衣替えの季節が近づくと、面倒だなと思いながらも服の入れ替えをする人が多いと思います。
約半年ぶりに収納ケースから服を取り出してみたら、
「うわっ!くっさ!」
となることありませんか?
そこで今回は、収納してた服が臭いその原因と消す方法、
片づけるときにしておく臭い対策などをご紹介したいと思います。
冬服、収納から出したら臭い!
季節の変わりめになると、洋服を入れ替える衣替え。
春には秋冬の服を、秋には春夏の服を、きれいに洗濯してから
約半年間という長い期間しまっておくことになります。
しばらく着ない服は、どのように収納していますか?
普段からよく着る服は、クローゼットやタンスなどにしまうことが多いと思いますが、
しばらく着ることのない衣類は、
衣装ケースにしまったり、圧縮袋に入れて片づけたりしているのではないかと思います。
衣替えは、日本独特の文化のようですが、
収納スペースを有効に使うためにはとても良い方法ですよね。
でも、長期間収納していた服を衣装ケースから出してみたら、
なんだか変な臭いがするなと感じること、誰もが経験したことがあると思います。
自分の服なのに、人の臭いがするような気がしたり、
また、一緒に入れておいた防虫剤の臭いが付いていたりとか、
なんとも言えない嫌な臭いがすることがあります。
なぜ綺麗に洗って、きれいに畳んで衣装ケースにしまったはずの衣類に
変な臭いがついてしまうのでしょうか。
服の臭いの原因は?すぐに消すには?
収納しておいた服を取り出してみたら臭い・・・
ちゃんと洗って片づけたはずなのになんで??って思いますよね。
このニオイ、原因はいくつかあるようなんです。
収納してた服の臭いの原因は?
しばらく着ない服は、プラスチック製の衣装ケースに入れて押入れの奥にしまっておくことが多いと思います。
また、かさばる冬服などは圧縮袋などを活用して小さくして片づけている人も。
このような収納方法の場合、どうしても通気性が悪くなってしまうので、
様々な臭いの原因が発生してしまうようです。
収納してた服がかび臭い
収納してた衣装ケースを開けてみたら「カビ臭い」という場合は、
服にカビが繁殖したことが原因です。
風通しが悪い場所に洋服を収納・保管しているということは、
カビが繁殖しやすいということに繋がるのだそうです。
服はちゃんと洗って片付けてるから、カビの原因になるようなものはないはず。
と思ってしまいそうですが、
しっかり洗ったつもりでも、実は洗剤のカスや洗い残しの汚れなどが残っているのだそうですよ。
漂白剤にある除菌効果を活用したり、消臭効果のある柔軟剤を使うなどで
繊維の奥の汚れまでしっかりと落とすようにすると良いですね。
服からこもった臭いがする
衣装ケースや圧縮袋から服を取り出してみたら、こもった臭いがするということもあります。
これは湿気から来る、生乾きの臭いに近いもののようです。
生乾きの臭いって、本当に気持ち悪いので私も大っ嫌い(>_<)
何とかコイツは予防したいと思う人は多いと思います。
とっても面倒ですが、時々衣装ケースのふたを開けて
こもった湿気を取り除いてあげると良いそうですよ。
衣類用の除湿剤を服と一緒に入れておくのも良い方法です。
服に防虫剤の臭い
収納している間に、大切な服が虫に食べられてしまい穴が開いてしまうなんてこともあります。
そうならないために防虫剤を一緒に入れるのは、今では当たり前のことかもしれません。
約半年~1年という長い期間、密閉した衣装ケースの中にしまっておくわけなので、
一緒に入れた防虫剤の臭いが、どうしても服にうつってしまうんですね。
でも防虫剤を入れないわけにもいかないので、難しいところですね。
衣装ケースの臭いが服に付く
収納の為に新しく購入した衣装ケースなどの場合、
衣装ケース自体に嫌な臭いが付着していることが多くあります。
そのまま服を収納してしまえば、
衣装ケースの臭いが服にうつってしまうことは十分に考えられることですよね。
でも、まさか新品の衣装ケースが臭いなんて、意外と気づかない人も多いみたいなんです。
衣装ケースに衣類をしまう前に、
一度ケースの中のニオイをかいでみることをおすすめしますよ。
服に付いた臭いをすぐに消したい!
服についてしまった臭いは、洗わないと取れないのか?
