夏の海水浴や旅先などで、海の中の写真を撮りたいなと思ったとき、
「スマホを防水ケースに入れる」のが一番手軽かなと考える人が多いのではないでしょうか。
でも、防水ケースに入れた状態できれいに写真が撮れるのか?
が疑問に思う部分でもありますよね。
そこで今回は、スマホの防水ケースを実際に購入し、
使ってみた結果をご紹介したいと思います。
スマホ防水ケースの使い方
今回はこちらの商品「Lively Life」防水ケースを購入して使ってみました。
レビューの評価も高く、水深30mまで使用可能。
ケースに入れていても写真が綺麗に撮れるし、タッチパネルで操作ができる
と書かれていたので、購入してみました。
まずは見た目。
想像していたよりケース部分がシワシワで、
「このシワが写真に写りこまないだろうか・・・」と心配になりました。
まあ、でもカメラのところさえ、シワなくきれいにならいっか^_^;
ふたの部分は突起部分を横に押せば開くので、使い方はかなり簡単。
力もいりません。
防水ケースの水没チェック
まずは水没チェックをしておくようにと注意書きがあるので、
ティッシュを詰めてチェック。
最初はもったいないのでハンカチを使おうと思ったのですが、
たたむと分厚くて入らない^_^;
仕方ないので、ティッシュを数枚折りたたんで突っ込みました。
水没チェックなので、
端っこまでティッシュが入るよう、棒などで奥まで入れましょうね。
私、端まで詰めれていないですが(^_^;)
洗面に水をはり、ちゃぽんと入れてみます。
中に空気が入っているので、
当たり前のように、浮いてしまって水没チェックになりません。
おもりを使って、沈めてみました。
10分ほど放置した後、
水の中でゆらゆら動かしたり、ケース部分を押したりしてみました。
スマホが水没したらショックですからね、念入りにチェックです^^
取り出してからふたを開けると、こんな感じ↓。
ふた部分には水が入り込んでますね。
中のティッシュを取り出して、
全体をくまなく触って濡れていないかを確認します。
ティッシュを取り出す前に、ふた部分の水気を取っておきましょう。
ティッシュが濡れていた時に、
水没なのか取り出すときに濡れたのかが分からないと、チェックの意味がないですからね。
これで事前の水没チェックは終わりです。
スマホを防水ケースに入れて写真を撮ってみた
では、早速使ってみたいと思います。
私のスマホは縦が15.2cm、横が7.2cm、厚さが0.9cmくらいです。
スマホカバーとリングがついたまま入れると、こんな感じ。
大きめに作られているので、カバーを外さなくても入るのは便利ですね♪
カバーを外してスマホ単体で入れると、こんな感じ。
ちょっと緩めだけど、グラグラするほどではないのでちょうどいいかも。
防水ケースに入れて写真撮影すると?
残念ながら我が家の近くには海がないので、浴槽で試してみました。
スマホを防水ケースに入れて撮影。
まず防水ケースに入れると、タッチパネル操作はできますが指紋認証はできませんので、
設定を直しておきましょう。
浴槽に入れ、カメラを起動。
すると、水の揺れに合わせて誤作動が多発(>_<)
液晶画面にカバーが付いたり離れたりするたびに写真が撮影されてしまうのです。
カバーが触れるといけないのか・・・と分かったので、
次は空気を多めに入れてふたを閉めてみます。
今度は、空気を入れ過ぎてタッチパネルに触れない(-_-)
少しずつ空気を抜いて、ちょうどいい状態にするのに手間取りました。
で、やっと撮影開始。
被写体として、浴槽の中にガラス細工のカメさんを入れました。
それで撮影したのがこちらの画像です。
やっぱりちょっとボケてます。
何枚も撮影して、マシなのがこちらですので、結構な技術が必要そうです。
きれいに撮るという点では、やはり防水デジカメには劣りますが、
想像していたよりはきれいに撮れてるかな?という感じですね。
ただこのピンボケは、防水ケースに原因があるとは言いきれません。
なぜならそれは、スマホは水中撮影用の機能を持っていないからです。
水中撮影用のアプリなどを使用すると良いかもしれませんが、
そもそもあまりありませんし、あっても有料がほとんどですね。
とりあえず撮ってみるレベルなら防水ケースを使ってスマホで撮影でも良いですが、
思い出にきれいな写真を撮っておきたいなら、防水デジカメを準備した方が良さそうです。
防水ケースに入れて陸上での撮影は?
旅行中でも海水浴などでも、水中と陸上の両方で写真を撮る機会はやってきます。
ということは、海から出るたびにスマホを防水ケースから出すなんてことはしませんから、
防水ケースに入れたまま陸上でも写真を撮ることがあるでしょう。
スマホを防水ケースに入れていることで、
陸上での撮影まできれいに撮れない、となってしまっては悲しすぎます。
ですので、陸上でもカメを使って撮影をしてみましたよ。
こちらが防水ケースに入れて陸上で撮影したものです。
かなりきれいに撮れていますね。
で、こちらが防水ケースから出して撮影したものです。
どちらもそれほど変わりがないように見えますね。
並べて比較してみましょう。
防水ケースに入れている方が、
輪郭が少しぼやけて柔らかい印象になっている感じがしますね。
これならスマホを防水ケースに入れたまま陸上で撮影しても大丈夫そうです。
スマホ防水ケースで写真まとめ
今回は、「Lively Life」の防水ケースを使って水中撮影ができるかを確認してみました。
やはり商品説明に「きれいに撮れる」と書いてあっても、
被写体とカメラの間に1枚余分なものがあるわけですから、その分ピントはずれやすくなります。
そして、スマホのカメラが「海の中を撮影すること」に対応できていないのも
ピントがずれやすい原因かもしれません。
きれいに撮りたいけど、あまりお金はかけたくないという人は、
防水ケースを活用するのも良いですが、
きれいな写真を撮りたいのであれば、防水カメラを準備されることをおすすめします。
ぜひ参考にしてみてください。