スキューバダイビングを楽しんだ後、記録としてログ付けをする人が多いと思いますが、
あなたは、どんなログブックを使っていますか?
ダイビングメーカーや団体が販売しているログブックを使い続けている人もいますが、
すぐに無くなるし買い足すのが嫌なので、私は自作のログブックを使っています。
そこで今回は、自作のログブックに必要な項目や、
参考になるテンプレートなどをご紹介したいと思います。
ダイビングのログブックを自作しよう
スキューバダイビングを楽しんだら、その時の状況を記録しておくために
ほとんどの人はログ付けをすると思います。
ログ付けは、ダイビングのライセンス取得時には『書くように』と勧められますが、
実は必須ではないんですよ。
ですので、私もいろんな場所で、ログ付けしていないダイバーに出会うことがあります。
それはそれで全然間違っていないし、問題でもない。
個人の自由ですからね~^^
でも、すでにログブックを付けることがクセになっている私は
毎回ちゃんと書いてます。
ログブックを付けるメリットは?
ログブックを付け続けていることには、メリットがあると私は思っています。
例えば・・・
いつどこにダイビングに行って、どんな生物に出会えたのかが振り返れること。
これは動画や写真を撮っている人はそちらを見ることの方が多いかも^_^;
ただ、私の場合、生物の名前がなかなか覚えられないので、
ログブックに出会った生物名を書いておくことで、
写真と合わせて見ることができてとっても助かっています^^
『あ~、この子(生物)の名前なんだっけ?』って時にログブックがあると、
思い出せるんですよね。
また、自分のスキルの成長が分かるのも
ログをつけておくことで得られる喜びかもしれないです。
初心者の頃によく感じるダイビング中の緊張感とかは、
呼吸に影響していて、エアの減り方が早かったりします。
でも、ダイビングに慣れてこれば気持ちに余裕ができるので、
呼吸もゆっくりになり、エア持ちが良くなります。
ログブックにタンクの残圧の記録を残しておくことで、
『エア持ちが良くなったなぁ~。成長したな私(*^_^*)』なんて思えたりします。
このように数値として自分の成長が見られるのは、
ログで記録しておいたからこそ気付けるものだろうと思いますよ。
他にも、新しいダイビングショップを利用する時などは、
ログブックを見せることで
自分のスキルなどをインストラクターさんに知ってもらうことができます。
自分のスキルを知ってもらうことによって、
初めての場所でも、安全で安心なダイビングプランを組んでもらえる可能性が高くなります。
さらに、私の場合は、よく利用させてもらう行きつけのダイビングショップに行くと、
インストラクターに『最近どこに潜った?』っと聞かれるので、
一緒にログを見て盛り上がったりします。
インストラクターさんは、なかなか他の地域で潜ることができないので、
お客さんからの情報が楽しみだったりするみたいですよ^^
ログブックは自作してもいい?
書くのはちょっとめんどくさいけど、つけておくといろいろとメリットもあるログブック、
どんなログブックを使っていますか?
PADIとかNAUIといったダイビングの団体から出ているものを買って使っています?
私も以前はPADIのログブックを使っていましたが、
私が必要ないと思って書かない項目が多いし、すぐに無くなるし、意外と高いし・・・
で嫌だな~と思っていたんです。
で、よしそれなら自分で作ってしまおう!と考えたわけです。
最近ではログブックのアプリなどもありますが、私はあえて紙でログ付けを続けたいと。
今のところはそう思っているんです^^
人に見せやすいですしね~。
ログブックは、つけるかつけないかも個人の自由です。
そして、ログ付けをする人も、何を書き残すのかは個人の自由なんです。
ですので、自分が書き残したい項目だけに絞って、
自分だけのオリジナルログブックを作ってしまえばいいんじゃない?と考えたんです。
せっかくの楽しいダイビング、
オリジナルのログブックで楽しい思い出をそのまま残しちゃいましょう♪
ダイビングのログブックで必要な項目は?
自作のログブック・・・作ってみたいけどどうしたらいいのか?
