夜行バスで寝れない!快適グッズや乗るまでに準備することを紹介

旅行や出張などで少し遠い場所へ行く際、
飛行機や新幹線を使うという人が多いと思いますが、
安価に移動できる夜行バスを使う人も増えてきたなと感じます。

夜行バスは、他の移動手段に比べて比較的安いことや、
夜中に移動するため、移動先での時間が有効に使えるなどのメリットがありますよね。

でも、その反面、移動中に身体を休めることができないと、
身体がだるく、翌日つらかったという場合もあります。

そこで今回は、夜行バスで寝れない!を解決するための快適グッズや
乗る前に準備しておくと良いことをご紹介します。

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夜行バスで寝れない

夜行バスでぐっすり眠れない人は、実際かなり多いと聞きます。

そして、私もその一人です。

そこで、まずはなぜバスだとぐっすり眠れないのかを調べてみました。

 夜行バスで寝れない理由

寝転がれない

当たり前ですが、バスでは完全に寝転がった姿勢になることはできません。

”横になる”ことで、身体の力が抜けやすくなりリラックスできるため、
これができないことが寝れない最大の理由です。

狭い

自分の使えるスペースは限られているため、
足が伸ばせない
身体を丸めないといけない
といった窮屈な姿勢を取り続けることになります。

するとリラックスできないため、眠りが浅くなってしまいます。

血行も悪くなるため、疲れが取れるどころか
つらい姿勢によって余計に疲れてしまう可能性もあります。

首が安定しない

良い睡眠を取る為には、枕がとても重要と聞いたことがありませんか?

首に負担がかかっていない姿勢が快適な睡眠には大切なのですが、
バスのシートでは首が安定しませんよね。

寝ている間に、頭の重みで姿勢が悪くなり、
首や肩が痛くなって目が覚めるといったことを繰り返すため
しっかり寝ることができなくなるのです。

そして、その姿勢を一晩続けることで、
首こりや肩こり、寝違いが起きやすくなります。

他の乗客が気になる

バスには知らない人が大勢同乗しますよね。

4列の通常バスであれば、
すぐ隣に知らない人がいる中、眠ることになります。

いびきや話し声、物音などが気になる
スマホの光が気になる
においが気になる

など、五感で感じる不快感のほか、
気配が気になるといったこともあると思います。

特に神経質な人は、
全く眠れないという経験もあるのではないでしょうか。

夜行バスを快適に過ごすグッズは?

ここまで見てきました、夜行バスで寝れない理由のなかには、

「夜行バスに乗る以上、解決できないこと」と「グッズなどを利用して解決できること」
があることにお気づきだと思います。

夜行バスで快適に寝るために、
持っていると便利なグッズをご紹介していきます。

 姿勢が楽になるグッズ

エア枕

寝ている間に首や頭がずり落ちていかないようにすることは
しっかり眠るための重要ポイントです。

首に巻くタイプのネックピローや、エアー枕などを使うことで、
首や頭のズレを防ぐことができます。

100均にも売っていますが、首を安定させるのは大事なポイントなので
使い心地の良いものを選んだ方が良いと思いますよ。

腰用クッション

バスの移動では、腰が痛くなってしまうことも多くあります。

シートで折れ曲がった部分をクッションで埋めることで、
身体をできるだけ平らに近づければ、快適に寝ることができるようになりますよ。

足用クッション

フットレストが付いているバスもありますが、
ない場合、足元に荷物を置いてその上に足を乗せて・・・
という光景が想像できますよね。

足を降ろしたままの姿勢が続けば、
目的地に到着したころには、足がパンパンにむくんでいたということにもなりかねません。

足もできるだけ上にあげた方が良いため、
足用のクッションを持って行くととても楽に過ごせます。

ただ、身長の高い人の場合はクッションを使うことで、
逆に身体が伸ばせなくなる可能性があるためやめた方が良い方法です。

ブランケット

バス車内は意外と寒いです。

人は、寝ている時体温が下がりますので、
起きている時より寒さを感じやすくもなります。

そのため、季節に関係なくブランケットのようなものを持って行くと良いです。

コートなどがある場合は、
コートを着るのではなく、身体にかけて寝ても良いですね。

 五感を守るグッズ

マスク

気になるにおいから守るグッズですね。

知らない人達と同じ空間で長時間過ごすわけですから、
風邪などのウィルス予防対策としてもマスクは絶対におすすめです。

さらに、バスの中は乾燥している可能性が非常に高いです。

マスクで鼻やのどの湿度を保つことも必要なので、
マスクの着用はおすすめなんですよ。

アイマスクまたは帽子

スマホのライトや照明を遮断して眠るために、
アイマスクを使うと良いでしょう。

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ただ、マスクとアイマスクの両方を使うと、
耳が痛くなりそうですよね。

