょう。
固形のものでなければ、分けてもらえる場合があります。
パウダー
メイクのプロは、多くの場合リキッドファンデーションを使うそうです。
そのお直しをパウダーファンデーションですると、
ヨレたり厚塗り感が出てしまうので、おすすめできません。
無色のものや上品なラメ入りなどの、フェイスパウダーを用意しておくと便利ですよ。
綿棒やあぶら取り紙
成人式の会場は、もしかしたら暖房が効いていて
うっすら汗をかくかもしれません。
汗によって、おでこや小鼻まわりの浮いたあぶらは
お直し前にあぶら取り紙で取り除くことが、厚塗りやヨレを防ぐことになります。
また、久しぶりに友人や恩師と再会して、涙を流してしまうかもしれませんね。
そんな時に気になるのが、アイメイクの滲みですよね。
綿棒は、滲んだアイメイクをササッと取り除くのに便利です。
成人式のメイク まとめ
成人式に美容院などでメイクをしてもらう予定だと、
どこまで準備していけばいいのか分からないことだらけだったりしますよね。
いくつかの疑問についてご紹介しましたが、
それでもまだ不安なことがある場合は、
遠慮せず、予約したお店に問い合わせをしましょう。
恥ずかしいからとか、めんどくさいからといって不安を解決しないと、
当日、あなたが後悔することになるかもしれません。
また、せっかくプロにメイクをしてもらうのですから、
メイクのコツやあなたに合う色選びなど、ワザを盗むのも楽しみましょう。
普段のメイクに関するアドバイスもしてもらえると思いますので、
メイク中も、どんどん質問しちゃいましょう♪
あなたのイメージにぴったりのすてきなメイクで
成人式を楽しんでくださいね。