少しずつ部屋のモノをなくすようにしている私。
減らすのが一番難しいものって洋服ではないかと思います。
だって、やっぱりおしゃれしたいですもんね。
さすがに40代なので、流行に乗り遅れないようになんていう焦りの気持ちはないけど、
それでも、全く流行を無視した服では恥ずかしいとも思うから、
やっぱり新しい服は欲しいわけで。
そうなると、服ってなかなか減らない。
そんな中で、私が服をどう断捨離していったかをまとめてみました。
ミニマリストの服は数着程度!?
ミニマリストと聞くと、服は10着くらいしか持ってないというのがイメージだと思います。
女優の北川景子さんが「10着くらいしか持たない」というのは有名な話ですね。
私も、友人に「ミニマリストいいよね~」と話したとき、
「えー、服数着しか持たないんでしょ?絶対私ムリだわ~」
っていう会話になったことがあります。
この部分だけをピンポイントで考えると、正直私もムリだと思ってました。
だって、やっぱり欲しい服は買いたいし、
まだ着れる服を捨てるのはもったいない気がしちゃうから。
でも、これが服が増えていく原因なんですよね~(;^ω^)
だけど、目指す目標が最初から高いとやる気も起きません。。。
ということで、私、ミニマリストほど極端でなくていいから、
自分の持っている服が全部把握できる量まで減らそう!と思うことにしました。
で、断捨離決行です(`・ω・´)ノ
断捨離は一度にやらない
服を断捨離しようと決めたけど、全部をいっぺんにやるのはかなり大変です。
それに、今全く着てないシーズンの服について捨てるかどうか考えるのって難しくないですか?
なので私、長期戦で断捨離していくことにしました。
どのくらい長期かというと、2年間くらいです。
②秋の衣替えで春夏服の断捨離
③春に2回目の秋冬服の断捨離
④秋に2回目の春夏服の断捨離
ポイントは、衣替えのタイミングで断捨離すること。
これは、つい最近まで着ていた服なら、
捨てるかどうかの判断がしやすいと思ったからです。
もうひとつのポイントは、
2回目の断捨離では衣替えをしなくていいところまで服を減らすこと。
2回目の断捨離で、クローゼットに収まる量まで服を減らせればOKという考え方でやってみました。
1回目の捨てる基準は緩くていい
実は私、服の断捨離をするのは今回が初めてではないんです。
引っ越しのタイミングだけでなく、
たまにガッツリ整理したい気分になる時があり、
そのタイミングでドサッと服を捨てることはありました。
でも、時間が経つとまた少しずつ服は増えていってしまいます。。。
それってたぶん、
『断捨離で空いたスペースを埋めたくなってしまう心理』とか、
『捨てなきゃ良かったと後悔して、似た服を買ってしまう』とか、
そういうものがあるからなんだろうな~と、自分なりに分析したわけですよ。
だから、勢いで捨てるのではなく納得して捨てるようにしないとダメなんだろうなと。
なので、勢いではなく、ちゃんと断捨離しようと決心した今回の服の断捨離は、
長期戦で行くことにしたんです。
1回目の断捨離は、
①着すぎてヨレヨレになった服
②2シーズンにわたって一度も着なかった服
③同じような服が他にある
①気に入っている服
②このシーズンに購入した服
このような基準で処分する服を決めていきました。
けっこうルールは緩めです^^
長期戦のつもりなので、1回目の断捨離では思い切った決断はしません。
例えば、2シーズンにわたって一度も着なかった服。
本当なら今シーズン着なかった服は処分対象でいいと思うんですが、
ここでいったん保留にしているのは、長期戦で断捨離するから。
私の心の中では、『まだ着れるから捨てるのがもったいない』という思いはあるし、
今年はちょっとトレンドから外れてたりして着れなかったけど、
『また着るかも知れない』という考えも出てきてしまう。
流行はまた戻ってくると言いますからね~(;^ω^)
でも、断捨離をする上で、
この『また着るかも知れない』『もったいない』はNGワードらしい。
そんなこと言ってたら何も捨てられないですからね~。
断捨離できる考え方に自分がなっていない状態で、
いきなりバーンと捨ててしまうのはストレスだし、たぶん続かない。
だからこそ、1回目の断捨離では、捨てる基準を緩めにしておくのがいいと思うんです。
また、同じような服をいくつも持っているということもあるんですよね。
流行が…と言っていても、
自分の好みや似合う服ってだいたい決まってる。
だから、新しく買うものも意外と同じような服ばっかりだったりします。
で、家に帰ってから、
「あ、似た服持ってた」なんて思うことはよくありました。