気になる人は、耳にかけるタイプではなく、
マジックバンドやゴムバンドのものを選びましょう。

でも、バンド型だと、
頭の締めつけ感や違和感があるという人もいると思います。

そこで、私は視界を遮るのに帽子を使っていますよ。

帽子を顔の上に乗せるだけで、視界を遮ってくれますし、
耳も痛くありません。

また、目だけでなく顔全体を覆い隠してくれるので、
寝顔を隠したい人には最適なアイテムです。

個人的には、アイマスクより帽子がおすすめです。

耳栓やイヤホン

静かに寝たい人は、耳栓を使用するのが良いですね。

耳栓タイプのほかイヤーマフもあるので、
付けていて気にならないタイプを選ぶようにしましょう。

人の音が気になるけど、静かでなくても良いという人は、
音楽を聴きながら寝るのがおすすめです。

音楽によって、周りの音が打ち消されて気にならなくなり、
好きな音楽でリラックスして眠ることができますよ。

ただし、大きな音で聴いていると他の乗客に迷惑となりますので、
音量には気をつけるようにしましょうね。

夜行バスでしっかり寝るための準備とは

夜行バスで寝るためには、乗る前の準備も重要だったりします。

どんな準備をしておけばいいのか、
見ていきましょう。

 バスの選び方で工夫する

昔からある夜行バスですが、
ここ最近は、夜行バスの種類がとても増えたと感じますよね。

通常の4列のバス以外に、
各シートが独立している3列シートや、更に広々使える2列シート、
まるで個室のように仕切られているものなどがあります。

ただ、プライベート感があるほど価格は高くなってしまいます。

快適でなくてもいいから安価に行きたいのか、
新幹線より安価であればいいので、快適さは欲しいのか、
どっちを優先するかでバスの種類を決めることになると思います。

快適さを優先するなら、4列シートではなく独立シートを選び
自分が使えるスペースの広さもできるだけ広いバスを選ぶことで、
快適に眠る空間へ近づけることができます。

 乗る前の準備で工夫する

ラクな服装に着替える

夜行バス乗り場までの移動を考えると、
どうしてもちゃんとした服装で、と思ってしまいますよね。

でも、夜行バスでできるだけリラックスして過ごすためには、
ラクな服装の方が良いです。

パジャマである必要はないですが、
Tシャツやジャージなどゆったりとした服装がおすすめです。

デニムやぴったりしたシャツやニットなどは避けた方が良いでしょう。

バス会社によっては、
受付場所に着替えスペースなどがあるところもあります。

夜行バスに乗る直前に、
ラクな服に着替えることができるのですごく便利ですよ。

女性の場合、寝る前に化粧を落としたいと思うと思いますが、
このようなスペースが完備されているところだと、
化粧も落とせるのでかなり嬉しいですよ。

身体を温めておく

私たちは、体温が次第に下がっていくことで
眠りに入っていくとされています。

そのため、バスの中で眠るために入浴で身体を温めておく
という方法もあります。

バスに乗る1~2時間前に身体を温めることで、
徐々に体温が下がっていき、
バスに乗る頃には眠りにつきやすい状態になっているという考え方です。

この方法、おすすめではあるのですが、
冬は湯冷めの危険性があるので、注意してくださいね。

軽めの食事をする

バスに乗る前に、がっつり食事をしてしまうと、
胃や腸に負担がかかります。

消化にエネルギーが使われ過ぎるといったん眠くなるのですが、
体内は消化しようと働き続けるため、浅い眠りになってしまいます。

バスでの移動中は寝るだけなので、
それほど多くのエネルギーは必要ありませんよね?

バスに乗る2時間以上前に軽めの食事をしておくようにしましょう。

軽めの飲酒

あまりおすすめしませんが、軽めの飲酒で眠気を促す方法もあります。

ほんの少しの飲酒は、
眠りを促してくれますし、気分が良くなるので
まわりの多少の雑音なども気にならなくなるという効果があります。

しかし、飲酒では質の良い眠りはできないことは
覚えておくと良いですね。

また、お酒のにおいで、他の乗客に迷惑にならないように気をつけましょう。

寝たいと考えすぎない

バスに乗る前だけでなく、乗ってからも同様ですが、
「寝たい」と強く思いすぎることでかえって眠れなくなってしまいます。

これは、「寝たい」という欲求が強すぎて、
脳がストレスを感じてしまっているからです。

乗る前の準備や、バス車内でできるだけ快適な空間が作れたら、
あとは、「そのうち寝れるだろう」くらいの気楽な気持ちで過ごすようにしましょう。

まとめ

夜行バスは、寝ている間に目的地に着けるので、
時間が有効に使えて、とても便利な移動手段です。

でも、バスの中で眠れないと、
目的地についてから身体がつらいという経験をすることにもなってしまいます。

ベッドで寝るより寝心地が悪いのは当然ですが、
少しでも快適な空間にして、快眠できるよう工夫することは可能です。

眠れない不安要素を、グッズや事前の準備で取り除き、
快適に移動できるようにしましょう。

また、自分が不快に思うことは、他人も不快に感じることですので、
バス車内での友人との会話やスマホの光など、
自分が迷惑かける側にならないようにも気をつけたいですね。

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