年末年始は、帰省や旅行などで家を留守にする人も多いと思います。
お正月を迎え、続々と届くであろう年賀状ですが、
もし送っていなかった人から届いていたとしても、旅先では確認ができませんよね。
自宅へ帰ってから急いで送らなきゃ!ですが、
年賀状は何日まで出していいのかご存知ですか?
今回は、年賀状は何日まで出していいのか、遅くなった場合はどうしたらいいのか
についてまとめました。
年末年始 旅行で年賀状が送れない時は?
今年の年末年始は旅行を計画している、いつもより長く帰省する予定など
自宅以外の場所で過ごされる人も多いですよね。
もしこのような計画をされているのであれば、
まずは、年賀状を早めに準備して出発前に投函しておくようにします。
仕事が忙しく、普段は年末ギリギリに年賀状を書いているという人も、
今年は早めに準備しておきましょう。
せっかくの旅先で、「帰ったら急いで年賀状作らなきゃ!」
なんて考えてしまうようでは、もったいないですよね。
早めの投函は、相手に失礼にならないためでもありますが、
自分が旅行を楽しむためでもあると思えば、ちょっとがんばる気になりませんか。
2019年の年賀はがきの引き受け開始は、
12月15日からだそうですので、余裕を持って投函しておくと良いですね。
ちなみに、郵便局のホームページによると、
12月25日までに投函すれば、元日に届けてもらえるようですよ。
年賀状は何日まで出していいの?
年末年始の旅行や帰省などから帰宅して、
届いている年賀状を見ていたら、送っていない人から届いていた。
そんな時は、すぐに年賀状をお返しすると思いますが、
「年賀状」を出しても良い期間というのがあるので注意が必要です。
年賀状と松の内の関係
年賀状の「年賀」は新年(お正月)のあいさつという意味を持っています。
お正月の期間は、歳神様が家に滞在している期間といわれ、
この期間を「松の内」と呼びます。
そのため、年賀状は、
松の内の期間に相手に届いているのがマナーとなります。
では、松の内はいつまでなのかというと、実は地域によって異なるようなのです。
大きく分けると、
関東では1月7日までを松の内としている地域が多く、
関西地方では1月15日までとしている地域が多いという特徴があります。
現代では、1月7日までを松の内とする考え方が一般的になっているようですね。
ですので、年賀状は相手に1月7日までに届くように出すようにしましょう。
年賀状が7日までに届くには?
年賀状は年始に届けて欲しいのは当たり前のことだから、
郵便局も年始は特別に配達してくれてるよね?
と思っている人もいるかも知れませんが、それは間違いです。
年賀状であっても、通常のはがきと同様の配達なのです。
年始で特別なのは、
「曜日に関わらず、元日だけは必ず配達してくれる」
のみなんです。
1月7日までの期間であっても、日曜や祝日はお休みです。
ということは、曜日を考慮して投函しないと、
1月7日までに相手に届かない可能性があるということです。
県外や県内の場合でも多少配達日数にズレが生じますので、
送り先が遠方なのかも考慮する必要があります。
絶対に大丈夫とは言いきれませんが、
日曜日を除いて3日前に投函すれば、ほぼ安心と言ってよいでしょう。
例えば、2019年だと
1月6日が日曜日ですので、1月7日の3営業日前で1月4日ですね。
年賀状が遅れた場合はどうしたらいい?
長期の旅行や帰省で、自宅に帰ってから年賀状を書いても
松の内の1月7日までに間に合わないということもあると思います。
そんな時は、寒中見舞いとしてに送りましょう。
寒中見舞いは、年賀状とは違い、
「寒さが厳しい季節に、相手の健康を気づかう便り」です。
年賀状のような新年に関する文面は使わないのがマナーですので、
注意しましょう。
年賀状が遅れたお詫びや理由を書く
年賀状のお返しを寒中見舞いで出す場合、
年賀状を出せなかった理由やお詫びの一言を書くことをおすすめします。
年賀状を送った方は、
もしかしたら、あなたからのお返しがないことを心配しているかもしれません。
また、寒中見舞いは、
喪中で年賀状が出せなかった人が年賀状の代用として送る場合もあります。
そのため、お返しが遅くなってしまった理由やお詫びの文を添えると
とても丁寧で、相手が心配しなくて済むので親切ですよ。
《お詫びの例文》
●年末より旅行に出かけて(帰省して)おりましたため、
新年のご挨拶が遅れましたこと心よりお詫び申し上げます。
●年末の慌ただしさに紛れ、新年のご挨拶が遅れてしまい申し訳ございませんでした。
旅行や帰省していたことを相手に伝えたくない場合もあると思います。
おみやげを用意していない、細かいことを聞かれたくないなど、
伝えたくないこともありますもんね。
その場合は、2つ目の例文を参考にしてくださいね。
年賀状のまとめ
年末年始は旅行や帰省で家を空ける予定なら、
年賀状を早めに準備し、出発前に出しておくようにしましょう。
年賀状を送っていない人から、届いていた場合は、
旅行で疲れていることと思いますが、
できる限り早めにお返しを書くことをおすすめします。
松の内の期間中に相手に届きそうなら年賀状で、
松が明けてしまうなら寒中見舞いでお返しを書きます。
年賀状であっても、寒中見舞いであっても
お返しが遅れてしまったことのお詫びを一言添えておくと
相手が不快な思いや心配をしなくて済むので親切ですよ。
年賀状は、出来るだけ出発前に終わらせて、
ぜひ旅行を楽しんできてくださいね♪