というとそうでもないです。
もちろん洗濯してしまえば臭いも取れますし、着るときも気持ちがいいので、
洗える衣類なら洗濯がおススメです。
でも、すぐに着たい場合は洗ってられないですよね。
洗濯以外で臭いを消す方法はどんなのがあるのでしょうか。
服を風通しの良い場所に干す
風通しの良い場所に干しておけば、ある程度の臭いなら取ることができます。
天日干しすることで殺菌の効果も期待できますが、
服の色落ちの可能性も出てきてしまいますので、長時間の天日干しはおすすめできません。
服に消臭スプレーを吹きかける
消臭スプレーで服のニオイを消す方法です。
消臭スプレーは、『布製品に限る』となっているものが多いので、
服の生地をよく確認して使うようにしましょう。
私はよく、消臭スプレーを吹きかけた後、
風通しの良い日陰に服を干して臭いを取り除いています。
『消臭スプレー』と『干す』の両方を行なうことで簡単に臭いが取れてくれますよ^^
服にスチームアイロンをあてる
スチームアイロンを使うことで、
水蒸気が服に付いた臭いを吸着し、臭いを取り除くことができます。
また、アイロンの熱による除菌効果も期待できます。
ただ、生地によってはアイロンがNGの服もありますよね。
その場合は、服にタオルをあててその上からアイロンをしたり、
アイロンは服にあてず、アイロンから出る水蒸気だけが服にあたるようにするなど
生地を傷めない工夫が必要です。
臭いを取り除くために服を傷めてしまっては意味がないので、
スチームアイロンを使う場合は、
服の洗濯表示マークや生地をしっかり確認するようにしてくださいね。
衣替えの時の臭い対策
衣替えで収納しておいた服を取り出した時に、嫌な臭いがするのは不快です。
臭いが付いてしまった服の臭いの取り方についてご紹介しましたが、
収納する際に、なるべく臭いがつかないように対策をしておくことはできないのでしょうか。
完全には無理かもしれませんが、臭いがつかない対策は可能なんですよ。
収納する服はクリーニングへ
長期間片づけておく衣類は、できればクリーニングをお願いすると良いです。
プロに洗ってもらえば、汚れもしっかり取れますし、
洗剤のカスが衣類に残るということも考えにくいですよね。
清潔にしてもらった服なら、しばらくしまっておいても雑菌が繁殖しにくいので、
カビ臭さを防ぐことができますよ。
ただ、何でもかんでもクリーニングに出していては、お金がかかって仕方ない(>_<)
自分で洗えない冬物の服や、おしゃれ着などに絞ってクリーニングに出し、
それ以外の服は『おうちクリーニング』しちゃいましょう。
収納する服はすすぎをしっかり
衣替えで片づける服を自宅で洗濯する場合には、
洗い残しやすすぎ残しに気をつける必要があります。
これら服に残ったカスは、雑菌のエサになってしまうからです。
漂白剤など除菌効果の高い洗剤を使い丁寧に洗ったら、しっかりとすすぎ、
除菌と消臭効果のある柔軟剤で仕上げましょう。
いつもと同じように見えますが、
普段よりもしっかりと洗い、しっかりとすすぐことが大切なんですよ。
衣装収納ケースを洗う
衣類の収納ケースを新しく買った時には、内部に変な臭いが付いていることがあります。
まずケースのニオイをかいでみて
気になるようなら一度洗剤で洗うと良いと思います。
防虫剤と一緒に消臭剤も入れておく
服が虫に食われてしまわないように、防虫剤を入れておきますが、
防虫剤の臭いが服につかないように消臭剤も一緒に入れておくと、一定の効果はありそうです。
また、防虫剤の中にも、いわゆる「防虫剤の臭い」がしない商品もあるので、
そういったものを選んで使うのも良いと思いますよ。
服と一緒に除湿剤を入れる
衣類の収納ケース内の湿気を取り除くことで、
カビの繁殖やこもった臭いを予防することができます。
除湿剤を一緒に入れておけば、
ケース内が湿気でこもった状態になることを防いでくれますね。
服と一緒に香り袋を入れる
衣装ケース内に服と一緒に香り袋を入れます。
この方法、私が良く使う方法です。
ハーブは、種類によっては抗菌や消臭、防虫の効果が期待できるものがあります。
そのため、袋に入れて服と一緒にケースに入れておけば、
ハーブの抗菌、消臭作用によって、服に臭いがつくのをおさえてくれるんです。
さらに、次にケースを開けた時にはほんのりハーブの香りがするので、
面倒な衣替えで落ちた気分がリフレッシュされることも期待できるかもしれませんね。
ハーブの種類は、レモングラスやラベンダーなどがおすすめですよ^^
風通しの良い場所で保管
しばらく着ない服は、押入れの奥の方にしまうことが多いですが、
できれば定期的に服に風を通してあげることが、一番の臭い対策です。
でも、しまった服を着ない時期に出すのはめんどくさいですので、
できればやった方がいいですよ~と頭の片隅にでも覚えておいてください。
冬服の収納臭いまとめ
衣替えでの服の収納は、臭いとの闘いでもあります。
特に冬服は通気性が悪いものが多いため、夏服よりも臭いがつきやすいです。
収納する前に気をつけることで臭い対策を行ない、
それでもついてしまった服の臭いは、
ご紹介した方法ですぐに取り除いて、ファッションを楽しめるといいですね。