浴衣を洗う頻度は？臭いを取る方法は？洗濯かクリーニングどっち？

温泉旅館などで寝間着として着ることが多い浴衣ですが、
夏になれば、花火大会や夏祭りなど浴衣を着て出かける機会が増えますよね。

 

和服って毎回洗うイメージないけど、
夏で汗もかいてるし、毎回洗わないと臭わないかなと心配にもなりますよね。

 

そこで今回は、浴衣を洗う頻度や臭い取りの方法、洗濯かクリーニングのどっち？
についてまとめました。

浴衣を洗う頻度は？毎回洗うの？

夏祭りや花火大会など浴衣を着て出かけて楽しんだ後は、
汗や汚れが気になるところだと思います。

 

浴衣を洗う頻度ですが、
汚れの程度によっては毎回洗う必要はないとされています。

 

毎回洗わない理由は、洗いすぎることで、
生地が傷んだり色落ちの可能性もあるからなんだとか。

 

 

浴衣を洗う頻度は、2～3回に一度くらいが良いのだそうですよ。

 

 

ただし、洗わずにシーズンをまたぐと汚れが浴衣に染み込んでしまうので、
この先長く着る機会がない場合には、1度しか着ていなくても洗うことをおすすめします。

 

では、洗わない日にはどのような手入れをしておけば良いでしょうか？

　浴衣を洗わない日の手入れは？

洗わない日は、浴衣を脱いだら、
浴衣用のハンガーにかけ風通しの良い日陰に干しましょう。

 

浴衣用のハンガーがない場合は、
100均などでも売っている突っ張り棒を、普通のハンガーに紐などで付ければ
代用できますよ。

 

物干し竿に浴衣を通して干しても良いですが、
その場合は、物干し竿の汚れをきれいにふき取ることをお忘れなく^^

 

　浴衣の一部に目立つ汚れがある時は？

泥はねや、食べ物の汚れがついてしまっている場合は、
部分洗いしておきましょう。

 

汚れが目立つ部分を、水で薄めた洗濯洗剤で濡らしたら、
下にタオルを敷き、下のタオルに汚れを移すように、
上から別のタオルなどでポンポンと叩きます。

 

それでも取れない場合は、
クリーニングに染み抜きを依頼すると良いですよ。

浴衣の臭い取りの方法は？

近いタイミングで、浴衣を何度も着る機会がある場合は、
毎回、浴衣を洗わなくても良いです。

 

そして、洗わない時には、
風通しの良い場所に干しておくだけで良いのですが、

それだけでは、次に着るとき汗の臭いが気になるかも･･･
と心配になることもあると思います。

　浴衣についた汗の臭いを取る方法は？

浴衣についた汗の臭いを取る2つの方法をご紹介します。

消臭スプレーを使う

言われなくても分かりますよね？というほど、
すでに消臭スプレーは、世の中に浸透していますね。

 

浴衣を脱いだ後、
消臭スプレーを全体に吹きかけてから、
風通しの良い場所に干しておくと臭い消しになります。

 

また、除菌効果もあるので安心ですね。

 

ただ、浴衣全体に吹きかけると範囲が広く経済的ではないこと、
消臭スプレー独特の臭いが付く可能性があることが
デメリットかもしれませんね。

スチームアイロンを使う

スチームアイロンで消臭する方法もあります。

 

高温の水蒸気には、臭いを取ってくれる効果があるため、
汗の臭いを消すことができます。

 

アイロンを使うことで、
浴衣のシワも伸ばしてくれるので一石二鳥ですね。

 

アイロンの際、スプレーのりを使えば、パリッとした仕上がりにもなります。

 

ただ、アイロンの熱で生地を傷めてしまう可能性もありますので、
事前に洗濯表示マークを確認してくださいね。

 

アイロンのデメリットは、めんどくさいということでしょうか^_^;

　先に浴衣の臭い防止をしておく

浴衣の臭いが気になるようなら、
浴衣を着る前に臭いつかないよう予防するのも良いと思います。

 

完全に臭いを予防することはできませんが、
一定の効果は期待できるでしょう。

臭いがつきにくくするスプレーを使う

最近では、臭いをつきにくくするタイプの消臭スプレーも販売されています。

 

着る前にスプレーを吹きかけておけば、
除菌効果によって、菌の繁殖を抑えることで、
ある程度は臭いを予防することができます。

タオルやインナーを使う

吸汗速乾機能のあるインナーを着たり、
体の凹凸を無くすために使うタオルを、吸収性の良いものにするなどで
浴衣が体に直接触れる範囲を減らしておくのも良いですよ。

 

浴衣と体が直接触れていなければ、
体臭が浴衣にうつることも、汗が浴衣に付着することも防ぐことができますよね。

 

また、こまめに汗を拭くことも大切です。

浴衣は洗濯する？クリーニングに出す？

浴衣は毎回洗わなくて良いとしても、
数回に一度、またはシーズン終わりには洗う必要があります。

 

浴衣は自宅で洗濯するか、それともクリーニングに出すのか、
これも、迷う人が多いでしょう。

 

洗濯するかクリーニングにするかは、
汚れの種類によって判断するのが一番良いのではないかと思います。

 

洗濯では落とせそうにないひどい汚れや、
自力では落とす自信のない、油汚れや血液などの汚れがある場合は
クリーニングに出して専門家にお任せしましょう。

 

 

それ以外の場合は、洗濯で十分きれいにできますよ。

 

自分で洗濯する場合、
「洗濯機」と「手洗い」の2パターンの洗い方がありますね。

 

洗濯機の場合は、浴衣を折りたたんで洗濯ネットに入れ、
「おしゃれ着洗い(ドライ)コース」で洗いましょう。

 

手洗いの場合も、押し洗いが基本ですよ。

浴衣を洗う頻度まとめ

夏に着ることが多い浴衣ですので、汗や臭いが気になる人も多いでしょう。

 

しかし、浴衣の生地を傷めてしまう可能性もあるため、
頻度としては、毎回洗わない方が良いとも言われています。

 

そうは言っても、浴衣の臭いが気になるという人は、
事前に予防対策をしたり、臭い消しの方法を使うことで
次回も気持ちよく浴衣を着ることができますよ。

 

浴衣を素敵に着て、お出かけを楽しんでくださいね♪