金華山登山 初心者が瞑想の小径で登り、百曲り登山道で帰ってみた

体力づくりもかねて、登山を始めてみようと思っている私。

数カ月前に友達とノリで登った金華山に、今度は一人で行ってきました。

10月に入ったとはいえ、日中は30度以上の予報だったので、朝から出発です。

まだ本格的に登山を始めていない私、ちょっとだけ不安を感じながらのスタートです。

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金華山登山 瞑想の小径で登ってみた

今回は、一緒に登る子供がいないので、瞑想の小径に挑戦してみようと決意。

瞑想の小径を選んだのは、まあ体力的な問題が一つ。

以前持ち帰った登山道の案内で、難易度が下から2番目だったので。

そしてもうひとつは、今年岐阜城の石垣などが新たに発見されたという情報を見たから。

明智光秀にゆかりのある岐阜県は今、2020年の大河ドラマ『麒麟がくる』で盛り上がろうと、
パンフレットや冊子などが配布されていて。

その中に、2019年に発見されたばかりの石垣が、
『瞑想の小径』ルートで見れると書いてあったんです。


岐阜県大河ドラマ「麒麟がくる」推進協議会『明智光秀』冊子より

それなら、見に行ってみよう!ということで、今回は瞑想の小径で登ることにしたわけです。

私の今回の登山服装は、
・トレッキング用ではない、普通のスニーカー
・半袖Tシャツ
・ランニング用のCW-Xのレギンス
・短パン

さすがに前回よりはちゃんとしてるけど、それでも登山用ではない服装ですね(;^ω^)

瞑想の小径の入り口は、ロープウェイ乗り場まで行かなくても良く、
駐車場から近い場所にありました。

お城まで約50分。

9時05分、出発です。

最初は、階段がありますが、すぐに山道らしいごつごつした道に変わります。

少し登ると、何やら看板が。

この看板を見て、瞑想の小径ってそういうことね。と合点がいきます。

こういった看板がこの後もちょこちょこ出てきます^^

見落としてなければ、全部で5か所あったかな。

登山道は、かなり岩がごつごつしていて若干歩きづらいですが、
なだらかな上り坂なので、それほど大変ではありません。

途中で、瞑想の小径と馬の背に分岐です。

私の友達は、ランニングで馬の背を登ると言ってましたが、
私はまだ全然自信がないので、間違えないように『瞑想の小径』側を進みます^^

ちょうどこの分岐の左側が広い休憩スペースになってました。

休憩スペースとしてつくられた場所ではなく、『伊奈波神社旧跡』のようです。

現在の場所に遷されるまでは、こんな高い場所にあったんだなとちょっと驚きでした。

木の根っこと岩でごつごつして、道がどんどん歩きづらくなっていきます。

ゆっくり歩いて登っていきます。

途中で水がちょろちょろと流れる場所を発見。

たぶん雨が降ったりすると、小さな川ができるんだろうなと思います。

雨上がりに登る際は気を付けないとなと思いつつ、
そんな足もとが悪い時に登らないか…と思い直す私(^-^;

ちょうどこの写真を撮っている時に、上からガサガサという音が。

な、何!?

イノシシ!?熊!?

なんて思って斜め後ろを見上げてみたら、なんとリスが( *´艸`)

私なんて全く無視して、食事をしてました。

遠くて写真撮れなかったけど、たぶんリス園のリスなんだろうな~。

だから、人間を見慣れてるのかもしれない。

城まで1100m。

このあたりまで来ると、ちょっと木々の密度が減ってきて、
街の景色が見えるようになります。

風も通るようになって、心地よくなってきます。

体はつらいんですけどね(;^ω^)

この看板、まだ半分か~と一瞬げんなりしてしまいます (◞‸◟)

