旅行で、移動中の荷物が多いのはとてもツライものです。
ダイビング旅行の際は、
重たい器材は、事前に宅配で送っておくのが楽ですよ。
でも、宅配の送り状の書き方とか、どうしたらいいのか分からない
という人もいると思います。
そこで今回は、沖縄のような島へ旅行に行く際の、
ダイビング器材の送り方や料金についてご紹介します。
ダイビング器材の送り方
ダイビング器材を送る際、旅先が陸続きの場所なら、トラックで配送されるのでダイビング器材ならではの心配はないと思います。
ダイビング器材を送る際に不安になるのは、
おそらく飛行機で運ぶ場合、つまり『エア便』で送る時なのではないでしょうか。
飛行機に乗せて送るエア便は安全のため、国内線でもだんだんと厳しくなってきているので、
宅配で送る際にも、注意が必要です。
ダイビング器材の送り状の書き方
ダイビング器材を宅配で送る際、
以前は品名の欄には「ダイビング器材一式」と書くだけで通用していました。
しかし、最近は中身を事細かに書かないと、受付してもらえなくなっています。
これはゆうパック、ヤマト運輸、佐川急便など、どこの宅配業者でも同じです。
品名をどこまで細かく書くのがOKか?は宅配業者によってばらつきがありますが、
入っているものすべて書き込むのが一番安心です。
ちなみにこんな感じです。
《品名》
BC、レギュ、フィン、マスク、シュノーケル
ブーツ、グローブ、ウェットスーツ
ライト(電池なし)、水着
※タンクなし、リチウム電池なし
丁寧に扱ってもらいたいので、
私はいつも「こわれもの」「下積み厳禁」にも○をつけています。
ソフトケースで送る際は、さらに「逆さま厳禁」にも○をつけます。
注意書きとして、
※印とともに、「タンクなし」と「リチウム電池なし」を記入しています。
タンクなんてあるわけないじゃん!
ってダイバーの私たちは思いますが、毎回必ず荷物受付窓口で聞かれます(^-^;
ダイビングのこと知らない人には、きっとタンクの大きさなんて分からないんでしょうね。
いちいち答えるのもめんどうなので、「タンクなし」と書いておくことにしています^^
リチウム電池は、内部が膨張やショートして発熱、発火の恐れがあるため、
エア便で送ることは出来ない場合が多いです。
そのため、「リチウム電池なし」と入っていないことを明記しておくと安心です。
これらを書き忘れて、宅配業者から確認の電話がかかってきたこともありますので、
とにかく『聞かれそうなことは書いておく』のが一番です。
水中ライトや、カメラのフラッシュ用に電池を持って行きたい場合は、
宅配の荷物ではなく、手荷物で持って行くようにします。
また、荷物を持って行った時にその場で書くのがめんどくさい私は、
事前に元払いの送り状を数枚もらって帰り、家で書いてから持ち込んでいます。
時間が短縮できるのでおすすめですよ。
ダイビング器材を送る際に注意すべきこと
ダイビング器材を送る際、エア便で送られるのが当然と思っているかもしれませんが、
実は、勝手に船便に変更されてしまう場合があるんです。
それはどんな時かというと、飛行機で送ることが危険と判断された場合です。
実際は荷物に危険なものが入っていなかったとしても、
エア便ではダメだと業者側で判断されてしまうこともあるようです。
ですので、
あえて送り状に「危険なものが入っていない」ことを書くことが大切なんですよ。
また、BCに空気が入っていると船便になる可能性があります。
これも、飛行機だと、BC内の空気が気圧の変化によって膨張し
破裂の危険があるからだと言われています。
宅配で送る際は、BCの空気はしっかりと抜いておきましょう。
エア便のはずの荷物が船便に変更になってしまうと、当然配送日数は多くかかりますので、
旅先でダイビングしたい時に荷物が届いていない、なんてことになりかねません。
エア便で送ってもらうためにも、
「安全な荷物」であることを示すことが大切なんですね。
さらに、エア便であっても、天候によって飛行機が飛ばないなど、
遅れが発生する場合があるので、日にちに余裕を持って送るようにするとさらに安心です。
ちなみに私は、岐阜県から沖縄本島まで、何も問題なければ2日で届きますが、
念には念をということで、旅先でダイビングする日の5日前までには発送していますよ(^^)/
ダイビング器材の宅配の料金は?
ダイビング器材を宅配で送る際の料金も気になるところですね。
大きな荷物ですし、重さもありますからね~。
宅配料金は、もちろん、どこからどこに送るか?によって料金が変わりますが、
一番安いのは「ゆうパック」です。
私の場合、岐阜県から沖縄本島に送って、160サイズで2,280円です。
ちなみに長期滞在のため、
服や食料も詰め込んでいるのでちょっと大きめです^_^;
ダイビング器材(重器材+軽器材)のみだったら、2,000円以下で送れますよ♪
同じ荷物をヤマト運輸で検索すると以下です。
倍くらい金額が違いますね。
料金で選ぶなら、ゆうパックがおすすめですよ。
●安い
●持ち込み割引、同一あて先割引がある
同一あて先割引は、同じ地域に行く可能性がある時には控えを保管しておいて、
次回発送する際に見せると、割引してもらえます。
私は毎年沖縄本島にダイビング旅行に行っているので、
ショップ宛ての送り状控えは保管しておき、次回荷物を送る時に割引してもらってますよ♪
●不在受け取りのサービスがある
●デジタル割や持ち込割がある
受け取り側が不在の場合、通常は宅配業者が持ち帰ってしまいますが、
クロネコヤマトには、不在時も荷物を届けておいてくれるサービスがあるそうです。
離島のダイビングショップなどは、このサービスを利用している場合があるので、
送る前に確認しておくと相手に迷惑をかけずに済みますよ。
沖縄などリゾート地のダイビングショップへの問い合わせは、
なるべく電話ではなくメールで問い合わせをするといいと思います。
全員で海へ出払っていて、日中の電話が繋がりにくかったり、
慌ただしい中で対応してもらわないといけなくなる可能性がありますからね。
これからお世話になるショップの方へのこういった小さな配慮も、
旅を楽しむためには大切だったりしますよ。
また、ヤマト運輸のアプリを利用して送り状を発行することで、
デジタル割引が受けられたり、営業所持ち込み割引などが受けられます。
また、クロネコメンバーズ割や電子マネーでの支払いでの割引などもあります。
すべての割引をうまく使えば、300円以上の値引きが受けられます。
あ、ヤマト運輸ならTポイントも付きますね♪
ダイビング器材の送り方まとめ
ダイビング器材を飛行機を使って宅配で送る場合、
気をつけなければいけない点がいくつかありますので、参考にしていただけると嬉しいです。
荷物を送る際は、事前に受け取ってくださる相手にひとこと連絡しておくと、
お互い気持ちよくいられますよ。
ダイビングの旅、ぜひ楽しんできてくださいね~♪