なので1回目の断捨離では似たような服がある場合は、1~2着だけ残して残りは処分です。
色やシルエットが似た服を横に並べると、
『これがあれば、こっちの服はいらないな』と比較して処分しやすくなりますよ。
お気に入りの服は残していい
自分で決めた『捨てる基準』に当てはまる服でも、気に入っている服は残しておくといいと思います。
捨てた後で絶対に後悔するから。
自分が、捨てることに納得いかない服は捨てません。
ただ、気に入っているけど着る機会がほとんどないような服は、
捨ててもいいと思ってます。
例えば、すごく気に入っているパーティドレスを持っていたんですが、
着る機会は数年に1度程度。
特に40代ともなると、結婚式や二次会なども全くと言っていいほどなくなります。
高かったし、かなりお気に入りの服だけど、
冷静に考えたら『これ、今の私の年齢で着ても大丈夫か!?』(゚∀゚; )と思ってしまった
なので、お気に入りのパーティドレスは処分しました。
逆に、お気に入りのジャケットがあるのですが、これは数年全く着てないけど残しました。
かなり気に入って買った服だったから。
全く着ていないし、これからも着るか分からない服ではあるんだけど、
残すことに決めました。
気に入っている服でも納得できる服は捨てればいいし、どうしても残しておきたい服はムリして捨てなくていい。
緩い断捨離だからこそ、こんな感じでいいんじゃないかなと思ってます。
2回目は【衣替え不要】の量まで減らす
2回目(2年目)の断捨離では、
『クローゼットにオールシーズンの服が収まるところまで減らす』
を目標に捨てていくことにしました。
もちろん、1回目の断捨離以降に購入した服もあるので、それも含めて全部です。
1回目の断捨離のおかげで、すでに量は少なくなってるし、
自分の服に対する考え方も少し変わってきているはずだし、楽にできそうです。
でも、2回目(2年目)の断捨離では、捨てる基準を厳しくするというよりは、
吟味して処分していくというじっくり考える方法に変えます。
服を処分していく上で私が決めたのが、
・自分に合わない服はお気に入りでも処分
この2つ。
流行はすぐに変わっていくので、流行りものの服はすぐに処分していくことにします。
私、デニムが好きで10本くらい持っていたけど、
ほとんどが何年も前から買い足してきているものばかり。
つまり、今はハイウエストが主流だけど、ローウエストの物もあったりするわけです。
ウエストが隠れる服を着れば分からないからいっか~
なんて思ってずっと持ってたけど、2回目の断捨離ではこういったデニムも処分しました。
また、いくらお気に入りの服でも自分に合わない服は処分です。
これは、体型や年齢も含めてです。
若い頃は似合っていた色でも、年齢が変われば似合わなくなることってあるんですよね~。
判断に迷ったら、一度着てみるといいと思います。
「あれ!?全然似合ってない(;゚□゚)」と気づくことができますよ。
かなり悲しいことですけどね (_ _|||)
でも、今の自分を知るって大事です!
こうして処分していくと、たくさん服を持っていても、
実は本当に着ている服って、意外と多くないんだと気づくと思います。
そこに気づけたら、
たぶん断捨離の考え方ができるようになったんだなといった感じです。
2回目の断捨離を終えると、
これで衣替えというめんどくさい作業が今後必要なくなります。
ただ、シーズンで服は分けたいですよね。
暑い季節に、コートとか見るとそれだけで『うわ~あつっ』って思いそうだし。
なので私は、クローゼットの左右でシーズンを分けて、
衣替えの時期に、左右をガサッと入れ替えるという衣替えをしています。
これは私がクローゼットの右半分をよく使っていて、左側はあまり使っていないからできることなんですけどね。
衣替えをしないのがルールではないので、
シーズンごとに不要なものは片付けるのも、部屋がスッキリするのでいいと思います。
新しく服を買うときに気を付けること
せっかく服を減らしたのに、新しい服をどんどん買ってしまっては、
また服が増えていってしまいます。
でも、買わないわけにはいかないですよね~。
服を新しく買うときに、気を付けておくことさえしっかり覚えておけば、
服が増えていくことはないと思います。
ただ、私がまだ実践経験が浅いので、絶対と言えないけど。
流行の服はファストファッションでOK
流行はあっという間に変わっていくので、ファストファッションで十分。
基本的には、購入したシーズンに着倒してシーズンが終わったら処分していきます。
高い服を買ってしまうと簡単に捨てれないけど、
お値打ちな服なら、「こんだけ着たら十分でしょ」と思えるから。
最初は、