エクセルを開いたはいいけど、頭の中は真っ白。
画面も真っ白のまま。
それでは、いつまでたっても完成しませんね^_^;
先ほどもお伝えした通り、何を書き残すのかはそれぞれの自由です。
でも、せっかくログ付けするなら、
最低限書き留めておいた方がいいという項目はあります。
ま、必須ではありませんが参考までに。
《ダイビングログに必要な項目》
・日付
・ダイビング本数
・潜った潜水地やポイント名
・気温、水温
・タンク容量、種類
・タンク圧力、残圧
・スーツ
・ウェイト量
・潜水時間
・最大水深、平均水深
まず、日付やダイビング本数については、書いておいた方が良い記録です。
ダイビングを申し込んだ際、
ほとんどのダイビングショップで最終潜水日やダイビング本数を聞かれます。
ログブックに書いておけば、覚えておく必要がないので安心ですよ。
タンクの容量と種類、スーツとウェイト量はセットで書いておくと便利です。
使用するタンクは、8ℓや10ℓと容量が違う場合もあるし、
ショップによってスチールなのかアルミなのかも違ってきます。
また着用するスーツも季節や水温によって、
3mmにしたり5mmにしたり、またはフードベストを着こんだりと変えることがありますよね?
これらの情報はすべてウエイト量と関係してくるので、
どんなタンクでどんなスーツの時、ウエイト量は何㎏なのか?を記録しておくと
次に潜る時に参考になります。
タンクの圧力や残圧、潜水時間や最大水深などは、
自分のスキル確認の為に残しておくといいと思います。
どのくらいの深さで、どのくらいの潜水時間だと、自分はエアをどのくらい使うのかを知っておくことは、安全にダイビングするためには大切なことだと私は思っているので、重要ポイントとして書き残すようにしています。
あとは、出会った生物を書いたり、
バディのサインやインストラクターのサインを書いてもらうスペースを作るのもいいと思います。
インストラクターさんは、サインだけでなく
『○○に出会えてよかったですね~』『中性浮力安定してきましたね♪』など、
一緒に潜った感想などコメントを書いてくれることもありますよ。
また、私は絵心がないので無理ですが(^-^;
潜ったポイントの地形やルートを簡単な図にして、その図上に出会った生物を書いている人を見かけたことがあります。
どこにどんな生物がいたのかもひと目で分かるので、
そこまで書けると、羨ましいくらい素敵なログになりますよね。
ちなみに、私はログブックを一から自作していません^_^;
実は、テンプレートをダウンロードし、それを自分流に加工して作り上げたんです。
テンプレートを流用することで、枠線など細かい設定を自分でする必要がないため、
かなり楽にオリジナルログブックが作れちゃいますよ。
ダイビングのログブックのテンプレートおすすめは?
ダイビングのログブック、
私が流用させてもらったテンプレートはネットから消えてしまっているようです(>_<)
他に簡単なものがないかな~と探してみました。
ん~、エクセルでダウンロードして自分で加工させてもらえるものは
随分少なくなってしまいましたね^_^;
そんな中、見つけたのがこちらのログブックです。
見やすいし、イラストもかわいらしい。
必要な項目もちゃんとあるし、分かりやすいと思います。
これを参考に自分なりに変えていくのがいいんじゃないかなと思いますよ。
ちなみに、私のログブックはこちらです。
⇒diving_log.xls (ポチっとするとExcelがダウンロードされます)
※6穴の手帳型の大きさに設定しています。
空いたスペースには、ネットで可愛い生物イラスト(マンタなど)を探して貼り付けています。
イラストで可愛く飾るもいいですし、シンプルにするのも良しですね。
ダイバーのシルエットイラストなどを入れると、かっこよくなりますよ。
ちなみに、私のログブックではナイトロックスにも対応しています。
エクセルの良いところは、使っているうちに、
いらないと感じる項目を消したり、書きたいと思った項目を追加できることです。
最初から完璧に完成させなくても、必要に応じて直していけるのがいいところなので、
その利点を生かして、まずは使ってみるのが良いと思いますよ。
ダイビングログブックを自作まとめ
スキューバダイビングのログブックは買うと意外と高いのが難点。
でも、記録は残しておきたい。
よし、それなら自分で作ってしまおう♪という発想です。
ログブックがかわいいと、ダイビング後のログ付けも楽しくなりますし、
後で見返した際にも楽しさがよみがえってきそうですよね。
自分が必要と思う項目だけに絞って、
かわいくおしゃれなログブックをぜひ自分で作ってみましょう^^