でも、後半に急斜面が続くと書いてあったので、恐らくここからの方が大変。

気合を入れ直して、先へ進みます。

ものすごい立派な根っこの場所が。

これ、道の横とかにあるんじゃなくて、ここが登山道。

この根っこの上を登っていくんですよ~。

凄すぎる根っこに驚きながら、踏んでごめんね~と登っていきます。

後半急斜面だとは覚悟してたけど、想像してたよりすごかった。

身長の低い私では、けっこう足を上げないと登れないような高さの石もあったりします。

登山に慣れてる人にとっては、たぶん大したことないんだろうとは思うけど。

すでに、足がパンパンになってるので、特に足もとに気を付けながら、
確実にゆっくりと一歩一歩登っていきます。

完全に急斜面やん(>_<)

マジでしんどい( 一一)

このあたりで、一度引き返そうかと心が折れかけました。

でも、あと少しと思い直して踏ん張ります。

城まで残り300mで絶景ポイントとの案内が。

少し広いスペースがあり、そこから景色が見渡せました。

こんな高いところまで登ってきたんだね~と、写真をパシャリ。

天気もいいし、風が涼しくて気持ちいい(*´д`*)

あれ?そういえば、発見された石垣は???

と思っていたら、この先でやっとそれらしき看板を見つけました。

で、この看板の画像と、冊子を写メして持って行った画像を見ながら、
このあたりでウロウロ探してみる。

み、見つからない(>_<)

そもそも、岩なのか、石垣なのかってどう見分けるんだ!?

この付近を何度も登ったり下りたりして探すも、
結局、「これだ!」と確信持てる場所は見つけられず(´o`)

これなのか!?という場所は撮ってみたけど、違う可能性も大です。

この石垣や巨石が裏門の跡らしいということからも分かるけど、
瞑想の小径は、岐阜城の裏側に到着です。

10時00分、到着しましたぁ~。

ゆっくり登って、途中では石垣探しに時間がかかったけど、
55分で着けたので、慣れてスムーズに登れたらたぶんもっと早いのかもしれない。

登山のゴール地点に岐阜城があるのは、なんだか達成感があって嬉しいです。

前回の七曲り登山道では、ロープウェイ乗り場がゴール地点みたいな感覚だったので。

岐阜城の中は、普段は有料なのですが、この日が平日だからなのか無料開放されていたので、
岐阜城の中で、少しだけ休憩させてもらいました。

裏門側からは、岐阜城全体が見づらいので、表側に回ります。

立派です^^

パンフとかでよく見るアングルと同じになってしまった(^-^;

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金華山登山 帰りは百曲り登山道で

帰りは、百曲り登山道で帰ろうと思っていたので、下山口を探します。

岐阜城付近には、百曲り登山道の案内が見当たらない。

スマホで検索してみるも、頂上スタートの下山口を教えてくれている人がいない(>_<)

とりあえず、ロープウェイ乗り場まで降りてみる。

あ、あった。

百曲り登山道と、七曲り登山道の下り口は、リス園の横あたりにありました。

簡単だから、誰も教えてないだけなのかも (^-^;)

少し休憩もしたし、足もつらくないし、

こんな感じで始まります。

下山スタートの階段を降りたところで、後ろから男性が。

私はゆっくり下りたいので、先に行ってもらおうと振り返ると、
なんと偶然にも前の会社で一緒だった人でした。

部署も違うし年齢も全然違うので、たまーに話をする程度の人でしたが、
こんなところで偶然会うなんて、驚きです。

この方はがっつりトレッキングの服装だし、私とは全然次元が違うから、
話しながら下るなんて雰囲気ではなかったし。

「お久しぶりです」と挨拶だけして、先に行ってもらいます。

さすが早い、あっという間に見えなくなってしまいました。

定年で退職されてから何年も経つので、たぶん70前後なはず。

すごいな~と思いながら、小さくなっていく背中を見送りました。

百曲り登山道は厳しいと書いてあったけど、けっこう緩やかな下りが続きます。

なんだ楽かも~なんて思ってたら、大間違いでしたが(;^△^)

木でつくられた階段とかは楽でした。

でも、写真のようにコンクリートで舗装された道もあったんですが、
下りでは勢いが付きやすく、膝にくるな…って感じでした。

登りの時は楽なんでしょうけどね、きっと。

で、所々にある難所というのが、たぶんこのごつごつした岩場。

下ってから、振り返って撮ってます。

瞑想の小径でもあったような、岩場の急斜面が百曲り登山道にもいくつかあり、
足をどこに置いたらいいのかを考えながら、慎重に下りていきます。

おかげで、頭も使うことになって良かったんですけどね (*^.^*)

こんな岩場とかヽ(ι´Д`)ノ

岩場で若干もたついたけど、意外にあっさり下山できてしまった。

ゴール!