『40代なのに安い服着てるって思われると恥ずかしい・・・』なんて気持ちもあったけど、
今のファストファッションは高見えする服もいっぱいあるし、
どうしても気になるなら、アウトレットで買えばいいですしね。
私、もともと流行に敏感じゃないので、
買ったからといって、バーンと服が増えることはないし、
増えたとしてもシーズンが終われば捨てるものなので問題なしです。
新しい服を買うときは買い替える時
新しい服を買いたいと思ったら、まずは減らす服を考えるようにします。
クローゼットの服を増やさないということは、
「新しい服を買うときは、処分する服を決めないといけないとき」
ということです。
コートを買うなら、今あるコートを処分することが前提だし、
スカートを買うなら、今あるスカートを処分しないといけないです。
そうしないと、また服は増えていっちゃいますからね。
この考えが自分の中に定着してくれると、衝動買いが全くなくなります。
服をあまり買わなくなるので、節約にもなってくれるんですよね。
ただ、例外はあります。
例えば、今までやってなかったことを始めて、それ用の服が必要な場合は、
代わりに普段着を捨てるわけにはいかないので増えてもOKとするとか。
具体的には、マラソンを始めたとか、ヨガを始めたとか、ゴルフを始めたとかですね。
でも、これは始めた時だけの条件です。
その後はそのカテゴリの中で買い替えをしていかないと増えていっちゃうので注意です。
特に、友人と一緒にスポーツなどを始めると、
どうしても『毎回同じ服だと恥ずかしい』という見栄が・・・。
ただ、意外と人の服って見てないです。
私なんて、「今日友達、何着てたっけ?」ってことはしょっちゅうです。
なので、2~3着を着まわせば全然大丈夫だったりします。
話が反れましたが、
新しい服を買うときは、ある服を処分することが徹底できれば、
服が増えていくことはないということです。
定番服はいいものを買う
流行の服ではなく、いわゆる定番服は長持ちするよういいものを買うといいです。
定番と言われる服の中でも、デザインやシルエットなどが毎年違ったりするけど、
それでもずーっと変わらない服ってありますよね。
例えば、シャツとかコートとか。
こういった定番の服は、流行に関係なくいつでも着られるので、
高くていいものを買っておけば、数年は買い替える必要がなくなります。
そうすれば、節約にもなりますよね。
で、節約になった洋服代を貯金しておけば、
高い服を買うときの大きな出費を心配しなくて済みますよ。
インナーや靴下、バッグも買い替え方式で
ブラジャーやショーツ、靴下などは、服以上にどんどん増えていきますよね。
バッグも、かわいいものを見つけると欲しくなっちゃいます。
こういった服以外のものって、
これは服じゃないから~と自分に言い訳して、ついつい増やしてしまいがち。
なので私は、服と同様、
『新しく買うときは、あるものを捨てて入れ替える』は守るべきルールとしています。
ただ、私は決して完璧を目指しているわけではないし、
どうしても断捨離しないと!という切迫した状態でもないので、
今以上増えないようにというルールは決めるけど、持っている量を最小限にする必要はないと思っているんですね。
だから、下着やバッグ、ストールやマフラーもそれなりの数を持ってます。
服の量を減らしたことで、今までと比べて服装がシンプルになった分、
小物でおしゃれを楽しむという点で考えても、最小限まで減らしてはいないんです。
それくらいの感覚なので、服以外のものは若干多めに持ってるけど、
『今以上には増やさない』が徹底できればOKなんです。
服の断捨離まとめ
クローゼットにパンパンに入っている服たち。
2年がかりで段階を踏んで断捨離したことで、
自分で納得しながら残す服を厳選して、スッキリしたクローゼットになりました♪
私の性格上、『納得しながら捨てる』のが一番大事だと思っていたので、
長期戦のやり方で断捨離して良かったなと思ってます。
服を少しずつ減らしていったことで、
自分のスタイルをいきなりガラッと変える必要もなかったし、
モノを増やさない考え方も、
時間をかけた分しっかり身につけることができたんじゃないかなと。
まだ服の断捨離後の生活は、あまり経っていないけど
服を買う時に、『本当にこの服は必要?』を考えるようになったし、
持ち服が減った分、どんな服を持っているかが覚えていられるので、
合わせるのが難しい服を買ってしまうことがなくなったと感じてます。
服の断捨離は、部屋がスッキリするだけじゃなくて、
お金の節約にもなるから、本当にやって良かった( *´艸`)♪
クローゼットのきれいな状態、絶対にずっと続けるぞー!