所要時間30分ほどでした^^

百曲り登山道は、一般の道路に降りてくるので、
道路を右に進んで岐阜公園へと戻っていきます。

岐阜公園を散策

登ってるときや、下ってるときは、足がガクガクだったのに、
平坦な道になると全然平気な気がするから不思議。

まだ全然歩けるな~と思ったので、岐阜公園をちょっとだけ散策。

華松軒というおいしそうなお茶屋さんを発見。

でも、恐ろしく汗だくの私…。

今日はやめておこう(T_T)

見たことはあったけど、何か確認したことがなかったこの門。

『織田信長居館跡』の門なんだそう。

地元だと、馴染みすぎてなのか、知らないことって多いから驚きます。

入ってみた。

ん、確かに遺跡っぽいけど、特に何もない(;^ω^)

そのまま進んでいくと、三重塔が見えた。

三重塔の下部分が現在工事中で、景観は全く良くない。

これも仕方ないか。

織田信長居館跡を超えると、ロープウェイ乗り場の建物の裏側につながってました。

小銭がなく、自販機で飲み物が買えなかったので、仕方なくおみやげ売り場へ。

飲み物を買おうとレジへ行くと、美濃和紙に書かれた『登城記念』が売っていて。

御朱印は集めてないけど、気になったので1枚購入。

いい記念になりました(#^.^#)

さ、駐車場へ戻っていきましょう。

瞑想の小径入口を通り過ぎると、遊具などがある公園があります。

そこに滝があり、木陰に座るととっても気持ちが良かったです。

少しのんびりした後、駐車場に向かって戻っていきます。

あ、今回私は、有料駐車場ではなく河川敷の無料駐車場に停めたので、
まだ少し歩かなければいけないんです。

駐車場については、別の記事で書いてます。

山頂に織田信長の居城で知られる岐阜城がある岐阜の金華山。金華山には登山道が複数あり、平日も多くの登山者が訪れます。登山初心者の私、先日友人達とノリで金華山に登ることに。そんな素人でも金華山に登れる?七曲りはどんな登山道?入口近くに駐車場はある?についてまとめました。

公園の橋に鮎の絵が。

これは鵜かな?

ちょっとかわいい( *´艸`)

鵜飼観覧船造船所もありました。

こんなところにあったなんて、全然知らなかった。

さらに駐車場に向かって歩くと、護国神社があります。

こちらの神社も一度も参拝したことがなかったので、行ってみることに。

拝殿で、参拝してきました。

河童と小さな牛の置物がある場所に稲が。

紙垂(しで)で囲まれていたので、奉納するための稲なのかもしれないです。

護国神社は、汗だくな私には厳かすぎて、参拝してさっさと出ました。

また今度、普通の時に来てみよう。

金華山登山まとめ

2度目の金華山登山。

いや、金華山どころか、本当に二度目の登山でした。

瞑想の小径も、百曲り登山道も、登れなくはないけど決して楽ではなかったです。

やっぱり初心者は、七曲り登山道が一番ですね。

次は馬の背に挑戦してみようかな。

でもその前に、トレッキングシューズ買わなきゃ。

七曲り登山道は、普通のスニーカーでも問題ないと思ってましたが、
瞑想の小径や百曲りは、普通のスニーカーでは心許ないです(>_<)

ごつごつした岩場が多いので、靴底がしっかりしたものの方が安心。

今回の登山で、
何度か、靴底が取れるんじゃないかと思うことがありましたもん。

登山靴、探してこようと思います!

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